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真鍮製バイク部品に装飾クロムメッキ加工を施す 京都府12月29日個人様

今回のお話は12月29日に弊社にご依頼した抱きました京都府の個人様で真鍮削り出しバイク新品未使用品に装飾クロムメッキ加工を施して欲しいと言う事です。バイクを取り扱う業者様やバイクの愛好家の皆様ならこのパーツを知ってらっしゃると思いますがご覧の様に真鍮色で光沢が出ていて高級感が御座います。この見栄えでメーカー様は売っているのですがこの金色っぽい光沢をクロムの光沢に変えて愛車に装着されたいとオーナー様はお考えになられています。実はこの部品よく弊社に今回のお客様同様にご希望される方は少なくありません。この真鍮製部品に関しましては弊社のメッキランク下メッキ加工でも充分に見栄えのクオリティを追求出来るレベルです。その理由は真鍮製品の新品未使用品であり削り出しと言う事にあります。この様な場合、元自体が既に素材自体がピカピカな状態、しかも真鍮自体経年劣化しにくい特性が御座います。例えば、この様な真鍮素材を使用している洗面付近の部品で蛇口等、それらにクロムメッキ加工を施しております。皆様の洗面周辺部品や台所やお風呂、トイレなど水気が多く錆びやすいか所ばかりです。しかしながら錆が出ていないですよね。それはクロムメッキの膜厚が薄くとも真鍮う素材自体が腐食しにくい為にその様になっているのです。この様な水回りメーカー様はその真鍮素材の特性をお分かりになられているのでスチールなどの錆びやすい素材を使用しないで真鍮素材を使われるのです。この理屈と同じでこの部品メーカー様もこの素材を使用されている訳です。なので下メッキ加工でも充分に対応できる事になります。それでは今回ご依頼いただきましたバイク部品のメッキ加工方法をご紹介させて頂きたいと思います。まずはこれらの部品全てを分解しなくてはいけません。写真をご覧の様にゴムパーツを取り除きます。続いてスチール製の6角ボルトで丸い部分が留めているのでこれも取ります。そして真鍮自体に油分などが付着しているので脱脂致します。この作業は油分が製品に付着しているとメッキがのらなかったりザラザラした様な見栄えの仕上がりにならない為に行う作業です。この作業を忙しいからと言って疎かにすると本当につまらない商品に仕上がってしまいます。丁寧に脱脂致します。続いて素材が削り出しで充分に光沢が出ているのであればこのままメッキ致しますが、中途半端な光沢や傷が付いている場合は、しっかりとバフ研磨作業を行わなくてはいけません。