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メッキ加工対応でホイルの形状大きさはどの様な状態まで対応可能か

メッキ加工をお考えのお客様で、自動車、バイク、トラックのホイルを綺麗にしたいと弊社にご依頼される前に形状と大きさがお受けできるか、お受けできないかの条件になりますので、今回はこのお話しをさせて頂きます。ホイルをピパピかにする方法には2種類の加工方法が御座います。1つ目はクロムメッキ加工です。2つ目は鏡面ポリッシュです。それでは最初に自動車専用ホイルのご説明をさせて頂きますがクロムメッキをご希望される場合ホイルの大きさは26インチ以内です。スポークの形状はハブ部分からリムまで20本のスポークがクロムメッキがのる限界値です。この場合はスポークとスポークの隙間にもしっかりとメッキがのっている状態でのお話です。あとホイルの素材が純度100%アルミニウム製か、もしくはスチール製である事がクロムメッキ加工可能である条件です。マグネシウム合金の場合はメッキ加工対応不可になります。次に鏡面ポリッシュですが加工対応はクロムメッキと同じ26インチです。形状ではワンピースの場合は20本のスポークが限界値で、2ピースで言いますと24スポーク程度までは対応可能です。尚、素材が鋳物ホイルの場合はアルミホイル鏡面ポリッシュ仕上げより光沢がやや落ちます。簡単に言いますとクロムメッキ加工不可の場合は鏡面ポリッシュ加工を選ぶ方が良いと言う事になります。続いてバイクホイルですが自動車用ホイルと違い左右両面に対してクロムメッキ加工や鏡面ポリッシュをしないといけないので加工賃はお高くなります。バイクの場合クロムメッキ加工の対応インチ数はと言うより、リムからスポークまでの高低差がどうかでクロムメッキが全体的にのるかどうかが決まります。例えばハーレーダビッドソンのディッシュホイルで底の部分が深い状態やそれらに近い様なホイルは一部分がメッキが薄い仕上がりになってしまう事があります。その場合は、鏡面ポリッシュ加工を選んで頂いた方が良い事になります。自動車用ホイル、バイクホイルには1ピースや2ピース等分解できる事が御座いますがクロムメッキ加工、鏡面ポリッシュ加工双方ともに分解出来れば、分解できる程加工すやすいので見栄えのクオリティが良くなります。ホイルのハブは加工上、新品の物を用意して頂く必要が御座います。(ハブ部分にメッキがのるとハブ取り付けがしにくくなる為です。)ホイルの素材に関して言えば自動車用ホイルと同じです。続いてトラック用ホイルですが大型トラックのインチ数は22.5ですがこの大きさであれば問題は御座いませんがISOホイルのフロントはクロムメッキ加工は不可になります。後輪のホイルは加工可能です。トラック用ホイルでアルコア製アルミニウムが御座いますが鏡面ポリッシュ仕上げをご希望されら事のあるお客様が日本ではいません。全てクロムメッキ加工でのご依頼です。