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旧車のアルミニウム製鋳物エンジン部品(パーツ)をクロムメッキ加工(メッキ加工)しました。

この写真はご覧の様にビフォー、アフターになります。

この写真を見て名称を言える方は自動車関係のお仕事をされているかマニアさんでしょう。

お客様から正式名称をお聞きしましたが忘れてしまいました、ごめんなさい。

素材はアルミニウム製ですが削り出しでは無く、鋳物になります。

メッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、鏡面研磨に於いて鋳物は厄介な素材です。

なぜならば削り出しは素材に空気が入っていないのでバフ研磨作業で番手を上げて行けば必ず鏡面になりますが、亜鉛ダイカストやアルミニ

ウムダイカスト(鋳物)は元々、鋳型に溶けた素材を流し込む事で空気も一緒に鋳型に入る事からバフ研磨で番手を上げていっても鏡面研磨

迄はいきません。

ですので、当然通常のメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)したところで期待する程綺麗にはなりませんしメッキが剥がれやすくなりま

す。

本来、あまりこのエンジン部品にメッキ加工を行う事は避けた方が良いのではと思うのですが、マニアさんやトップクラスのお客様は

ヤバそうなパーツのもこの様にメッキ加工をご希望されます。

ドンネットを開け閉めする事は中々無いのですが展示会やモーターショーではボンネットを開けっ放しでエンジン内部の鏡面使用に

皆さん、度胆を抜かれる為にインパクトがあります。

それでは、この旧車のアルミニウム製鋳物エンジンパーツにクロムメッキ加工を施す方法を個人様、業者様、マニア様に分かりやすく

丁寧にご紹介をさせて頂きます。

円柱になっていて内部が汚れていますので専用洗剤で内部洗浄致します。

その次にアルミニウム製鋳物表面に錆止め、アルマイトが施されていますのでアルマイト剥離を行いますが、この剥離は車屋さんで

行われる塗装剥離剤では剥離作業が出来ない為にアルマイト加工が出来る業者などで剥離作業しなければいけません。

アルマイト剥離が終了致しますと続いてバフ研磨作業を行いますがスチール製品の様に番手が低いバフから作業した場合、アルミニウム製品

の場合はバフ痕が残る為に240番手あたりから上げて行く方が良いです。

このパーツ自体が50年程経っておりますので腐食も御座いますので根気よく磨き腐食痕が有る場合はそれらの周辺は意識し力強くしかし

バフ痕が残らない様に慎重に磨き込みます。

この作業が終了致しますと銅メッキ加工によってアルミニウム表面に銅被膜を付着させてもう一度バフ研磨作業を行う事によって

削れた銅の粉を利用し素材のピンホールや腐食痕に入れていきます。

この作業を行うのと行わないとではメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)終了後の製品の見栄えが全く違いますので

最低でもクオリティを上げる場合はこの作業は必須となります。

やはり手間を掛ければ工賃も上がる事にはなりますが、見栄えのクオリティが増すならばやっておいた方が良いです。

そしてもう一度銅メッキ加工を行い次にニッケルメッキ加工最後にクロムメッキ加工でメッキ加工としては終了になります。

仕上げ作業を行うのには、青粉等の細かい粒子の研磨剤を利用しバフ磨きによってメッキ表面を更に鏡面に致します。

エンジンパーツにメッキ加工、鏡面研磨をお考えのお客様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

ホンダオデッセイ用車外品FRP製エアログリルにモーターショー用最高級クロムメッキ加工を行います。

このパーツはホンダオデッセイの車外品グリルです。

素材はFRP製で網部分はスチールです。

お客様は個人様で当社に初めてご依頼されました。

当然、オーナー様もメッキ塗装や乾式メッキのクオリティでは無くモーターショー用最高級クロムメッキ加工を望まれておりますので

何時もの様にFRP表面を金属化しメッキ加工を行いますので、お客様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂いた内様を皆様にも

ご提案させて頂きます。

まず写真を見て頂くとお分かりの様に網部分が御座います。

裏面で小さな金具で止めてあるのでこの部分を外し網はスチールメッキ加工を行います。

この網には錆止めのメッキ加工がしてあるのでシアンで剥離致します。

剥離作業が終了致しますと本来ならバフ研磨作業を行い銅メッキ加工へと移るのですが網は研磨作業を行いますと形状まで変わってしまいま

すのでバフ研磨作業をせずに銅メッキ加工致します。

次にニッケルメッキ加工、最後にクロムメッキ加工を行い網に対するメッキは終了になります。

このFRP製グリルにモーターショー用クロムメッキ加工を行うのには、FRP表面に付着している静電気で付着しているホコリや

人の手で触れた油分を脱脂作業によって綺麗に致します。

FRP表面が綺麗になったグリル全体の傷や巣穴を金属パテで表面補修作業を行い次にメッキ用サフェーサー、プライマーで生地を整えま

す。

まるで車屋さんで板金作業で行われている作業に似ています。

表面を元々の形状でなだらかに加工しなければメッキ加工して出来上がった時に波打ってしまいますので洗練された技術が必要になります。

次に行われる作業はプライマー上に通電効果を出す為に導電塗料や無電解メッキを行い表面に通電効果を出します。

次に銅メッキ加工を行いバフ研磨作業によって削れた銅の粉を利用しピンホールに埋めて行きます。

そしてもう一度銅メッキ加工を行う事でメッキ加工完成時における見栄えの良さを出すために行います。

次にニッケルメッキ加工を行う訳ですがこのメッキのメリットは腐食を防ぐ事と次に行われるクロムメッキ加工と相性が良い為に

剥がれにくくなる為に行い、最後にクロムメッキ加工を行い、仕上げ作業として細かい粒子の研磨剤でメッキ表面を丁寧に磨いて

終了になります。

FRPグリルやFRPコーナーパネル、FRPバンパー等のFRP製品には必ず多かれ少なかれ巣穴が存在致します。

今回のFRP製グリルは綺麗に仕上がっていますが端々に傷が存在しています。

モーターショー用最高級クロムメッキ加工を少しでもお安くする為にも巣穴が少なく傷が無いFRP製品をご購入される事が最も大切な事に

なります。

FRPパーツにモーターショー用最高級クロムメッキ加工をお考えの個人様や業者様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

初めての業者様から当社(メッキ工房光沢屋)にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂く手順。

初めての業者様から当社(メッキ工房光沢屋)に様々なメッキ加工のご相談や再メッキ加工(リクローム)をご依頼される為の仕方及び

それらの段取りを分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

当社における業者様のご依頼の中で大きく分けさせて頂くと、自動車やバイク、トラック等のモーター系業者様とそれ以外の企業様に

分かれます。

モーター系の業者様でのお問い合わせ方法は、ほぼ個人様と同じご依頼方法になりますが、個人様と違うのはメッキ加工や再メッキ加工

(リクローム)されたいパーツが多い場合や当社の代理店をされる場合はお値段が個人様と違う為にお話しをさせて頂きます。

モーター系の業者様以外の企業様からの様々なメッキ加工のご相談やご依頼はメールやお電話、ファックスでのお問い合わせになりますが

商品開発される前のご相談であっても最終的にはその物自体を検品させて頂き企業様が求めてらっしゃるメッキのクオリティなのか

どうなのか、その製品に対して綺麗さでは無く錆びにくさだけを求めてらっしゃるのか、熱伝導性や柔らかさをお求めになられているのか

等、様々なご要望が有るかと思いますのでお問い合わせの際に製作品に何を求められるのかが一番大切になりますのでどのお問い合わせ

方法でも必ず当社の担当者にご相談ください。

その際には、企業様で開発された商品に合う的確なメッキのアドバイスの上、メッキ加工によって付加価値をご提供させて頂きます。

当社に企業様からご依頼を頂いた分かりやすい一つの例でご説明をさせて頂きたいと思います。

大手マネキンメーカー様からマネキン自体にピカピカのメッキ加工を量産品として加工をして欲しいと言うご依頼が御座いました。

この段階でお聞きするのは、そのピカピカにメッキ加工されたいマネキンは何で出来ているか?今回の素材はFRPとの事でした。

FRP素材の場合、メッキ加工が可能な場合は塗装が施されていない状態が絶対条件になり、そのFRP製マネキンの内部が空洞の

場合にはドリル等で数か所穴を開けなければいけない等の注意点を企業様に申し上げます。

その条件がクリア出来ればピカピカのメッキ加工が可能になる為に、湿式メッキ加工による方法が良いのか、乾式メッキ加工による

メッキ加工が良いのかを企業様とご相談させて頂きます。

その後、納期やご予算、お支払方法を話させて頂き正式にお仕事をお受けさせて頂く様になります。

メッキの種類は大変多くメッキ工に携わる方やそれらの経営者でもメッキの全ての種類を把握出来る事は御座いませんが

当社の本社は日本でも有数の町全体がメッキ関連の工場になっている事から様々な用途に対応出来るメッキ加工が出来ますので

ご安心ください。

個人様で初めて当社(メッキ工房光沢屋)にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂く為の方法。

個人様で当社(メッキ工房光沢屋)に初めてメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂く為の順序を分かりやすく丁寧に

ご説明をさせて頂きます。

メッキ加工をご依頼して頂くにあたってまずメッキの種類をお伺い致しますが、皆様が一番ご存知なメッキがメッキホイルやメッキバンパー

、メッキグリルの装飾クロムメッキ、又ボルトやナット、ワッシャ等のユニクロメッキ等、様々な種類が御座います。

普通のマニア様でも中々メッキの種類を言える方は少ないと思います。

ですので、お電話でのお問い合わせの際に当社の営業から分かりやすくご説明をさせて頂いた上で自動車、バイク、トラック等の

パーツ名やどの様な個所に装着しているかをお客様に御質問させて頂きますので、その何点かのご質問内容でどのメッキが妥当か

判断させて頂きますのでご安心ください。

ご質問内容は、メッキ加工されたいパーツが自動車部品なのか、バイク部品なのか、トラック部品なのかを御質問させて頂きます。

次にそのパーツが金属なのか樹脂なのかを御質問させて頂きます。

又、そのメッキ加工されたいパーツ表面に塗装やメッキが付いているかもお聞きさせて頂きます。

例えば金属でしたら錆痕や腐食痕が有る事もメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)する上で大変重要な事で御座いますので

この事についてもご質問をさせて頂きます。

後、メッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を行う上で大事なのはパーツの大きさと形状になりますが、当社で今まで加工させて頂いた

事の有るパーツで有るならば大きさや形状をお聞きする事は御座いません。

大体、この位の御質問で終了致しますが、お見積りに関しましては当社が今まで施工したパーツ以外は基本パーツを送って頂いた折に

検品させて頂いた上でお客様に正式なお値段と納期更に、当社のメッキランク上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工のご説明を

させて頂いた中からお客様に選んで頂く事になります。

上メッキ加工の綺麗さと錆びにくさのクオリティは世界最上級レベルでモーターショー用メッキ加工となります。

中メッキ加工の綺麗さと錆びにくさのクオリティは大手自動車メーカー様のレベルよりも上になりますが、元々のメッキ加工されたいパーツ

が腐食が酷い場合は大手メーカーの新品メッキパーツより見栄えのクオリティは物理的要因から下がる事が御座います。

下メッキ加工の綺麗さと錆びにくさのクオリティは極端にお値段がお安く、納期が早い事から素材の腐食具合によりますが綺麗さと錆びにく

さのクオリティは中メッキ加工よりも下がってしまいます。

お客様のご予算と納期をお考えになられて当社のメッキランクの3種類からお選びになられて下さい。

尚、金属パーツの中で亜鉛ダイカスト(アンチモニ)パーツに関しましては上メッキ加工のみになります。

個人様がメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご希望される場合はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

個人様のご依頼でバイクパーツに対してメッキ加工(中メッキ)

この商品は個人様のご依頼で塗装付でスチール製バイクパーツにクロムメッキ加工になります。

今回ご依頼して頂いたお客様は初めて当社にお問い合わせ頂いた事も御座いまして、当社のメッキランク、上メッキ加工、中メッキ加工、

下メッキ加工の加工方法、それに伴って見栄えのクオリティと錆びにくさのクオリティのご説明を分かりやすく丁寧にさせて頂きました。

当社のリピーター様も2回目位になりますと各パーツ事に納品者にこのパーツは上メッキ加工で、このパーツは中メッキでと言う様に

ご指定して下さるお客様もいらっしゃる位に当社は初めてのお客様には特に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

その事が有って有り難くも当社は個人様、業者様共にリピーター率が大変高い理由だと感じております。

今回のお客様は当社のメッキランク中メッキ加工(厚メッキ加工)を選択して頂いたので中メッキ加工(厚メッキ加工)による

加工方法を今回のお客様に御説明をさせて頂いた様に分かりやすく丁寧に業者様と個人様に御説明をさせて頂きます。

写真に写っているパーツ全て塗装が付いており、まず行わなければいけない作業が塗装剥離剤による丁寧な剥離作業になります。

この剥離作業で使用する剥離剤は車屋さんで使用する剥離剤を使用し全ての塗装付パーツを剥離用の専用ケースにパーツとパーツの

間隔を開けて剥離剤が隅々まで行き渡る様にします。

パーツ全てが剥離剤で沈んでいる状態が綺麗に塗装剥離出来るポイントとなります。

塗装剥離に関しまして言いますと気温によって完全に剥離出来る時間が変わってくる事から冬は半日かかる事も御座いますが

夏場は30分も有れば綺麗に剥離が出来る事も有ります。(気温が高ければ高い程、剥離剤が塗料に反応します。)

塗装剥離が終了致しますと、今度はパーツが錆びない様に下地に黒皮、白皮と言われる錆止めメッキが行われている事も有り

シアンに漬け込みパーツ自体を裸にしてしまいます。

この作業を行わないでメッキは付きません。

この作業が終了致しますとバフ研磨作業を行いますがメッキ加工賃の何割かはバフ研磨工賃の為にパーツを取り付けて見えない個所は

バフ研磨作業を行わない方がお値段が安くなる為に、当社の営業の方からお客様に表面と裏面の確認をし少しでもお安くした上で

クオリティを上げれる様にご説明と作業をさせて頂いております。

バフ研磨作業が終了致しますと次に行う作業が銅メッキ加工になりますが、この作業は素材に元々あるピンホールを銅被膜を得た状態から

先ほど行われたバフ研磨作業の様にパーツを磨く事により銅の削れた粉を利用しピンホールに埋める方法をとる為にこの作業を

行います。

通常、下メッキ加工ではこのピンホールを埋める作業は行いません。(その分下メッキ加工は中メッキ加工より手間が掛からない分お安くな

ります。)

ピンホール埋めが完了致しますと、もう一度銅メッキ加工によってメッキ加工完成後の綺麗さを増す為にこの作業を行い

次に行われるニッケルメッキ加工は錆びにくさと最後に行われるクロムメッキとの相性が良い為に剥がれにくくするメリットが生じる為に

行います。

そして先ほど言ったクロムメッキ加工でメッキ作業としては終了になりますが、仕上げ作業として青粉等の細かい粒子の研磨剤によって

クロムメッキ表面を丁寧に磨いて梱包しお客様に御発送させて頂きます。

初めての個人様による単ロットにもメッキ工房光沢屋は対応しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

スズキGS750 フロントフェンダー再メッキ加工(リクローム)を上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工をそれぞれ行う方法を業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

きょうの商品はバイクフェンダーですが車種は、スズキGS750 フロントフェンダーです。

当社にバイクパーツに対してのメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)のご依頼の中では王道、鉄板です。

その王道的、鉄板のバイクフェンダーの再メッキ加工(リクローム)の作業を上メッキ加工のメリット、中メッキ加工のメリット、

下メッキ加工のメリット、更にデメリットに関しましてもご紹介させて頂きたいと思います。

まず今回のスズキGS750 フェンダーパーツの状態は再メッキ加工(リクローム)するにしては素材的に大変生地が綺麗です。

写真でも皆さんに生地の良さは伝わっていると思います。

写真の様にこの位フェンダーの裏と表の状態が良い場合は、当社のメッキランク、上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工、

共に選んで頂いても見栄えのクオリティの差に関しまして上メッキ加工を100と仮定して言うならば、中メッキ加工は95以上の

見栄えのクオリティ、下メッキ加工で言えば85以上になると思います。

それでは、錆びにくさのクオリティで申し上げますと上メッキ加工を100と想定して言いますと中メッキ加工は80位

下メッキ加工になりますと25位になります。

これこそがメッキランクのメリットとデメリットです。

大量生産品を購入されたお客様や業者様は安くてメッキパーツで購入されたり、又、メーカー純正メッキパーツでは無く

外品でメッキパーツをご購入された事の有る方は大変に多いと思いますが、メッキが剥がれたり直ぐに錆が出たりとか

見栄えが初めから汚い等、安さが故のデメリットをお感じになられた事は必ず有ると思います。

ある意味で言えばそれは仕方がない事で大量生産品を扱われている業者様から言わせると会社として1つ、1つのパーツから人件費、開発費

輸送費、販売費、様々な経費を捻出して会社に利益を齎さなければいけません。

そうなると少しでも経費を削って利益を出さなくてはいけない為に各部者が徹底した経費削減を行います。

これは大企業、中企業、小企業、零細企業、関係なくでしょう。

一番経費削減しているのは大企業だと思いますが・・・

当然、一番皆様がメッキパーツをご購入して期待するのがメッキの見栄えの綺麗さと長持ちのクオリティ、ここが一番お客様が求めている

所だと思いますが会社の経費削減はここも削減されています。ですので我々が良く言う粗悪品が誕生してしまうのです。

当社、メッキ工房光沢屋は大量生産品のお仕事は別部門が行い、小ロットのみのお仕事はクオリティ優先で作業を行っております。

その分、手間と施工の仕方が全く違う事から加工賃は少しお高くなりますがどこまで言っても、見栄えのクオリティと錆びにくさの

クオリティをお客様に御提供させて頂きます。

旧車のエンジン内部部品やそれに付随する部品にクロムメッキ以外のメッキ加工を行う為、業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

今日の写真は旧車部品でおもにエンジン関連部品です。

50年程経年劣化している事からご覧の様な錆が出ています。

この写真に載っている部品の全てが亜鉛メッキになりますがクロムメッキの様見栄えを良くする意味合いのメッキでは御座いません。

外装部品に良く使われるメッキは見える場所に部品が装着されている為に見栄えが良いメッキ即ちクロムメッキやカラーメッキになりますが

例えば、ボンネット内部、エンジン部品やそれに付随する部品は人目に触れる事が少なく綺麗さを求めるメッキよりも元々ワックスがけ等

しない為に出来る限り錆びにくいメッキを行いますが、20年位になると錆びにくい亜鉛メッキパーツとは言え錆びる物です。

その為に、数十年経つと旧車をこよなく愛するオーナー様や専門業者様は旧車の外装部品(バンパー、グリル、モール、ライトリム、エンブ

レム、マスコットパーツ等)にクロムメッキによる再メッキ加工(リクローム)を行う傍ら、エンジン部品やそれに付随するご覧の様に

腐食した部品を亜鉛メッキによる再メッキ加工(リクローム)を行います。

写真の中に写っている小さなナットや在り来たりのボルト等は新品を購入する事はめんどくさくとも可能ですが、他の部品になりますと

自動車メーカーさんの部品在庫は御座いませんので腐食した部品を綺麗にしながら使っていく方法でないと旧車が維持できません。

もしくは旧車を扱う専門業者さんから使えなくなった部品を購入するか、オークションで落札するかでしょう。(あればの話しです

が・・・)

それでは、当社の亜鉛メッキ加工のメッキランクをご紹介させて頂きます。

まず亜鉛メッキ加工を行う前の剥離作業で大まかな錆は溶けるのですが腐食痕は残りますので、お客様の中には部品が見える所に無くとも

どうせ再メッキ加工(リクローム)するのならバフ研磨作業によって生地を綺麗にした上で亜鉛メッキ加工を施して欲しいと言う

お客様も少なくは御座いませんので、バフ研磨作業を行った上で亜鉛メッキ加工を行うか、バフ研磨作業無しで亜鉛メッキ加工を

行うかの選択が可能になっております。

当然、バフ研磨作業有りでの亜鉛メッキ加工の方が手間が掛かりますのでお値段が掛かります。

その際に小さなボルトやナットは指に挟んでバフ研磨作業を物理的に行えない事からある一定の大きさの部品に限ります。

お値段的にはクロムメッキ加工よりもお安く小さな部品に限りますが籠(バレル)と言う物に約3分の1位に収まる範囲でお値段が出ます。

エンジン部品の種類の中にはバレルに入れると変形する部品や大きい物は別途料金になります。

旧車部品、自動車部品、エンジン部品やそれに付随する部品に亜鉛メッキ加工をお考えの業者様や個人様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ

下さい。

旧車アンチモニ製パーツを再メッキ加工(リクローム)すると新品以上に綺麗になります。

ご覧の写真は旧車ブタケツローレルのアンチモニ製マスコットを再メッキ加工(リクローム)したビフォー、アフターです。

以前にご紹介した再メッキ加工(リクローム)前の写真は張り付けさせて頂いておりました。

現在、国産車、外国産者、問わずこの様にアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカスト製パーツ)を使用する事はまずありません。

今から20後半からそれより昔になると国産車も外国産者もアウタードアハンドルやエンブレムパーツ、マスコットパーツ、様々な大量生産

パーツにアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカスト製パーツ)が使用されていました。

マニアさんや旧車を扱う業者様は御存じなのですが、新品のアンチモニ製品(亜鉛ダイカスト製品)にはメッキ加工が出来るのですが経年劣

化したアンチモニ製品(亜鉛ダイカスト製品)にはメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が出来ません。

その理由はそもそもアンチモニ製品(亜鉛ダイカスト)はスチール製品等と腐食の仕方が違う上、元々有る巣穴の大きさがアンチモニ製品(亜

鉛ダイカスト)の方が大きく腐食すると写真のビフォーの様なアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカスト製パーツ)の様に独特な錆が出てしまい

再メッキ加工(リクローム)作業を行う際のメッキ剥離でアンチモニ(亜鉛ダイカスト)表面をも溶かしてしまい表面がボコボコになってしま

う為普通の装飾クロムメッキ工場では出来ないのです。

これを普通のメッキ工場で再メッキ加工(リクローム)すると見栄えがボコボコで直ぐにメッキが剥がれてしまいます。

反対にアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカストパーツ)の形状さえ溶けて変わってしまう位です。

それならば、なぜ旧車のアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカストパーツ)が腐食した状態の物を再メッキ加工(リクローム)出来るのかと言う

と、メッキ剥離作業後の工程にあります。

その違いの工程は、剥離作業が終了してアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカスト製パーツ)表面の錆痕や巣穴に細かい粒子のアルミニウム製金

属パテで表面を肉盛り表面補修する事により素材を磨いて綺麗にする考え方から腐食した素材表面に更に新しい金属で覆い隠すと言う考え方

の作業を行う事が旧車等の経年劣化して醜くなったアンチモニ製パーツ(亜鉛ダイカスト製パーツ)が新品以上のクオリティが追求できる事

になるのです。

更に見栄えが良くなるだけでは無く、その上にメッキ用サフェーサー、プライマー等作業により腐食しにくくする事によりメッキに対する

錆びにくさも備わっていますので見栄えと錆にくさ両面兼ね揃えた商品をお客様に御提供する事が可能なのです。

国産の旧車、外国の旧車、様々な素材の旧車パーツにメッキ加工をお考えのお客様、個人様、業者様問わず、メッキ工房光沢屋にお問い合わ

せ下さい。

その際は、お気軽にお問い合わせ下さい。分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。