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精密さを問う部品には・・・

精密さを問う様な部品に対しては

装飾クロムメッキ加工を行ってはいけません。

その理由は組み立てが出来なかったり

その部品その物に対して性能の誤差が生じてしまい

メッキ加工を施すメリットが

無くなってしまう事にあります。

その為、この様な精密部品の場合にはそれにあった

加工が存在致します。

特に精密部品でよくある金属の先端部分や

一部にだけ金や銀、ニッケル、銅、白金などを施し

通電効果を出す事が用途として多いです。

上記でご説明させて頂きましたように

弊社などで行う綺麗さを問う様なメッキ加工に対しては

これらの用途の部品にはそもそもそれらに特化した

工場に委託される事が適していると言えます。

塗装 メッキに於ける素材表面生地について

塗装やメッキ加工を施すにあたって

材質は非常に大切な条件の1つですが

それよりも大切なのが表面がどの様な状態に

あるのかが最も大切であると言っても過言では

ありません。

特に金属は新品であったとしてもピンホールや

巣穴が存在します。

(材質によりそれは異なります)

ましてや部品の経年劣化または水分、

傷などにより錆が表面に表れている様な場合には

それらを酸やアルカリ、シアンなどで錆を溶かしたり

バフやポリッシュで磨いたり削ったりしながら

腐食していない生地を出していきます。

塗装の場合には素材表面にプライマー処理を施しますが

腐食している表面が酷い場合にはサンダーなどで

荒削りをしてからプライマーし塗料を吹き付ける事も出来る為

メッキよりも短期間で仕上がるメリットがあります。

上記の腐食具合より更に酷い場合には弊社で行っている

表面補修と言う特殊な工程を行います。

これは画期的な方法で板金加工が出来ない位

更に酷い状態の素材であったり完全に新品未使用品の

仕上がりをご希望される場合にはこの方法を用います。

メッキ加工に於ける下地処理の大切さ

メッキ加工に於ける下地処理のお話ですが

これは電気を使用するメッキ、

電気を使用しないメッキに関わらず

必ず行う大切な工程の1つです。

加工を施したい物の素材を樹脂と金属に置き換えて

ご説明させて頂きますと金属の場合素材表面には

必ず油分を表面に付着させている事が殆どで

当然、製品の場合にはメッキや塗料で表面を

覆っている訳ですが電気メッキ加工に於いては

この素材表面に付着している上記の物が邪魔となり

通電効果が失われたりあるいは

必ず密着不良になります。

樹脂に於いても電気を使用しないメッキ工程でも

素材表面の不純物により密着不良になります。

この様な現象にならない為には下地処理と言う事を

行います。

まずは脱脂と言う工程です。

※脱脂液には様々な用途があるので各工場によって

異なります。

(素材表面に付着している油分を完全に取り除きます。)

次に素材表面に脱脂液が付いているのを洗う為に

洗浄と言う作業を行います。

これは超音波を使用して洗浄する工場

そして人力で行う場合のあります。

塩酸や硫酸などを使用して行う酸浸漬

電解脱脂を行う工場もあります。

素材表面を酸活性させてメッキの付着を強い状態にします。

最低でもこれらの下地処理を行わなければ

完成品は不完全な状態になります。

金色ブロンズメッキ加工について

高級ブランド店や邸宅に使用するメッキ加工方法の

中で一番よくご相談があるのが所謂、

金色ブロンズメッキ加工と言います。

金物屋さんなどがお客さんからご依頼を受けて

弊社などの工場に依頼が来るわけですが

多くの素材はスチールなどが多いです。

大きい物では長さ3メートル、高さも3メートル

磨きの方はバフ屋さんなどの専門工場で磨き終えて

金色ブロンズメッキ加工だけを弊社が行う事も

珍しく御座いません。

当然ながら磨き込みの加工も弊社では

お受けさせて頂いております。

この加工方法ですが下地に銅、ニッケル、

真鍮メッキを施してからお客様のご指定の風合いに

仕上がる様に薬品で真鍮メッキ表面を

化学反応をおこさせて仕上げていきます。

ですので手作業となる訳ですから

単ロットを数日に分けてお受けすると

その日の仕上がりや違う職人が加工を施すと

微妙に風合いが変わってしまうデメリットがあります。

この様なデメリットの回避は同じ日に同じ職人が

金色ブロンズメッキ加工を行う事が

望ましいと言える訳です。

そしてこの上にクリアーを施して強度を

高めてからの納品となります。

電気メッキ加工を施すには様々な条件があります

電気メッキ加工を施すには様々な条件が

必要となります。

例えばバイクに装着されているポイントカバーや

ジェネレーターカバーなどの裏面にある別パーツが

その一つです。

ブレーキセンサーに連動している物などは

部品に組み込まれており取り外す事が困難であったり

強引に取り外すとセンサーに誤作動が生じてしまったり

散々な結果になります。

電気メッキ加工のメリットは数あるメッキの中で

一番見栄えが良く強度が高い事に最大の特徴があります。

その分、上記のような厳しい条件をクリアーする

パーツだけが加工可能となります。

現在、メーカー純正品でクロムメッキ加工を

施しているパーツは厳しい条件をクリアーしており

走行時の安全性などは保障されていると言って良いと

思いますが他のパーツに関しましてはしっかりとした

裏付けが無ければ専門家の指示を仰ぎながら

どうするかを判断した方が良いでしょう。

海外製と国内製との再メッキ加工の差について

今回は海外製のリフレクターと国内製リフレクター

との品質及び再メッキ加工の工賃や

手間の差についてお話させて頂きます。

上の写真アップはドイツメーカー製リフレクターで

素材はABS、メッキの種類はアルミ蒸着仕上げで

トップコートありです。

この部品は10数年経過しており一部表面はメッキが無くなり

地肌が出てしまっており車検に通らない状態になっております。

新品未使用品は存在せずリクローム以外方法は御座いません。

注意すべき点は国産リフレクターには再メッキしやすく

海外製には加工しづらいデメリットがあります。

その理由は、素材とアンダーコート、アルミの下地に有ります。

剥離が困難で弊社などで使用する剥がすと素材自体がひび割れたり

割れてしまい表面補修で綺麗にしなければいけない事になります。

この場合、当然国産品より余分な手間がかかる訳ですから

加工賃にも影響致しますし納期も長引く事になります。

まだまだ日本品質は高いのが現状です。

令和2年年末メッキ加工依頼完成品について

今年もあと1か月と少しとなってきました。

弊社の一番人気のメッキ加工依頼である

厚メッキ仕上げ(中ランク)は手間を

要する方法である為30日程度必要となります。

特に大きなご依頼品例えばバンパーやグリル、

ホイルなど連休明けの11月24日、25日ご依頼品が

弊社に到着したお客様が今年年末に完成品を

ご発送させて頂くギリギリだと思われます。

尚、上記のパーツよりも小さな物や

樹脂製品(メーカー純正新品未使用品)や

下ランクのご依頼、物の素材や大きさ、

経年劣化状態によりますが納期的には7日から

21日(3週間程度)であるので年末までには間に合います。

バイクヤマハXSー1希少価値マフラー再メッキ加工

数日ぶりのグログです。

バイクの1970年式ヤマハXSー1希少価値

マフラーの再メッキ加工御依頼を頂きました。

このパーツの長さは620ミリ、先端部が44ミリ、

後端部分(排気ガスが出る部分)が95ミリで

重さが5キログラム程度。

他のマフラーよりもけっこうどしっとした

重量に感じられます。

素材はスチール製で見た感じが野球で使用する

バットその物の様な形状です。

昨日弊社にこのパーツが到着したのですが

数日前に弊社ホームページをご覧になられてから

ご発送して頂きました。

お客様の見栄えのご希望は純正マフラー専用

クロムメッキ仕上げで沢山の擦り傷と凹みを綺麗に

板金加工を施してもらいたいと言うご要望です。

今回、写真を張り付けていませんが2本のマフラー表面に

指でなぞると引っかかる様な傷が全体的にあり

凹みの数が小さい物を入れると10か所程度見当たります。

メッキも経年劣化により部分的に剥がれています。

この様なマフラーですがシアン剥離を行い

メッキと共に錆も溶かします。

次に全体的にバフで表面を磨いて生地を出します。

そして傷や凹みを板金加工を施して出来る限り

お客様のご希望に沿う様に致します。

次にもう一度バフ研磨で表面を磨いて板金箇所と

元の生地のバランスや境目が分かりにくい様に致します。

その後はマフラー用のクロムメッキ仕上げを行い

完成品となります。

金管楽器のメッキと自動車用メッキの違いは?

金管楽器に使用されているメッキと

自動車などに使用されているメッキは

どの様に違うのか?

例えばトランペットやサックスホーンなどの

金色メッキ、楽器店に展示している物を見ると

凄く高価で品質が高い所謂高級感がある様に感じます。

自動車などのモーター関連部品の金色メッキも

見るからに高級感がある様にな感じます。

これは金と言う希少価値が高く、

お金と同じ価値観から他の素材に対してメッキと言う

技術を用いて金と同じ見栄えの価値を付ける事から

金色メッキが施されている訳です。

因みに、この金色メッキは金管楽器も自動車などに

採用されている金色メッキも同じ見栄えに見えますが

実は全く違うメッキだと言う事をご存知でしょうか?

楽器と言うのは綺麗さだけでは無く音質所謂音色が

もっとも大事とされ、

かたや自動車やバイク、トラックなどに使用される

パーツは外的要因に対する強度が求められ飛石や雨風、

ホコリ、高温や低温に耐えれる様にメッキの厚みを

極限まで高めたりトップコートを分厚くする事により

金色がより長持ちする事を前提に考えられた

メッキと言う事になります。

ベントレーコンチネンタルGTラジエーターグリル、バンパーグリルメッキ仕上げ

ベントレーコンチネンタルGTに

装着されているラジエーターグリルや

バンパーグリルは近年多くの自動車で

採用採用されています。

その形状は独創的で網目状樹脂で

作られている物が見当たります。

これらのパーツには塗装やクロムメッキを

施していない状態で装着されている事が多く、

メッキ加工やオリジナル塗装などで装飾すると

一段と見栄えが良くなります。

このパーツに対して高品質のクロムメッキを

施したいと言うお客様が弊社にご依頼されます。

この網目状パーツに加工するには特殊な治具を使ったり

または下地修正を施す事が必須となります。

何故ならば入り組みが激しい個所が多く存在し

これら内部にしっかり分厚くメッキがのりにくい為に

通常のパーツよりも手間がかかってしまう為です。

弊社の最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げにも

当てはまりますが外側よりも入り組みがキツイ内部の方が

メッキが薄くなる傾向があります。

この部分に飛石などが当たると傷が付きやすいので高品質な

クリアー仕上げで網目部分を保護します。

※メッキの見栄えは全く変わりません。

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