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昨日に引き続き旧車ブタケツローレルフロントバンパーを綺麗に再メッキ加工(リクローム)する方法を業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。ナンバー2

昨日に引き続き旧車ブタケツローレルのバンパーに再メッキ加工(リクローム)や板金加工を行う方法を分かりやすく丁寧に業者様と個人様

に御説明をさせて頂きますが、昨日は中メッキ加工(厚メッキ加工)と真鍮を用いた楊板金の再メッキ加工(リクローム)の方法を

ご説明をさせて頂きましたが、今日は、当社の上メッキ加工による再メッキ加工(リクローム)と板金加工を業者様と個人様に分かりやすく

丁寧にご説明をさせて頂きます。

基本、経年劣化が酷く錆等の腐食痕が今回の旧車ブタケツバンパーの様に全体的に有り、中メッキ加工(厚メッキ加工)と板金加工でも綺麗

に仕上がらない場合に上メッキ加工によるメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をお薦めさせて頂いております。

上メッキ加工は中メッキ加工と工程における方法やバンパーに対する工程上の考え方が全く異なりますので、今回のご説明を覚えておいて

下さい。

この旧車ブタケツバンパーにも当然メッキが付いておりますのでシアンによって剥離する考え方は上メッキ加工と中メッキ加工(厚メッキ加

工)は一緒になります。

その後、剥離が完全に終了致しますと、次に行われる作業は中メッキ加工(厚メッキ加工)の様に全体を番手を徐々に上げて行き様なバフ研

磨をせず、軽めに全体をならす程度のバフ研磨を行い、考え方としてはパーツその物を生かし表面をバフ研磨によって綺麗に蘇らすと言う

考え方では御座いません。

旧車ブタケツバンパーのスチール自体が50数年経っている事から無理を様なバフ研磨をせず、細かい粒子のアルミニウム製金属パテで

腐食痕や小さな凹みに肉盛りして行く考え方です。

もっと分かりやすくご説明をさせて頂くとスチール製のバンパーの上に新しい金属で表面を覆い隠すと言う考え方になります。

ですので、中メッキ加工(厚メッキ加工)の時に使用する様な板金加工はしないと言う事になる訳です。

そして、細かい粒子のアルミニウム製金属パテで腐食痕等が酷いバンパーに表面補修が完成致しますと、サフェーサー、プライマーによって

錆びにくくする為と生地を綺麗に整えます。

この工程も中メッキ加工には無い作業です。やはり錆びにくさは上メッキ加工によるメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)と比べると

劣ります。(しかし中メッキはメッキの厚みが有りますので普通にワックス等による錆止めで充分です。)

このサフェーサー、プライマー作業で綺麗に生地を整えるとこの表面に通電効果を促す為に導電塗料や無電解メッキ加工を行います。

この作業も中メッキ加工(厚メッキ加工)には無い作業です。

そしていよいよ銅メッキ加工を行い、バフ研磨作業を行います。この作業のメリットはピンホール等の小さな穴が有る場合銅の粉を利用し

穴を埋めるメリットが有ります。

この作業が終了致しますともう一度銅メッキ加工を行います。これらの工程は中メッキ加工(厚メッキ加工)も同じになります。

次にニッケルメッキ加工を行い最後にクロムメッキ加工を行い上メッキ加工としては完成になりますが、仕上げ作業は細かい粒子の研磨粉を

利用し磨きます。以上旧車ブタケツバンパーの上メッキ加工のご説明はこれで以上です。