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業者様、個人様にメッキ加工ご依頼前のアドバイス

業者様と個人様に当社からメッキ加工前のアドバイスをさせて頂きます。
1、メッキをしたいパーツ以外は一緒に送らないで下さいね。
2、例えばバンパーを送って下さる場合、小さな傷や小さな凹み気になる所や目をころさないと分かりにくい所へはマジックや付箋等で
印をつけて頂くと助かります。
3、ドアハンドル、リフレクター等細かくばらせる物でしたら全てばらして頂くと助かります。
4、バイクパーツによくあります油、グリス等洗剤で洗って頂いて送って下さいますよう宜しくお願い致します。
5、メッキ加工の工程には順番がありますので、剥離をせずに錆をとる為にサンダーで削ったりされますと、反対に手間がかかる上に
クオリティが下がりお客様にはデメリットしか御座いませんので手を付けずにパーツを送って下さいますよう宜しくお願い致します。
6、業者様、個人様問わずご自分で板金加工してパーツを送って下さいましても、クオリティ上返品させて頂くことも御座います。

1920年代フォードサイドマーカーランプ再メッキ

このパーツは1920年代のフォードサイドマーカーを再メッキ加工した物です。素材はアンチモニ製で普通のメッキ加工のやり方では再メッキは綺麗に出来ません。上メッキ加工で再メッキが出来ますので、業者様にはその様にご連絡しご依頼して頂く事になりました。
アンチモニ(亜鉛ダイカスト)はメッキがかかっていない状態では鋳物を中心にメッキ加工をしている業者さんはメッキ加工が出来るのですが
メッキが既にかかっている物に対してはありません。アンチモニに再メッキ加工すると酸に弱いせいで月のクレーターみたいにボコボコになる上、メッキが剥がれやすい状態になります。当社はアンチモニ製品の再メッキの場合、メッキを剥離してから細かい粒子の金属パテでパーツの表面を補修します。表面を補修する事で剥離の際、表面が綺麗になり腐食痕も綺麗になるメリットがあります。ただデメリットは大量に補修作業が出来ない為、納期が遅くなってしまします。

1920年代フォードグリル枠再メッキ

以前にブログにてご紹介させて頂いた1920年フォードのスチール製グリル再メッキ加工完成品です。この二枚目の写真には左右にきつめの錆傷が付いていました。業者様より傷を修復し再メッキ加工して欲しいと言うご依頼でした。かなり希少価値車ですので室内保管されていたみたいで、メッキがかかっている表面には錆がほとんどない状態でした。まず、メッキを剥離するために数日かけてシアンで剥離致します。数日経つと錆が溶けメッキも剥離が出来て要る為、表面にはスチールその物の肌が出てきます。その肌をバフ研磨によって慎重に磨いていきます。
綺麗な肌と腐食痕がはっきりと表れ、今度は腐食痕に焦点を合わせて慎重かつ丁寧にバフの番手を徐々に上げて行きなるべく綺麗に肌と腐食痕の差を無くしていきます。あまりやり過ぎるとメッキをかけた時に凹んだような痕になるので長年の手の感触で磨きます。それでも傷や腐食痕が消えない場合は楊板金で補修致します。

ジェットスキー用噴射口再メッキ

このパーツはジェットスキー用噴射口です。素材はアルミニウムのダイカスト鋳物です。使用しているせいか錆と潮がこびりついている状態でした。海でジェットスキーを楽しみながらジェットスキーパーツの噴射口がピカピカのクロムメッキだと綺麗さでインパクト絶大だと思います。この商品は上メッキ加工か、それとも中メッキ加工かどちらかに選んで頂かなければなりません。お客様のご予算の都合上中メッキ加工になりましたので、まず、シアンでメッキを剥離し錆を溶かします。すると海水での錆が噴射口の中までびっしりと・・・
表面は中よりも幾分マシでしたがいたるところが腐食痕、バフ研磨でこのパーツの場合は力いっぱい丁寧に磨きあげ、一度銅メッキ加工した後に再度バフ研磨によってピンホールに銅の粉を入れます。(ピンホールは埋まりますが、腐食痕は大きすぎて埋まりません。)
ご予算があればこの時に楊板金することにより腐食痕を埋めることが出来ます。

旧車ライトリム再メッキ前

旧車のスチール製ライト枠です。年式が古くご覧の様に錆痕、腐食痕が至る所にみられます。このパーツのお客様は当社の中メッキをご希望ですので、シアンを使って数日かけ剥離を行います。剥離が終了いたしますとメッキとある程度の錆が溶けますのでもろに腐食痕が分かります。
やっとこの時にバフ研磨で消える程度なのか、それとも楊板金をしないと消えないのかが分かります。予算の都合で板金無しになりましたので
このままバフ研磨で磨けるところまで頑張って磨きます。この磨きの部分が有る意味一番大事かも分かりません。しかし、力任せに磨けばよいのではなくそこは研磨職人ならではの目と手の感触がいります。ですので当社にメッキ加工を依頼していただく前にご自分で磨く事はしないでく下さいね。その後、純粋で鉄粉などの汚れを綺麗に洗い流し、銅メッキを分厚く、ニッケルメッキも分厚くする事にクオリティが上がります。クロムメッキ加工でメッキの工程は終了になります。

オリジナルトラック用シャンデリア金色メッキ

リピーター様がお知り合いの鉄工所で製作してもらったスチール製品に金色メッキ加工したビフォー、アフターです。
因みに本金メッキではありません。金色メッキは真鍮を用いたメッキで本金メッキは本物です。当然、真鍮と金では元々、お値段が違いますし
手間のかけようも違いますので本金メッキの方がお高いです。金の延べ棒より色合いが薄いのがお分かりになられる方は良いのですが
似ているので金になれていなければ分かりにくいです。このお客様はご予算を抑えたいお考えでしたので金色メッキ加工にされました。
写真写りと現物は少し見栄えが変わりますが、この金色メッキシャンデリアをリピーター様に納品させて頂いたら、大変綺麗に仕上がっていると喜んで頂きました。それぞれのお客様の色合いの拘りが御座いますが金色でも十分ゴージャス感は出ます。コスト削減で大手様は金色をよく使われています。金メッキと金色メッキをされたい方、お気軽にお問い合わせ下さい。

アンチモニ製フィアットハブキャップメッキ加工

このパーツは旧車フィアットのハブキャップです。素材はアンチモニで4個ある中で一番腐食している物は腐食の貫通穴が開いていました。
このパーツの御依頼先は日本で一番か、二番と言われる超希少価値車を沢山扱う当社の御贔屓先です。
聞くところによると、昔にハブキャップの腐食穴をはんだで板金して再メッキせれたみたいですが年数とともに板金が所が穴が開いてオーナー様より直して欲しいと業者様にご相談があったみたいです。まず、はんだ板金はダメ出す。このパーツ4個を再メッキ加工をするのにシアン剥離を数日かけて行います。その次にバフで軽く磨き、細かい粒子のアルミニウム金属パテを使い下地修正致します。そのため写真にあるフィアットの表面の刻印は残念ながら消えます。そのかわり腐食の穴は綺麗に消えメッキがかかるとご覧の様に綺麗になり腐食にも大変優れます。
反対にロゴを残してメッキ加工しても腐食穴は綺麗にならずピンホールも消えません。

個人様のメッキ加工に対するご質問エピソードⅧ

九つ目は、メッキ加工をお願いしたいのですがどうしたらよいですか?まずは電話かメールでメッキ加工をしたい物が何なのかを教えて下さい。次にその物の大きさを教えて下さい。出来ましたらその物が何で出来ているか教えて頂くと助かります。次にその物に塗装やメッキか何かが付いているのか?これらの情報を頂くとメッキ加工が可能かどうか大体お答えできます。次に当社へ物を送って下さい。到着後検品させて頂きます。正式なお見積りと納期のお話をお電話でお客様にご連絡させて頂きます。お客様のご予算と納期があえばメッキ加工させて頂きますがお値段と納期が合わなければご返送となります。メッキ加工の工程の中で板金が必要な場合等あればお客様にご連絡させて頂き板金されるかされないかをご判断を仰ぎます。こちらからお客様にご連絡が無い場合は、何事も無くメッキ加工が進んでいると思ってください。完成後、直ちにお客様に電話連絡させて頂きます。

個人様のメッキ加工に対するご質問エピソードⅦ

八つ目は、ホイルにメッキ加工してもらえますか?普通自動車のホイルとバイクのホイルはメッキホイルの加工は可です。
トラックのホイルは現在込み合っている為に受けつ予約しておりませんが、その代わりにメッキホイルを販売しております。
10穴と8穴共に在庫がありますのでお問い合わせ下さい。アルミホイルにメッキ加工する場合Ⅰピースホイルで25インチ迄です。
Ⅲピースホイルは28インチ迄です。尚、物によって出来ない事も御座いますのでご理解頂くよう宜しくお願い致します。
メッキ加工するのにホイルのガリ傷や腐食をパテ埋めした物はメッキ加工は不可になります。当社はメッキホイルの工程でホイルの業者さんが使うパテはクオリティ上使用していない為手間がかかりお値段も大変上がってしまいますので手を付けない状態でホイルを送って下さい。
お客様からのご要望で4本あるメッキホイルの内、1本だけをメッキホイルして他の3本とクロムメッキの色合いを合わて下さい。メッキ加工にも色んな方法がありますし工場ごとに色合いが微妙に違う為出来ません。

個人様のメッキ加工に対するご質問エピソードⅥ

七つ目は、どの位の大きさの物がメッキ加工出来ますか?大変多いご相談の一つです。素材とメッキ加工のランク(上メッキ、中メッキ、下メッキ)によってメッキ加工が出来る大きさが変わってきます。素材がスチール製のバンパーと言う例をもってお答えいたしますと、上メッキと中メッキは2300ミリ迄とさせて頂きますが、下メッキですと人が持てる重さで6メートル弱まで大丈夫です。素材がアルミニウムのモールだと致しますと1600ミリ迄(上メッキ、中メッキ、下メッキ)とさせて頂きます。樹脂製品は1600ミリ迄とさせて頂きます。
更に大きい樹脂パーツはメッキ加工の工程を変えて致しますのでお客様と打ち合わせになります。長い方を横と想定致しますと縦の長さは700ミリから800ミリ弱です。あくまでも、そのパーツの状態やクオリティによりますので絶対では御座いません。小さい物はボルトやナット、ワッシャ迄メッキ加工が可です。(上、中、下)共に。