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アメ車(旧車)の純正パーツに再メッキ加工するのに必要な注意点とは1月5日

本日のお話はアメ車、特に旧車の様々な経年劣化してしまった純正装飾クロムメッキパーツを再メッキ加工(リクローム)で新品未使用品の様な光沢と見栄えが回復する為の注意点をご説明させて頂きたいと思います。アメ車と言えばフォードやクライスラーゼネラルモーターズ等が代表的なメーカーですが、メーカーが違うと言えども共通する点が御座います。それはヨーロッパの自動車メーカーよりも装飾クロムメッキパーツを多く取り入れている点にあります。これは現行のアメ車にも引き継がれています。ですのでアメ車の旧車レストアを行う場合に必ずと言って良い程、経年劣化した純正部品に再メッキ加工(リクローム)する事がヨーロッパ車と比べて多いと言えます。もう一つの大きな違いは前後バンパーの大きさと形状にあります。日本車のバンパーはヨーロッパ車と形状と大きさが大変似ており違うと言えばスチールの肉厚位だと感じます。アメ車バンパーの特徴としてはスチールの肉厚も下手をすると日本車の倍程有る様に感じる事も御座います。装飾クロムメッキの質感は日本の質感よりも劣り錆やメッキが剥がれやすいのも特徴の一つと言えます。バンパーの大きさは2トントラック純正バンパーと同等か下手をすると4トン標準クラスの物と同じ事もけして珍しくは御座いません。例えて日本車に言い換えればトヨタハイラックスサーフ純正クロムメッキバンパーの横幅の様な感じです。それと通常フロント、リア共にバンパーの形状は真っ直ぐの面が普通ですがアメ車は正面が一部深く入り組んでいたりしてモーター関連に特化した装飾クロムメッキ工場でも再メッキ(リクローム)の場合には大変に苦労する事が珍しくありません。その理由は入り組み個所にバフが当たり難い事と見栄えのクオリティが悪い割にメッキが分厚く(純正品の場合)お客様によっては再メッキ依頼時にはスチールバンパー内部にかなり腐食痕が現れていてこの痕を消すのに大変な労力を必要とする為。この事からヨーロッパ車及び日本車のバンパーよりもアメ車の方が手間が掛かるのでコストが高くなる事が多いと言えます。(当社の中メッキ、厚メッキ仕上げ以上のランクを推奨)マスコットパーツやアウタードアハンドル等のクロムメッキが施されている物は他国とも同じ素材を使用している事が多いです。(値段は変わらず)グリルも独特な形状をしています。素材はABS製樹脂を使用しているか金属を使用している場合には亜鉛ダイカスト及びスチール、アルミニウムを使っている事も御座います。樹脂の場合には必ず剥離が出来るか検品による薬品検査が必須になります。(加工不可になる事も珍しく御座いません。

ドイツ製新品未使用品BMW3分割バンパーに厚メッキ加工を施します。

上のパーツはBMW(旧車)3分割バンパーのドイツ本国から送られてきた新品未使用品です。裏面にそれが分かるシールが貼っています。流石だと思うのは皆様にも日頃から弊社のブログでご紹介させて頂いております様に、バンパー裏面には錆止め所謂塗装やそれらの細工をして下さいとご説明させて頂いている様に本国ドイツ製の純正品にも錆止めが施されております。メーカー様がお客様目線で製品を製作されているのが良く分かります。今回のお客様はリピーター様で約7か月前にスチール製タペットカバーに3度漬け銅メッキ加工を施されたお客様です。年末に弊社のお問い合わせホームにて本国にて新品未使用品を購入して梱包を開封するとメッキの見栄えのクオリティが低いので再メッキ加工をお願いしますと言うご依頼を頂きました。先ほど、検品をさせて頂きましたが確かにピンホールが表面に表れているのが確認できました。当然、素材はスチール製で経年劣化に強いステンレスとの合金で出来ております。(磁石に付く強さで判明致します。)特にピンホールが見えるのはコーナーバンパーの先端付近です。新品未使用品ですので経年劣化による錆は御座いませんので比較的安価で済みます。弊社の中ランクである厚メッキ加工仕上げで見栄えのクオリティと錆びにくさの両方が追求できます。(ドイツ本国仕様の装飾クロムメッキ仕上げよりも断然にクオリティが増します。)その場合、少し気になるのが3分割バンパー等の場合に分割パーツ一つだけ再メッキ加工してしまうと他のメッキバンパーとの綺麗さに差が出来てしまい残りのパーツの見栄えの低さが目立ってしまうと言うデメリットも御座います。(弊社はバンパー一式での再メッキ加工を推奨致します。)施工方法はメッキと塗装とシールを完全に取り除きます。(剥離剤にはシアンを使用致します。)剥離日数は約7日程かかります。続いてバフ研磨作業ですが先ほど検品した時のピンホール部分を特に注意して他の部分より磨き込みます。その次に銅メッキを施しますがこのメッキは2回目のバフレースの為に使用する為の物です。バフで削れた銅の粉が自然にピンホールに入っていきます。(このピンホールを埋める作業は素人さんでは絶対に出来ません。熟練職人の技が必要となります。)もう一度、銅メッキを分厚目に施しますが元々存在したピンホールが残っている場合には3度目の銅メッキを施す事も御座います。この手間が凄く大切なのです。続いてニッケルを分厚くメッキ致します。ここも大切なポイントとなります。クロムメッキ加工を施してから仕上げに表面に青粉等の研磨剤で丁寧に磨いて完成品となります。この時の見栄えのクオリティは純正品クロムメッキバンパーよりも断然に綺麗に仕上がっています。

旧車(自動車)の再メッキ加工について可能な部品、不可の部品のご説明

1月3日のお話は旧車(自動車)の部品に対して再メッキ加工(リクローム)や塗料が付着している物、経年劣化が進んでいるパーツに対して綺麗に施工が出来る状態、そうで無い状態を分かりやすくご説明させて頂きたいと思います。1台の旧車を例に挙げてご説明させて頂きますがメルセデス・ベンツ280SLで言いますとフェンダーミラーは当時の装飾クロムメッキが施されていります。当然内部にはミラー部品が装着されておりメッキ加工後にフェンダー全体部品を組み立てて完成品になっていますので再メッキ加工をご希望の際にはミラー部品やステー、カバー等を完全に分解している状態でのみ加工が出来ると言う事になります。旧車(自動車)のミラーパーツが一番再メッキ加工が困難と言えます。このパーツだけはレストア専門業者様などが脱着含めて行って貰うのが賢明です。2つ目はグリルですが280SLはアルミニウム製で全9パーツで構成されています。中心部のエンブレムの素材は亜鉛ダイカストに装飾クロムメッキが施されていますが再メッキ加工を施さなくともドイツ本国には現在、新品未使用品在庫が御座います。価格は約1万円程度です。(取扱い専門店で取り寄せてもらう。)グリルのその他部品は弊社の上、中、下メッキランクから選んで頂く。3つ目は前後バンパーですがこの車種は3分割です。純正は必ず当時としては最高品質の装飾クロムメッキが施されております。素材はスチール製で歴代のオーナー様がどれだけノンコンパウンドワックス等でお手入れされているかのもよりますが一番腐食する部品です。50年ほど経年劣化している物は最低でも弊社の厚メッキ仕上げ(中ランク)以上が望ましいです。4つ目はアウタードアハンドルですがこの素材は亜鉛ダイカスト(アンチモニ)です。このパーツも当時メッキ加工を施した後にハンドル裏面に取付部品や専用バネ等を組み立てて出来上がっておりますので再メッキ加工をご希望される場合には必ずフェンダーミラーと同じようにレストア専門業者様に分解と組み立てを依頼しなくてはいけません。(この部品は上メッキ加工のみ)5つ目はモールですが場所によってアルミニウムと亜鉛ダイカストを使用しております。意外とこの部品は年数のわりには経年劣化でボロボロと言う事は珍しいですが亜鉛ダイカスト(アンチモニ)モールの場合は経年劣化で表面が綺麗でも上メッキ加工でなければ不可になります。(アウターハンドルと同じ)6つ目はホイルキャップですがこの部品も50年経年劣化致しますと最低でも弊社の中ランクである厚メッキ仕上げ以上をお薦め致します。場合によっては経年劣化か所に板金加工や表面補修を行った方が見栄えのクオリティが増します。(板金加工職人は日本でも有名な職人が加工致します。)

ヤマハアシスト自転車フルメッキ加工バージョンの方法

上の写真は2019年式ヤマハアシストです。(新品未使用品)今回のお話はバイクや自転車などの2輪車にフルメッキ加工を施す方法をご説明させて頂きます。(今回はバッテリーは自転車から抜いています。)バッテリー本体には装飾クロムメッキ加工は不可ですが樹脂ケースだけに分解できるのであれば可能になります。最初に行う作業は2輪車の分解から始めます。続いて各パーツに貼っている車体番号やその他登録シール等をカッター等を使用して剥がします。(完成後に貼り戻す)次にハンドルやサドル等のゴムパーツを取り除きます。(ゴムパーツは金属製品では無いので違う工程でメッキを施す為)ペダルやモーターカバー、ポイントカバーも同じ工程です。この様なママチャリの場合フレームはスチール製が多いです。バイクの場合や高級自転車の場合はアルミニウム素材が多いです。(軽量化の為)この様に2輪車には様々な素材を使用していますが最低でも弊社の中メッキ加工(分厚いメッキ仕上げ)をお薦めさせて頂いております。(理由は常に雨や飛石傷、ホコリ等が多い場所に於いて使用する為に)一番値段が高いパーツはバイク、自転車共にフレームです。続いてリム及びスポーク、ニップルセットです。自転車の場合写真の様にリムとニップルスポークで組み立てていますが完全に分解した上で1つ1つの部品に装飾クロムメッキ加工を施すために工賃が高くなります。因みにこの自転車は26インチですが分解した部品全てに厚メッキ仕上げ致しますと1本約7万円致します。このホイルの工賃はバイク用ホイルと変わりません。(素材の状態や形状、インチ数、ピース数に比例致します。)このホイルなどで気を付けなければいけないのがニップルとスポークを1つでも紛失致しますと新品未使用品1セット購入しなければ手に入らない事が多いので(メーカーにもよります。)スポークとニップルを1本1個づつ取り付けておく事が紛失防止には良い。続いて完全に分解してシール等が付いていない部品を同じ素材に分けて行きます。例えばフレームはスチール、スポークもスチール、サドルやハンドルもスチールと言う様に。ニップルやリムはアルミニウム。樹脂やゴム製品は同じと言う感じで分けます。分解した部品個数を素材ごとに数を数えます。そして素材ごとに梱包致します。スチールの場合は磁石に反応致しますが、アルミニウムやステンレスの場合には磁石の反応がありません。(万が一部品の素材が分からない場合は、そのまま弊社にご発送して頂いても大丈夫です。到着後検品した時に調べさせて頂きます。

2020年1月1日モーター関連のメッキ加工に特化した光沢屋から皆様に新年のご挨拶

2019年も皆様には大変に御贔屓頂きまして本当に有り難う御座い居ました。2020年も何卒更なる御贔屓宜しくお願い致します。皆様もご承知して頂いています様に弊社は、自動車部品、バイク部品、トラック部品、自転車部品等に装飾クロムメッキ加工を施し、またカラーメッキ、ユニクロ、クロメートに特化したメッキ工場です。東京工場、埼玉工場、静岡工場、東大阪工場共に1月6日から平常営業となり営業部は4日からお電話対応させて頂きますので宜しくお願い致します。昨年12月28日から1月5日迄の期間は各工場の機材の調整、メッキ液を全て廃棄し新たなメッキ液を新年から使用させて頂きます。メッキ槽も普段から再メッキ加工の御依頼が大変に多い為に、少なからずメッキ液に不純物が混じりますのでメッキ液を入れ替えるだけでは無くメッキ槽も側面、底辺部も徹底的に洗浄させて頂いております。約1週間と言う期間を使いこの様なメンテナンスに弊社は力を入れております。徹底した品質管理を行う事によりどの工場も見栄えのクオリティと錆びにくさの両方のクオリティを追求する事が可能になる訳です。御贔屓させて頂いたお客様にトップレベルの光沢を提供させて頂くためにも妥協せずにメンテナンスに力を入れてまいります。現在、弊社にご依頼頂きましたお客様の加工品進展情報ですが下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)では12月中旬以降にお受けさせて頂いております製品完成予定日は1月1週目から2週目前半となります。中メッキ加工(分厚いメッキ仕上げ)に於きましては12月上旬にご依頼頂きましたお客様は1月2週目の仕上がり予定で、板金加工有りのお客様はその後約3日プラスとなります。上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)に於きましては樹脂製品新品未使用品の場合は約2週間から3週間程度、スチール製品やステンレス製品、真鍮製品、アルミニウム製品は3週回程度となっております。経年劣化樹脂と亜鉛ダイカスト製品(アンチモニ)は約6種間は加工日数が必要となります。(状態によっては2か月以上にかかることも御座います。)量産品に関しましては予定通りの完成日となります。尚、弊社の完成品に至るまでには各工場長検品で合格される迄手直しが施される為に商品によっては予定納期が過ぎる事も御座います。その際には事前にお客様にご連絡をさせて頂いた上で手直しさせて頂きます。その際はご協力宜しくお願い致します。

20年前の経年劣化レイズゲノムホイル(2ピース)厚メッキ加工(中ランク)完成品

上の写真は2カ月ほど前に北海道の個人様から20年前の融雪剤と傷で光沢が少なくなった思入れの有る経年劣化したレイズ社製ゲノムホイル(2ピース)4本を弊社の厚メッキ加工(中ランク)で施工して欲しいと言うご希望商品の写真です。2枚目まではアフターで下部はビフォーです。加工前後で光沢が全く違うのがお分かりになられると思います。素材は2ピース共にアルミニウム製で20年経過している割には表面の傷が浅く日頃のお手入れが行き届いているのが分かりました。皆様もご承知の様にホイルは全て分解して各パーツ事にリクロームを行います。ハブキャップ枠は傷が深い為に弊社の上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)、残りの2ピースは先ほどもご紹介させて頂きました様に厚メッキ加工で仕上げております。厚メッキ加工はバフとメッキの厚みで見栄えのクオリティを追求する方法でホイルの出来栄えは物の状態によっても差が出てしまいます。要するに経年劣化が激しくしかもガリ傷が深い場合は完全には新品未使用品の様に綺麗になる事は御座いません。しかしながら上メッキ加工(最高級モータショー用クロムメッキ仕上げの場合は、ホイル全体にアルミニウム製金属パテとプライマー処理により深い傷や経年劣化痕、巣穴やピンホールを完全に埋めてしまうので見栄えのクオリティは新品未使用品で、尚且つ錆びないメッキホイルに変わります。当然、加工賃は厚メッキよりもお高くなります。アルミニウム製ホイルで経年劣化が進んでいたりガリ傷が深い状態の場合は上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)をお薦め致します。今回の様な経年劣化であれば厚メッキ加工でもこの様な綺麗な仕上がりになります。今回のレイズホイルでも取付ボルト周辺の穴付近には小さな巣穴が少し残っておりますがさほど目立つ様な物では御座いませんが人によってはこの様な状態でも妥協できない方も沢山いらっしゃいます。その時には最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げが断然良いです。コストパフォーマンスを追求して尚且つ新品未使用品よりも良い光沢を出す方法はまず厚メッキ加工を全パーツ仕上げてから検品を致します。例えば4本ホイルがあっても中には中メッキでも新品未使用品よりも光沢が出る物も御座います。(巣穴やピンホールが全く無い状態)これらはこのまま組み立てて、残りは上メッキ加工を施すとその分加工賃が安く済む事に繋がります。この施工方法がお客様にとってコストパフォーマンスと見栄えのクオリティを追求する上で一番の良い施工方法となります。

真鍮製バイク部品に装飾クロムメッキ加工を施す 京都府12月29日個人様

今回のお話は12月29日に弊社にご依頼した抱きました京都府の個人様で真鍮削り出しバイク新品未使用品に装飾クロムメッキ加工を施して欲しいと言う事です。バイクを取り扱う業者様やバイクの愛好家の皆様ならこのパーツを知ってらっしゃると思いますがご覧の様に真鍮色で光沢が出ていて高級感が御座います。この見栄えでメーカー様は売っているのですがこの金色っぽい光沢をクロムの光沢に変えて愛車に装着されたいとオーナー様はお考えになられています。実はこの部品よく弊社に今回のお客様同様にご希望される方は少なくありません。この真鍮製部品に関しましては弊社のメッキランク下メッキ加工でも充分に見栄えのクオリティを追求出来るレベルです。その理由は真鍮製品の新品未使用品であり削り出しと言う事にあります。この様な場合、元自体が既に素材自体がピカピカな状態、しかも真鍮自体経年劣化しにくい特性が御座います。例えば、この様な真鍮素材を使用している洗面付近の部品で蛇口等、それらにクロムメッキ加工を施しております。皆様の洗面周辺部品や台所やお風呂、トイレなど水気が多く錆びやすいか所ばかりです。しかしながら錆が出ていないですよね。それはクロムメッキの膜厚が薄くとも真鍮う素材自体が腐食しにくい為にその様になっているのです。この様な水回りメーカー様はその真鍮素材の特性をお分かりになられているのでスチールなどの錆びやすい素材を使用しないで真鍮素材を使われるのです。この理屈と同じでこの部品メーカー様もこの素材を使用されている訳です。なので下メッキ加工でも充分に対応できる事になります。それでは今回ご依頼いただきましたバイク部品のメッキ加工方法をご紹介させて頂きたいと思います。まずはこれらの部品全てを分解しなくてはいけません。写真をご覧の様にゴムパーツを取り除きます。続いてスチール製の6角ボルトで丸い部分が留めているのでこれも取ります。そして真鍮自体に油分などが付着しているので脱脂致します。この作業は油分が製品に付着しているとメッキがのらなかったりザラザラした様な見栄えの仕上がりにならない為に行う作業です。この作業を忙しいからと言って疎かにすると本当につまらない商品に仕上がってしまいます。丁寧に脱脂致します。続いて素材が削り出しで充分に光沢が出ているのであればこのままメッキ致しますが、中途半端な光沢や傷が付いている場合は、しっかりとバフ研磨作業を行わなくてはいけません。

厚メッキ加工(中ランク)での下地磨きの限界値についてのご説明

上の写真は、10月下旬に弊社に厚メッキ加工指定(中ランク)の仕上がりでご依頼いただきました業者様の絶版になって新品未使用品が手に入らないスチール製ハンドルの完成品です。写真添付では分かりにくいですが最高の光沢が出ていて私が言うのもおかしいですが凄く綺麗なハンドルに仕上がっています。この絶版ハンドルの特徴に3段の山型状になっており頭頂部が尖って出来ております。その底辺もかなり深い為に高低差があります。底辺の角度もキツイのでこの様な場合には専用ルーターを使用して磨き込まなくては、その下地が平らにはなりません。この元の状態と言うのは荒目のサンドブラスト(ショット)を撃った様なザラザラした下地肌でした。特にこの様なザラザラした肌には徹底した磨き込みを行う必要があります。この事は装飾クロムメッキ加工完成時の見栄えクオリティに比例致します。そう言った目線でもう一度写真を見て下さい。ハンドル底辺部に少しザラザラした肌が見えるでしょうか?角度が一番きつい底辺部です。よく目を凝らさなければ見えないと思います。この角度、深さ、形状が厚メッキ仕上げ(中メッキ加工)の限界値となります。(基本料金内の場合)。当然、別途料金が掛かりますが最終手磨きで時間をかけていけば最終的にはザラザラした肌も平らにはなりますので綺麗には仕上がります。この場合はお客様の見栄えのクオリティによってお求めになる物が違いますので、今回の厚メッキ仕上げ(中ランク)の基本料金内の見栄えのクオリティをご参考になられてご検討頂けたら幸いです。今回の納品に於いても専門業者様からはイメージよりも綺麗に仕上がったのでお客様からお褒めの言葉を頂きましたとおっしゃって頂いた様です。弊社もそのお言葉を聞かせて頂いて大変に嬉しく思います。この様な変わった形状の部品の場合バフ磨きが出来にくい箇所が出てきます。大きさや素材、部品に塗装やメッキが付いている、経年劣化の状態など、様々な用品により見栄えのクオリティや錆びにくさのクオリティが多少なりとも変わってきます。出来る限り現品確認をさせて頂いた上でご商談される事が最も望ましいと弊社は考えております。この言葉は今までメッキ加工の業者様や工場に委託されてその完成品で嫌な思いをされた方も少なくないと思います。どの業者様にご依頼するにしても現品確認はお客様にとっても大変に大切な事で損しない、もしくはお客様がお求めになるイメージ以上の仕上がりになる事も期待できます。

メッキ加工を施すのに必ず養生しなければいけない部分をご説明します。バイク、自転車の場合

今回のお話は12月26日到着分の2000年ホンダ製作折りたたみ自転車のパーツを例にしてリクロームや装飾クロムメッキ加工をする場合に必ず部分的に養生して施工しなければ組み立て時に不具合が生じてしまうので出来る限り分かりやすく皆様にご紹介させて頂こうと思います。上の写真4パーツ目がフロントフォークですがクロムメッキが掛かっていない部分が御座います。パイプ1本になっているか所全てです。この部分はステムと合体させる部分ですよね。この部分は元々お互いの遊びが無い様に製作されております。この部分にメッキが施されると全くパイプが入らなくなり後で旋盤等で2次加工しなければいけません。大手バイクメーカー様や自転車メーカー様もフロントフォークの1本部分には必ずメッキが掛からない様に養生をして施工します。弊社も当然この様な場合には養生を行った上でメッキ加工致します。メッキも様々な種類が御座いますが、特に気を付けなければいけないのが装飾クロムメッキ加工です。ユニクロ等は膜厚が薄いのでパーツの遊びが少なくてもさほど問題は御座いません。次にフロントフォークの二股から中断にメッキがのっていない部分がお分かりになられると思います。(上から2枚目の写真)このパイプ部分にもメッキがかかっていません。その理由は元々装着されていた物が遊びが無い為にこの部分にメッキがのらない様に養生を施していたからです。今回のパーツは元が装飾クロムメッキ加工が施されているのでメッキが漬いていない部分が見れば分かるので良いのですが、クロムメッキがかかっていないパーツなどはその見分け方が大変です。その様な場合は、自動車、バイク、自転車に特化したメッキ加工工場や代理店様、これらの修理工場様等に聞いてご依頼されるのが失敗しない秘訣です。弊社は今までに様々な旧車部品や現行車などのパーツに装飾クロムメッキ加工を施させて頂いた経験値からお客様にアドバイスさせて頂く事に長けております。何なりとお気軽にお問い合わせ下さい。その際は出来るだけ分かりやすくご説明をさせて頂きます。次に一番下の写真ですが何かの取り付け部分だと思うのですがこのパーツには全体的にメッキが施されていますね。どう言う意味かと申しますと前者と違い取付パーツとの遊びがある為に養生しなくても全く問題ない事を意味しています。取り付け部分全てにマスキングする必要は無いと言う事になります。

希少価値自転車部品に厚メッキ加工を施す方法12月24日愛知県個人様

上のパーツは愛知県の個人様からのご依頼で希少価値が高い自転車部品に厚メッキ加工(中ランク)でボルトの頭やハンドル握り部分の刻印を残した上でと言うご要望です。お客様のご希望では大手モーター関連の装飾クロムメッキ仕上げの見栄えのクオリティと錆びにくさのクオリティを追求したいとおっしゃっておられましたので弊社の中メッキ加工を選択して頂きました。弊社の中ランクは日野自動車大型トラックの純正クロムメッキバンパーと同じレベルのメッキの厚みです。このランクが一番人気です。今回のハンドルにはクロムメッキ加工が施されておりますが経年劣化によりご覧の様に光沢が少なく尚且つ点錆が表面に現れています。(1970年代物)専用ボルトにはネズミ色の塗装が施されていて頭部にはアルファベットの刻印があります。素材はハンドル同様にスチール製です。続いてアルミニウム製のシフトレバーにも刻印が施されています。クロムメッキが施された真鍮製のレバーにはスチール製のボルトとナット、もう片方にはスチール製のボルトとナットが付いています。今回のボルト頭部の刻印程度の深さですと弊社の厚メッキだと刻印が消えてしまいます。しかしアルミニウム製レバーの刻印の深さだと消えません。何故、刻印が消えてしまうのかと言いますとバフレースとメッキの厚みでこの様な事になる訳です。バイク部品等にも同じような刻印が有る物も御座いますが、今回の事例と一緒です。刻印を残して装飾クロムメッキ加工を施したい場合には剥離後バフを刻印近くには当てない事が鉄則です。しかしながら経年劣化が進んでいる部品に対してバフを当てない場所はピンホールや巣穴が磨いた箇所よりも汚く見える事があります。例でご説明させて頂きますとアルミニウムの削り出し部品は磨いた箇所と磨いていないか所の差が低い事も御座います。新品未使用品の金属部品もこの様な事例になる事も御座います。経年劣化が進んでいる様な部品の場合刻印を優先するのであればその周辺の見栄えを追求する事は出来ないと考えておいた方が良いでしょう。次にブレーキレバーですが上記でご説明させて頂きました様に真鍮製で左右有る内、片方のネジとナットがスチール製でした。実は真鍮部材とスチール部材とは違うメッキ加工方法なのですが万が一スチールの工法で行うと真鍮が溶けて無くなってしまう事に繋がります。この事柄は一度は業者様が失敗して痛い思いをされた事が有るかもしれませんが弊社はこの様なミスが無い様に小さな部品も全て素材を調べた上でメッキ加工をお受けさせて頂いておりますのでご安心ください。