傷がついてしまったホイルキャップを再メッキ加工

業者様から旧車日産カルフォルニア純正ホイルキャップが

自動車事故により傷と凹みが出来てしまったので、

表面補修を施した後、

分厚くクロムメッキ加工を施してもらいたいと言うご相談です。

当然、新品未使用品の仕上がりでご提供させて頂きますが、

本来であるならば純正品が購入できるのであれば

その選択肢の方がお客様にとっては良いです。

(コストパフォーマンス)

しかし旧車のパーツで新品を購入できるのはベンツ

(以外にベンツは本国で旧車の新品純正品をお安く購入できます。)

などのごく一部の自動車です。

そうなるとこの様に修繕した上で

レストアするしか方法が御座いません。

今回の案件は傷と凹みは差ほど深くは無いのですが

全体的に浅い物が沢山有る様な状態です。

この様な場合にはまず板金職人とバフ職人に検品してもらいます。

そうする事でお客様に加工賃のご負担を

最小限でご提供できる事に繋がります。

(バフで磨いて浅い傷が消えれば板金加工賃はかからない。)

もう一つは銅メッキやニッケル仕上げの時に通常より分厚目に

ドブ漬けする事で傷が浅い箇所等は消える事もあるからです。

特にパーツに対する板金で同じ状態の物は絶対に御座いません。

手間暇かけて各専門分野職人の技術を結集する事で

最高品質のパーツへと蘇ります。