実は外国産の多くのクロムメッキパーツには銅を入れていない事が多い

クロムメッキと言えば昔のアメ車など

海外産などの物などはバチバチ光沢があるイメージが

御座いますが日本の様に下地に銅を入れていない事が

多くその為に新車を購入しても一年ほどでメッキが

割れたり剥がれたりと散々な事になる事が多いのです。

では何故下地に銅を入れた方が良いのか?

1つ目の理由、それは銅を入れる事でクッションの

作用があり上記の様なデメリットが無くなる事と、

完成時の見栄えが良い事が上げられます。

確かに生産側からすると銅を入れなければコストが

下がるうえに納期も早くなると言うメリットがありますが

購入されるお客様側からみるとデメリットが

多いと言う事になります。

最近危惧するのはアメリカだけでは無くアジアや

オセアニアのメッキ部品も同様な事例が

多い様な気がします。

その様な外国産部品にリクロームのご依頼がある度に

検品するとあれっ銅が入ってないとビックリする事が

多く、その為にその素材自体の腐食も深刻な状態である事

当然、工程上手間が増すので加工賃も

割高になる傾向があります。