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樹脂製グリルと金属製グリルとのメッキ加工による違いは?

モーター関連部品の中で

ご依頼が多い自動車、

トラック用グリルですが

このパーツは金属及び樹脂製品の

2種類が存在します。

金属製グリルには現代車に

使用されている事は無く、

30年程前には多く採用されていました。

現代に於いては軽量化と樹脂の強度が

増してきているので

今の様な樹脂グリルが支流になってきました。

この素材にはメッキや塗装を施したり

クリアーなどで光沢を出したりと

カラーもバリエーション豊かになってきました。

前者のグリル素材はスチールが多く

採用されており続いて亜鉛ダイカスト所謂

アンチモニにクロムメッキが施されている物も多く

存在していました。

因みにインパラなどのアメ車にはアルミニウムに

アルマイトを施している物もあります。

いずれにせよ金属グリルは樹脂よりも

強度が高い上にシアンや強酸、

強アルカリ以外ならば溶ける事は無いと

言っても良い。

後者の場合材料が石油から出来ている物が多く

新品ならばともかく古い物になると

これらは薬品に負けてしまい

溶けてしまう事も珍しくありません。

この事から最高級品質のクロムメッキ加工を

ご希望の場合にはグリルもバンパー同様に

金属製よりも樹脂製の方がメッキ加工は

難しいと言える。