ドア

素材:鉄(スチール)
加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)

持ち込まれる際の注意点
厚メッキ仕上げ(中ランク)によるドアめっき表面には、磨く時に使用するバフ痕が残る事が御座います。この様な痕の事をトラックマニア様の皆さんはメラメラやデラデラと表現されます。これはこれで大変人気なのですが、この様な痕が好みでは無いお客様は上ランク仕上げをお薦め致します。加工方法はバンパーと同様ですが上メッキをご希望される場合には、メーカー純正新品未使用品(未開封)のみお受けさせて頂く事になります。それ以外のドアは中ランク(厚メッキ仕上げ)になります。(助手席側の安全窓が無い逆輸入バージョン品や現在愛車にに装着されている様な中古品の場合)※注意事項としてはドアに装着されているアウタードアハンドルやインナー樹脂パネル、ガラス窓、配線は全て取り除いてご発送下さい。それでは厚メッキ仕上げ(中ランク)の一例をご紹介させて頂きます。以前、日本のトラックメーカー純正未使用品で未開封の物を運転席側と助手席側の2枚をを弊社にお客様から送って下さいました。純正品の箱からドアを取り出してクリーム色の錆止め塗料を剥離致しました。すると約30cmにわたって樹脂パテで傷を隠している事が御座いました。直ちにお客様にご報告させて頂いて、このドアを購入したディーラー様で新たなドアと交換して頂きました。実はディーラー様で新品を購入してもこの様な信じがたい事もある事を知っておいて下さい。いずれにせよ、新品であろうが中古であろうがドア裏表全て完全に塗装剥離しなければスチールの生地に傷などが無いか分かりません。万が一傷や樹脂パテで補修した事が発見されれば直ちにお客様にご連絡させて頂きます。要するに剥離が済む迄は安心できないと言う事です。そしてドアの裏面は強度を高める為に2重」、3重にと鉄板を溶接していてかなり塗装剥離が大変な作業なのです。因みに1枚のどああたり剥離剤の量は一斗缶全て使い切ります。この薬剤だけは自動車鈑金塗装を営んでいる業者様と同じ物を使用しております。続いて脱脂液で表面に付着している酸化被膜除去を行い、大型でパワフルなハンドグラインダーで全面丁寧に磨いていきますが上記でもご説明させて頂きました様に厚メッキ仕上げ(中ランク)の場合、この作業の時にバフ痕、所謂磨き痕が残る事があるのです。上メッキ仕上げの場合は、工程が全く違う為にこの様な痕は残りません。次に自動メッキ装置のアノード(電極)に取り付けて銅の槽にドブ漬け致します。この作業を行う事により完成した時の光沢がめい一杯出ます。続いてニッケルを分厚くドブ漬けし最後にクロムメッキ加工を施します。特にドアの様な大きな部品で四方に角が存在する場合、物理的にそれぞれの角にメッキが分厚く電着致します。その見栄えは少し曇ったような風合いで白色っぽく見えますのでどあ全面が鏡の様な仕上がりに
なるよう細かな粒子の研磨剤で慎重に磨き完成品となります。※剥離後、部品に板金加工が必要で有る状態の場合、至急お客様にご連絡させて頂いた上で、別途料金となりますがベテラン職人により表面補修させて頂きます。

メッキ加工の参考

before

弊社のお取引様ヒトツヤニヤク様のドアメッキです。装着するとこの様な感じになります。

after

レンジャープロの純正ドアに厚クロムメッキ加工を施しました。凄く美しい仕上がりです。

メッキ加工した例(ブログ)


その他のメッキが可能なアイテム

バンパー

2300ミリを超える大型トラックオリジナル舟形バンパーにクロムメッキ加工ができます。板金が必要な280SLやハコスカなどの旧車バンパーそして現行車の樹脂バンパーにも最高品質なクロムメッキ加工が可能です。

素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)

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ホイル(バイク、自動車、トラック)

ISO22.5インチ大型トラック用スチールホイルにクロムメッキ加工が可能です。26インチまで対応可能(形状と素材の状態による)

素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)

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バイクペダル(キック)

バイクチェンジペダル(キック)等はアルミニウム製やスチール製で出来ている事が多くメッキ加工を施してから足をのせる為のゴム製パーツを装着させて製品になっています。

素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)

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バイクフェンダー

クレージーフランクフェンダー外周部に装着されている丸パイプ溶接とフェンダーとの深い溝に板金加工を施してからメッキ加工を施しております。(綺麗さにお客様がビックリされてました。)

素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)+板金加工

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フロントグリル(自動車用、トラック用)

このグリルは40数年前に生産されたトラック用純正グリルで現在としては希少価値がかなり高い様でそれに再メッキ加工を施しました。(2380ミリのグリルまで対応可)

素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)+板金加工

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その他自動車部品

旧車で使用されているクロムメッキが施された金属外装部品、例えばアウタードアハンドルやエンブレム、マスコットパーツ、テール枠、リム等、様々なパーツに亜鉛ダイカスト(アンチモニ)が使用されていました。これらの素材のパーツに対して綺麗な再メッキ完成品を作る為には上メッキ加工でなければ出来ません。

素材:亜鉛ダイカスト(アンチモニ) 加工:上メッキ仕上げ

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その他バイク部品

マフラーに再メッキ加工を施して当時の様な綺麗な状態に蘇らせる事は可能で御座いますが内部に触媒が入ってると不可になります。旧車マフラーには触媒が装着されておりませんので殆どの場合は可になります。しかしながら内部にはびっしりと煤汚れが付着している為にメッキ槽が汚れてしまいます。装飾クロムメッキ工場の殆どがこの様な場合加工を受けてくれないのですが普通です。弊社はマフラー内部を専用の薬品により徹底的に洗浄した上でマフラー専用のメッキ液を用いて加工致します。(上の写真はクレーン車ラフター純正マフラーに電着を施しました。直径は300ミリです。)

素材:鉄(スチール) 加工:マフラー専用クロムメッキ仕上げ

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その他トラック部品

FRP製フロントパネルにもメッキ加工を施す事が出来ます。メーカー純正新品未使用品(未開封)であるならば内外装樹脂製部品の殆どに最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げが可能です。特にトラックは365日走行する事が多い為にメッキパーツは見栄えのクオリティと傷や汚れに強い商品を提供しなくてはいけません。弊社はその2つのクオリティをお客様にご提供させて頂いております。

素材:FRP 加工:特殊クロムメッキ加工

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