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カワサキバイクの樹脂製ヘッドライトカバーと金属製連結付属品を最高級モーターショー用クロムメッキ加工

上記の写真は現行のカワサキ製バイクの

メーカー純正の樹脂製ヘッドライトカバーと

それを連結する金属製付属品です。

個人様からのご依頼ですが、全てメーカー新品未使用品を

ご購入して頂いて当社に送って下さいました。

部品の素材が所謂、スチールやアルミニウム、ステンレス

真鍮の様な金属製ならば経年劣化して錆が出ていない限り

今、使用されている部品を送って頂いても

クロムメッキ加工賃や納期など

新品未使用品と殆ど差は無いのですが

樹脂製部品の場合はそうはいきません。

その理由は、樹脂製品の多くは石油製で経年劣化致しますと

その生地が段々と硬くなり薬品や強度に対する耐性が

弱くなる為にクロムメッキ加工を施す上で

大変手間が掛り、その理由で加工賃と納期が

お客様にとって負担が増えてしまうと言う

デメリットが発生してしまいます。

ですので、今回のお客様は樹脂製ヘッドライトカバーを

新品未使用品を用意して頂きました。

新品未使用品が手に入らない場合は

当然、送って頂いても大丈夫です。

喜んでクロムメッキ加工させて頂きます。

(経年劣化の状態によっては加工不可の場合もある)

当社の樹脂製部品に対するクロムメッキ加工は

最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施させて

頂いております。

メーカー純正クロムメッキパーツよりも

手間を掛けさせて頂いておりますので

見栄えのクオリティと長持ちのクオリティを

お客様にご提供させて頂いております。

金属製部品の場合は、お客様のクオリティの考え方で

当社のメッキランクを3段階に分けさせて頂いて

それぞれのお値段と納期、そしてそれぞれのメッキランクの

メリットをお客様に分かりやすくご説明させて頂いた上で

メッキランクを選択して頂く様にさせて頂いております。

今回のお客様は金属製連結部品2点共に当社のメッキランク

中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)を選択して頂きました。

このレベルは、新品未使用品ならばバイクの大手メーカー様と

同じレベルか又は、それ以上のレベルになります。

今回の金属製部品は大きさが小さい為にバフが当たり難い事から

細かい粒子のセラミック製粒子でブラスト(ショット)する

事になります。

今回のお客様も心配されておりましたが

写真の金属製連結部品にネジを入れる凸の部分が

御座いますがその内部にメッキが掛ったりして

クロムメッキ完成後、ネジが入らない様な事は

一切御座いません。

電気メッキ加工は、字の如く電気の流れを利用し

金属皮膜を得る為に表だった箇所はメッキがよく付き

入り組んだ内部にはメッキが入りにくい性質が御座いますので

その様な心配はないと言う事になります。

但し、反対にネジのねじ山を養生しないでメッキ加工を

施すとしっかり金属皮膜が付きネジが入りにくいと言う

事になってしまいます。