メッキ加工方法で81年式ホンダCB750FBリフレクター

1981年式ホンダCB750FBリフレクター
1981年式ホンダCB750FBリフレクター裏面品番

メッキ加工方法で1981年式ホンダCB750FB(38年前)の純正リフレクター蒸着メッキ仕上げが、ご覧の様にアルミが剥がれてしかも経年劣化で錆が出ている様な状態です。もう一つ言えば、このオーナー様はリフレクター内部をシンナーか何かで綺麗になるのではと思い、拭いているのではと言う様な痕が御座います。たまに弊社のブログでリフレクターの取り扱いをご説明させていますのでご覧になって知っている方も多いと思いますが、リフレクター内部にメッキ加工方法で施している物は2種類御座います。1つは上の写真の様な白っぽいアルミニウム蒸着メッキ仕上げ、2つ目は弊社などが特化して行っているハイクオリティの電気メッキ加工仕上げです。1つ目のアルミニウム蒸着メッキ仕上げの場合は加工を施す終わったら、耐熱処理を施す為に加工終了後に内部に触れる事は上の写真の様になってしまいます。当然、経年劣化でもこの様になりますが・・・2つ目の電気メッキ加工仕上げの場合は内部を触れてもこの様な事にはなりません。何故なら、耐熱処理を施していなくても全く問題なく経年劣化するまで持つからです。それでは何故、旧車、現行車のリフレクター内部にアルミニウム蒸着メッキを施しているのかと言いますと、コストパフォーマンスが良いのとリフレクターの底の部分にもメッキがのりやすい、この事からリフレクターの内部にこの様なメッキ加工方法を選択している訳です。大手自動車メーカー様やバイクメーカー様、トラックメーカー様はビジネスとしてコストを考えて各部品単価を出来る限り低コストが可能な限りギリギリのお商売をされています。この事から考えますと、早ければアルミニウム蒸着メッキ仕上げのリフレクターが車検が通らない様な光量になるのは、約8年前後、長くとも10年この位には新品未使用品のリフレクターを購入するか弊社などの再メッキ加工(リクローム)会社に依頼するかの何れかになると思います。弊社は電気メッキ加工に特化しておりますので、アルミ蒸着メッキ仕上げよりもリフレクター内部の光量も高い上、長持ちするメッキ加工方法です。リフレクターの光量が低くなると車検の検査に通らないだけでは無く、夜間走行時、又、トンネルなどの位場所で走行が難しくなり、事故を起こしてしまうデメリットが発生致します。エンジンに関係は御座いませんので、日中の走行には全く問題は御座いませんがライトが少し暗く感じたなと思ったら直ぐに、交換されるか、再メッキ加工されるかお考えになられる事をお勧め致します。