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ブタケツローレル前後バンパー鈑金と再メッキ加工12月21日福岡県

上の写真は令和元年12月21日福岡県の業者様からご相談を頂いたブタケツローレル前後バンパーの表面と裏面を添付させて頂きました。ご覧の様にこの旧車はフロント、リア共に3分割になっていまして正面とコーナーが分かれているタイプです。今年だけで8台前後ブタケツローレル前後バンパーに再メッキ加工を施させて頂きましたが、今回のリアバンパー中央部の物は非常に厄介な状態です。恐らくこの自動車の前オーナー様は町のメッキ屋さんで板金加工して再メッキ加工されたと思うのですが写真添付裏面の板金加工痕とバンパー表面の見栄えのクオリティに残念な状態になっている為に今回の再メッキ加工ではもしかすると上メッキ加工でなければ新品未使用品の様な仕上がりにはならない様な気がします。皆様もご承知の様にハイクオリティを追求する為にメッキを剥離する為にはシアンと言う劇物を使用しなければいけません。この剥離は装飾クロムメッキ部品の見栄えのクオリティと剥がれにくさのクオリティ共に必須な物です。しかしながらメリットだけでは御座いません。デメリットとしてメッキと錆だけが剥離されるだけでは無くて板金加工した部分も溶けてしまう事になります。それだけ素材であるスチール以外の全てを溶かす非常に優れた剥離剤なのです。この事から今回のリアバンパー中央部品は至る個所に板金加工されている為に穴が開いてしまう事になります。そうなるとシアン剥離後の状態では板金加工を再度行わなくてはいけない事から加工賃が発生してしまいます。もう一つ厄介な事は悪口では無くて現在のバンパーに対する板金加工がご覧の様に良い状態では御座いません。何故ならば再メッキ加工を行う時に次回の再メッキ加工を踏まえて板金されているかどうか、これは大変に重要な事な事なのです。弊社はモーター関連に特化した装飾クロムメッキ工場ですので板金加工の技術は御座いません。なので弊社は日本でもトップと言われる板金加工専門工場と提携させて頂いており、これまで様々なモーター関連部品に再メッキ加工の際の板金加工を施して頂いた経験から沢山の情報が御座います。その中で今回の事案は中メッキ加工(分厚いメッキ仕上げ)+板金加工を施しても見栄えのクオリティが新品未使用品レベルになるのは非常に難しいと言える訳です。因みにシアン剥離してみなければ断言できませんが弊社の上メッキ加工所謂、細かい粒子のアルミニウム製金属パテ及びメッキ用プライマー処理を施せば新品未使用品と錆びにくさの両クオリティを追求する事が出来ると思います。