メッキ加工の役割から見る!メッキ加工の用途
2019年06月23日
製品や部品をメッキ加工する場合、重要になるのが装飾・外観・機能・性能といった面での向上と改善です。メッキ加工における様々な役割、用途、処理方法について詳しく理解してみましょう。錆防止役割があるメッキ加工が向いている用途は?錆防止に効果的なメッキ処理では「装飾用クロムメッキ」(当社はこのメッキに特化しています。)が一般的です。装飾用クロムメッキは錆とめだけでなく、光沢の美しさ、潤滑性にも優れています。自動車、バイク、トラック、自転車などの金属の部品、樹脂の部品、時計、カメラ、眼鏡のフレーム、家電、照明器具、インテリアなど様々なものに有効です。装飾用クロムメッキは美しさと耐久性を兼ね揃えたメッキ加工です。アルミ素材専用で錆防止を行いたい時のメッキ加工には「白アルマイト処理」があります。アルミ素材の防錆だけでなく色合いを変えたい時にも有効です。白色だけでなく任意の色でカラーリング出来るのも特徴の一つです。(通称、カラーアルマイト)主な用途としては、工場製品、建材、家庭用品、装飾品などです。室内のカーテンレール、自動車の部品、ネジ部品といった小さな部品の錆防止に向いているメッキ加工として「亜鉛メッキ処理」もあります。機能・性能面を付加する役割もあるメッキ加工はどんな用途で使われる?硬くしたい、滑りをよくしたいといった機能面・性能面を向上させたい時にもメッキ加工は効果的です。硬くしたい時のメッキ処理で一般的なのが「硬質クロムメッキ」です。硬さが出る、摩耗しにくい、厚みを増やす事が出来るといった特徴があります。主な用途は自動車、バイク、トラック、自転車の部品、ベアリング、シリンダー、ピストン、工具、金型部品など。摩耗が激しい部品のメッキに最適です。滑りを良くしたい時のメッキ処理では「テフロン無電解ニッケル」「PーiN処理」などがあります。いずれの処理でも潤滑性、撥水性、耐摩耗性、耐薬品性を向上させる事が出来ます。ピストンリング、バルブ、成型金型、など特に滑りを良くしたい部品、水をはじきたい部品に用いられます。装飾性にも優れる!モノづくり現場で欠かせないメッキ加工は専門家への依頼がお勧めです!メッキ加工は装飾、機能、性能といった面も含めて素材の外観と働きを更に向上させる事が可能となります。当店は大阪工場、埼玉工場、東京工場、静岡工場が御座います。日本全国に対応しております。様々なモノづくり現場で欠かせないメッキ加工は専門店の光沢屋にお任せください!
カテゴリ:ブログ