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旧車のエンジン内部部品やそれに付随する部品にクロムメッキ以外のメッキ加工を行う為、業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

今日の写真は旧車部品でおもにエンジン関連部品です。

50年程経年劣化している事からご覧の様な錆が出ています。

この写真に載っている部品の全てが亜鉛メッキになりますがクロムメッキの様見栄えを良くする意味合いのメッキでは御座いません。

外装部品に良く使われるメッキは見える場所に部品が装着されている為に見栄えが良いメッキ即ちクロムメッキやカラーメッキになりますが

例えば、ボンネット内部、エンジン部品やそれに付随する部品は人目に触れる事が少なく綺麗さを求めるメッキよりも元々ワックスがけ等

しない為に出来る限り錆びにくいメッキを行いますが、20年位になると錆びにくい亜鉛メッキパーツとは言え錆びる物です。

その為に、数十年経つと旧車をこよなく愛するオーナー様や専門業者様は旧車の外装部品(バンパー、グリル、モール、ライトリム、エンブ

レム、マスコットパーツ等)にクロムメッキによる再メッキ加工(リクローム)を行う傍ら、エンジン部品やそれに付随するご覧の様に

腐食した部品を亜鉛メッキによる再メッキ加工(リクローム)を行います。

写真の中に写っている小さなナットや在り来たりのボルト等は新品を購入する事はめんどくさくとも可能ですが、他の部品になりますと

自動車メーカーさんの部品在庫は御座いませんので腐食した部品を綺麗にしながら使っていく方法でないと旧車が維持できません。

もしくは旧車を扱う専門業者さんから使えなくなった部品を購入するか、オークションで落札するかでしょう。(あればの話しです

が・・・)

それでは、当社の亜鉛メッキ加工のメッキランクをご紹介させて頂きます。

まず亜鉛メッキ加工を行う前の剥離作業で大まかな錆は溶けるのですが腐食痕は残りますので、お客様の中には部品が見える所に無くとも

どうせ再メッキ加工(リクローム)するのならバフ研磨作業によって生地を綺麗にした上で亜鉛メッキ加工を施して欲しいと言う

お客様も少なくは御座いませんので、バフ研磨作業を行った上で亜鉛メッキ加工を行うか、バフ研磨作業無しで亜鉛メッキ加工を

行うかの選択が可能になっております。

当然、バフ研磨作業有りでの亜鉛メッキ加工の方が手間が掛かりますのでお値段が掛かります。

その際に小さなボルトやナットは指に挟んでバフ研磨作業を物理的に行えない事からある一定の大きさの部品に限ります。

お値段的にはクロムメッキ加工よりもお安く小さな部品に限りますが籠(バレル)と言う物に約3分の1位に収まる範囲でお値段が出ます。

エンジン部品の種類の中にはバレルに入れると変形する部品や大きい物は別途料金になります。

旧車部品、自動車部品、エンジン部品やそれに付随する部品に亜鉛メッキ加工をお考えの業者様や個人様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ

下さい。