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お店や邸宅やイベントに使用するオリジナル製品、モニュメントパーツにメッキ加工で付加価値を付ける。

本日のお話は、拘りが有るお店に使用するモニュメントにメッキ加工を施す事によって付加価値を出し他店舗との違いを出す。

邸宅に於いてはゲートにブラックメッキやカラーメッキによる他の邸宅と違った色合いを出す。

イベント会場で使用するモニュメントに金メッキによる高級感を出し演出する。

最近、どの業界も付加価値を出してお客様に満足して頂く為に様々な拘りを見出していますが、当社にも様々な業界の業者様からの

お問い合わせが御座います。

昔から有るのが、邸宅のリフォームでドアノブの金メッキがくすんで見栄えが悪い為に再メッキ加工(リクローム)して欲しいと言う

ご相談とか、水回りの蛇口等のクロムメッキが錆で腐食していたりくすんで見栄えが悪い為に再メッキ加工(リクローム)したい等

邸宅で使用した部品が手に入らない為に今邸宅に付いている部品を綺麗にして使用しなければいけない為のご相談は毎日の様に御座いますが

ここ数年前位から様々な業界の業者様からの付加価値を求められるご相談が大変多く頂いております。

この世の中、ある一定のお金を出せばそこそこの珍しい物も手に入る時代。

もうお客様は在り来たりの物では満足されない時代になっているとこの業界に携わらせて頂いて感じます。

如何に今の売られている商品に付加価値を出しお客様に喜んで頂いて購入して頂くか、これはどの業界も一緒の様に思います。

当然昔からメッキ業界と繋がりの深い自動車業界、バイク業界、トラック業界、建設業界、金物業界、家電業界、直接業界と繋がりが

無くとも間接的にはどの業界もメッキ業界と繋がりは有ると思います。

昔の時代はメッキと言えば錆に強い亜鉛メッキやボルトなどに使用するユニクロメッキ、綺麗なクロムメッキ、油圧シリンダー等に

使用する硬質クロムメッキ、普通の方が思うメッキはこの位だと思いますが最近は、お客様のご要望によって色合いを変えられる

カラーメッキも存在する為にその色と濃さ、薄さを調整する事で一点物のメッキ加工が出来る時代になっています。

その事から考えると一人の人間が一生で一回見れるか見れないかの付加価値が高い、インパクトが有るメッキも作れる訳です。

更に科学の発達と共に、本物の電気メッキ加工でも先ほどご説明をさせて頂いた加工が出来る事から最高級品質の商品が出来

その付加価値から様々な商品がハイソなお客様のニーズに合う商品がご提供出来ます。

様々な業界の業者様とのコラボにより付加価値を出しお客様に喜んで頂いく事が、われわれメッキ業界の使命だと確信しております。

特にメッキ工房光沢屋は単ロットから量産ロットまで対応させて頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

FRP製オリジナルナンバー灯モーターショー用クロムメッキ加工のビフォー、アフター

今回ブログに張り付けさせて頂いたパーツは1か月ほど前に業者様よりFRP製オリジナルナンバー灯にモーターショー用クロムメッキ加工

をご依頼頂いたビフォーとアフターの写真になります。

モーターショー用クロムメッキ加工とはFRP素材パーツをクロムメッキ加工する場合、FRP表面に存在する巣穴を埋め表面全体に

金属で覆い隠す事によって金属にした上でスチールメッキバンパーの様にメッキ被膜を分厚く更に経年劣化しにくい為に長持ちする

加工方法の事を言いますが、デメリットとしては大変に手間が掛かる事から10~20個単位でのご依頼受付になる為に

普通の自動車部品店では数が少なすぎて販売する事が出来ない為に最高級品を扱う専門店でのみの販売になってしまいます。

このFRP製オリジナルナンバー灯は何のへんてつも無い白ゲル仕上げですが、モーターショー用クロムメッキ加工を施す事により

見栄えも最高級ながら手に持つと金属の重たさを感じ、更に金属の冷たさがも感じる事が出来ます。

初めてモーターショー用クロムメッキ加工を施したパーツを見られて手に持たれると、皆さんびっくりされます。

それでは通常出来ないFRP製品にモーターショー用クロムメッキが出来るかを分かりやすく丁寧に業者様と個人様に御説明をさせて頂きま

す。

FRP製品にモーターショー用クロムメッキ加工を行う為には条件が御座いますが、一番大切な条件はFRP表面に塗装が付いていない事と

汚れが付着していないのが条件になりますが、このページの白ゲル状態のオリジナルナンバー灯には塗装や汚れ等は全くない為に

モーターショー用クロムメッキ加工が出来ました。

この加工方法は、FRP素材表面に静電気等による物理的要因である最低限の汚れを取り除き生地を表面を綺麗にし、綺麗になっったFRP

表面の巣穴を細かい粒子のアルミニウム製金属パテ等によって表面補修を行い更にメッキ用サフェーサー、プライマーによって生地を

整えます。

そして電気メッキ加工による工程を行う為に導電塗料や無電解メッキ加工によりFRPパーツに通電効果が出る様になります。

この作業までが下地作業になります。

通電効果が出来たFRP製品に銅メッキ加工を施しバフ研磨作業を行い、その工程で生じた銅の粉によって残りの巣穴等を埋めて行きます。

次にもう一度銅メッキ加工を行いモーターショー用クロムメッキ完成時の見栄えの綺麗さを最大限に出します。

次にニッケルメッキ加工を行いますがこの作業は物の腐食を防ぐ効果と次に行われるクロムメッキ加工と相性が良い為に剥がれにくくなる

メリットが御座います。

モーターショー用クロムメッキ加工としては完了になりますが、仕上げ作業として細かい粒子の研磨剤によって表面を丁寧に磨いて

完成になります。

モーターショー用クロムメッキ加工の様な最高級クロムメッキを施したい場合はメッキ工房光沢屋にご相談下さい。