通称ダルマセリカのバンパー再メッキ加工の注意点

久しぶりのブログです。

ご近所さんの希少価値車を取り扱う

専門業者様からダルマセリカフロントバンパーに対して

板金加工を施した後に厚メッキ加工を

施して欲しいと言うご依頼です。

この車種のバンパーはフロント、

リア共に独特な形状をしており

旧車の多くの様にフェンダにまで伸びている様な物では無く

真正面で平たい様な形をしております。

バフ研磨がしやすい形状をしているのですが

裏面の左右に大きな板状のステーが溶接されているのも

特徴の一つです。

今回のバンパーはこのステーが溶接されている表面に

比較的大きな凹みと錆による貫通穴が約5センチ程

開いています。

見栄えで言うと裏面にステーが見える感じになっています。

お客様のご希望で板金加工必須なので

ステーを取り外してから穴部分には鉄板を溶接して

表面から真鍮ろう付けする方法を用いなければいけません。

ステーを外すと言う事は板金加工として

大がかりな作業と言えます。

この様な難しく手間がかかる作業には

熟練した板金技術が必要になります。