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20年前の経年劣化レイズゲノムホイル(2ピース)厚メッキ加工(中ランク)完成品

上の写真は2カ月ほど前に北海道の個人様から20年前の融雪剤と傷で光沢が少なくなった思入れの有る経年劣化したレイズ社製ゲノムホイル(2ピース)4本を弊社の厚メッキ加工(中ランク)で施工して欲しいと言うご希望商品の写真です。2枚目まではアフターで下部はビフォーです。加工前後で光沢が全く違うのがお分かりになられると思います。素材は2ピース共にアルミニウム製で20年経過している割には表面の傷が浅く日頃のお手入れが行き届いているのが分かりました。皆様もご承知の様にホイルは全て分解して各パーツ事にリクロームを行います。ハブキャップ枠は傷が深い為に弊社の上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)、残りの2ピースは先ほどもご紹介させて頂きました様に厚メッキ加工で仕上げております。厚メッキ加工はバフとメッキの厚みで見栄えのクオリティを追求する方法でホイルの出来栄えは物の状態によっても差が出てしまいます。要するに経年劣化が激しくしかもガリ傷が深い場合は完全には新品未使用品の様に綺麗になる事は御座いません。しかしながら上メッキ加工(最高級モータショー用クロムメッキ仕上げの場合は、ホイル全体にアルミニウム製金属パテとプライマー処理により深い傷や経年劣化痕、巣穴やピンホールを完全に埋めてしまうので見栄えのクオリティは新品未使用品で、尚且つ錆びないメッキホイルに変わります。当然、加工賃は厚メッキよりもお高くなります。アルミニウム製ホイルで経年劣化が進んでいたりガリ傷が深い状態の場合は上メッキ加工(最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げ)をお薦め致します。今回の様な経年劣化であれば厚メッキ加工でもこの様な綺麗な仕上がりになります。今回のレイズホイルでも取付ボルト周辺の穴付近には小さな巣穴が少し残っておりますがさほど目立つ様な物では御座いませんが人によってはこの様な状態でも妥協できない方も沢山いらっしゃいます。その時には最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げが断然良いです。コストパフォーマンスを追求して尚且つ新品未使用品よりも良い光沢を出す方法はまず厚メッキ加工を全パーツ仕上げてから検品を致します。例えば4本ホイルがあっても中には中メッキでも新品未使用品よりも光沢が出る物も御座います。(巣穴やピンホールが全く無い状態)これらはこのまま組み立てて、残りは上メッキ加工を施すとその分加工賃が安く済む事に繋がります。この施工方法がお客様にとってコストパフォーマンスと見栄えのクオリティを追求する上で一番の良い施工方法となります。