現行型バイクのスチール製黒塗装カバー左右とアルミニウムの削りだしパーツを分厚いメッキ加工致します。

写真をご覧頂きますとお分かりになられます様に

このパーツ全て新品に近い状態で当社のメッキランクに

当てはめますと上メッキ加工、中メッキ加工(分厚いメッキ)

下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)全てに於いて

加工としては可能になりますが見栄えのクオリティに於いて

アルミニウム製バーだけは下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)で

メッキ加工を施した場合は素材表面に有るピンホールが表れた上での

クロムメッキ仕上げになる恐れが御座います。

錆びにくさのクオリティに於きましてはやはり上メッキ加工が一番良いです。

しかし当社のメッキランク中メッキ加工(分厚いメッキ)は

大手自動車メーカー様のメッキの分厚さよりも幾分厚いので

新品未使用品のパーツであるならば当社の中ランクである

中メッキ加工(分厚いメッキ)で見栄えのクオリティ

長持ちさのクオリティ共に申し分ない仕上がりになります。

あとは、お客様のクロムメッキパーツに対する見栄えのクオリティと

長持ちさのクオリティのお考えにより当社のメッキランクの中から

お客様ご自身が選択されメッキのランクに応じて施工させて頂く

流れになります。

今回の現行バイクパーツ黒色塗装のスチール製カバー左右パーツ(新車外し)

アルミニウムの削りだしバー左右(新車外し)共にこのパーツのオーナー様は

中メッキ加工(分厚いメッキ)大手自動車メーカー様同等の仕上がりを

ご希望されております。

因みにバイクパーツを当社でメッキ加工をご依頼してして頂いています

代理店様、業者様、個人様に一番人気のランクは中メッキ加工

(分厚いメッキ)大手自動車メーカー様使用です。

それでは、このスチール製カバーからメッキ加工の手順を皆様に

ご紹介させて頂きます。

どのパーツにも塗装や錆とめが施されていますがこれらの錆とめは

メッキ加工に於いては邪魔になりますので塗装剥離剤により

表面と裏面を綺麗に塗装剥離致します。

そして塗装剥離が終了したスチール表面には錆とめのメッキが

必ずと言ってよい程施されています。

このメッキも必要ないので完全に剥離致します。

ここでやっとスチール素材が出てきます。

まずバフ研磨作業により番手を上げていき最終420番研磨まで致します。

420番とは顔が映る程度です。

ここが綺麗さを追求する上では大変に重要となります。

この作業が終了致しますと銅メッキ加工を行い

もう一度、バフ研磨作業致します。

この作業の意味は420番手で顔がスチールに映り込むと言っても

表面にはピンホールが残っておりこのピンホールを銅メッキがバフ研磨によって

削れた銅の粉を利用しピンホールに埋める事が出来ます。

ですので銅メッキ加工が完成したのにもう一度バフ磨きするのです。

ピンホール埋めが終了したらもう一度銅メッキ加工を施して

ニッケルメッキを分厚く最後にクロムメッキ加工を施して

完成となります。