分厚いメッキ加工をモーガンスリーホイラーのエアークリーナーに施す

モーガンスリーホイラー純正エアークリーナー
モーガンスリーホイラー正面写真のエアークリーナーヶ所

分厚いメッキ加工を施して欲しいと言うご依頼を頂いた、モーガンスリーホイラーの純正エアークリーナー部品と正面写真です。今回のご依頼主様からご丁寧にパーツがどの部分に装着されているかと、どの程度のクロムメッキの光沢感を出したか、分かりやすくご説明分も添えて頂きました。素材はアルミニウム製の様な質感で黒色塗装されています。肉厚は凄く薄い状態でまるで樹脂製品の様な感じもしました。上の写真、赤の印で囲んでいる箇所がそのエアークリーナーですが、確かにお客様がこの部分のエアークリーナーを分厚いクロムメッキ加工を施したいお気持ちも分かります。見るからに周りはクロムメッキ部品ですし、中心だけが黒色だと何かパッとしない感もあります。因みにモーガンスリーホイラーとは?初めて聞いたと言う方にご説明させて頂きますが、前輪2本と後輪1本で計3本で走行するオープンカーです。形状は昔の自動車の見栄えでエンジンがむき出しのスタイル。町を走行しているのを見かけるときっと目が行くと思いますよ。モーガンと言う歴史のあるイギリスで100年以上前に誕生した自動車会社です。排気量は1979ccで69馬力ですが、車重が585㎏しか御座いませんので結構スピードが出る様です。弊社のメッキランク中メッキ加工(分厚いメッキ仕上げ)でご商談が成立致しましたので、この加工方法を皆様にご紹介させて頂きます。最初にエアークリーナー表面に付いている黒色の塗料を丁寧に剥離していきます。この剥離剤は自動車修理工場で使用する物でかまいません。そしてアルミニウム素材にしてから脱脂と言う作業を行います。次にバフ研磨作業ですが、今回は部品の肉厚が大変に薄く少し力を加えると変形する様な状態ですから軽めに表面を磨いていきます。この作業は自動車修理工場様では出来ない作業ですので塗装剥離までが作業の限界です。バフの番手を180番手から徐々に上げて行き最終番手は420番手で止めます。もっと番手を上げて行くと更に素材の表面が綺麗になるのですが、そうなるとお客様にご請求する工賃が高くなる事から、420番手でも凄く綺麗な仕上がりになりますので、この程度でバフ研磨作業を終えておきます。続いて銅メッキ加工を施し2回目のバフ磨きを行いアルミニウム表面のピンホールを埋めていきます。この作業は大変大事な作業となりますので、必ず行わなければいけません。この作業を行わなければ見栄えに差が出てきます。ピンホール埋めが終了しますともう一度銅メッキ加工を施します。今回の部品は新品未使用品で腐食痕が無いので大丈夫なのですが、経年劣化している部品の場合、更に銅メッキ加工を施す事も御座います。続いてニッケルメッキ加工ですが分厚めにニッケルを付けます。この厚みにも限度が有るので分厚くしたら良いと言う物でも御座いません。あまり分厚くするとメッキが割れやすくなるからです。最後にクロムメッキ加工を施して仕上げの磨く作業を行えば完成品となります。完成品の見栄えは最高に綺麗な光沢が見れます。

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