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トラック用ドア、自動車用ドアにクロムメッキ加工

当社におけるトラック用ドアと自動車用ドアに対して

クロムメッキ加工を施す事は可能です。

特にドアにクロムメッキ加工を施す場合

大変な労力が必要な上に物自体が大きく重い為に

決まり事を設けております。

ドアメッキ加工の場合、当社のメッキランク、上メッキ加工と

中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)の中から

お客様に選んでいただく事になります。

上メッキ加工はメッキ面が完全に鏡になりますが

中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)はメッキ面に研磨痕を付けて

あえてメラメラした仕様にしメッキ加工を施します。

特にアートトラックのお客様はこのメラメラ面を

好まれており、自動車のお客様はメッキ面を鏡の様な

仕上がりを好まれます。

その為に、自動車のドアにクロムメッキを施されるお客様の

殆どが上メッキ加工され

トラックのドアにクロムメッキ加工を施されるお客様は

半々位です。

上メッキ加工の決まり事は、メーカー様の箱に梱包されていて

まだ専用の箱から出されていない場合のみ

トラック用ドアと自動車用ドアの加工をお受けさせて頂いております。

その理由は、新品以外の場合ドアに板金加工されている可能性が有り

ドアに付着している塗装を剥離しない限り

板金加工がしてあるか、していないかが分からない為です。

上メッキ加工の場合、クロムメッキ加工されたいドアに板金加工が

施されている状態では加工方法により加工不可になってしまいます。

しかしながら、中メッキ加工(分厚いメッキ)場合は

メッキ加工の工程上その理由による不具合が無い為に

中古ドアだとしてもメッキ加工をお受けさせて頂くと事が

可能となります。

万が一、中古ドアに付着している塗装を剥離し

板金に使用するパテが出てきたとしても

そのパテを綺麗に取り除き

真鍮を用いた板金加工を施す事により

ドアにクロムメッキ加工を施す事が出来る訳です。

但し、中古ドアの場合もメーカー様の梱包されている箱か

もしくは木箱等で梱包されていなくてはいけません。

この事も理由が御座いまして

昨今、ドアの様な大きな物を発送し運んで頂ける運送会社が

少なくなり佐川急便様やクロネコヤマト様等の今まで運んで頂いた

業者様は運んで頂く事が出来なくなりました。

この手の大きさの物は、西濃運輸様や名鉄運輸様、トナミ運輸様に限られています。

これらの運送会社様も、しっかいした梱包状態でなければ運んでくれなくなっています。

したがって当社にご発送される場合、必ずしっかりした梱包用箱や

そのドアの為に作った木箱に入れた上で

ご発送して頂かなければ運送会社様が運んで頂けません。