何故多くのリフレクターには乾式メッキを採用しているのか?

モーター関連部品の多くに採用されている

メッキパーツには電着と電気を使用しない

方法の2種類が存在しますが、

特にライト内部のリフレクターには

後者の施工方法を採用している事が殆どです。

当然、それには意味がある訳ですが

第一にコストが良い。

第二に車検時における光量が丁度良い。

第三にリフレクター内部にまで

しっかりとメッキがのる。

(リフレクター自体の形状は物のよって

様々であるが基本形状はお椀型でその内部に

対してメッキを施さなくてはいけない。)

第四にリフレクターに対しての量産に適している。

これらがこのパーツに対しての

乾式メッキ施工方法のメリットです。

当然、反対にデメリットも存在します。

その代表たる物は完成後に指が触れたり

布で拭いたりするとメッキ面に傷が付いたり

薄くなったりする。

場合によれば生地が見えてしまう事もある。

そしてこのパーツが樹脂製の場合、

金属物の様にリクロームを何回も出来ない事。

希少価値車の場合には数十年間自動車を車検に

通さなくてはいけないのでリフレクターメッキに

手慣れた工場に依頼する事が望ましい。