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バイクパーツメッキ加工で鋳物肌のスチール製ステーと他の部品を溶接移植した新たな部品を綺麗に致します

上の部品は旧車バイクの

スチールクロムメッキステーに他の

スチールクロムメッキパーツを溶接により

移植した新たなオリジナル製品です。

初めてのバイク屋さんからの

ご依頼ですがステーの方は鋳物肌に

クロムメッキがかかっていてもう一つの

クロムメッキの棒は鋳物肌では無い

普通のスチールクロムメッキです。

溶接はご覧の様に綺麗にされています。

しかしその移植した溶接痕の生地を

整える為にサンダー痕が

くっきり残っています。

見るからに80番手位のサンダーで

削っている痕なのでバフ研磨では

中々この痕を消すのは

大変難しい状態になっています。

しかもステーの方が亜鉛ダイカストの

生地の肌の様なザラザラでこれも

バフ研磨作業を施したとしても痕が

残ってしまう様な感じです。

スチール製品でこのザラザラ肌の生地を

使用し装飾クロムメッキを施しているのは

あまり見かけない部品です。

要するにこの移植した部品の溶接痕と

ザラザラ肌をを綺麗にする為には

普通のバフ研磨作業ではかなり

大変な作業となると言う事です。

スチールの鋳物肌を綺麗にする為には

バフ研磨作業で磨けるところまで加工し

その後は鏡面ポリッシュの機材を使用し

生地を平らにしなければいけません。

この様な場合は別途料金が

発生してしまう事が御座います。

その場合はクロムメッキ剥離

バフ研磨作業を徹底的に行いそれでも

鋳物肌が残り見栄えにかなりの影響が

有る場合はその時にお客様にご連絡させて

頂いた上で追加料金による残りの

ザラザラ肌を完全に平らにするのか

残ったままでクロムメッキ加工を

施すのかをご相談させて頂いております。

因みに当社の個人様、業者様問わず

追加料金による鏡面作業を

ご希望される方は少ないですが・・・

80番手のサンダー痕の場合も

クロムメッキ剥離後、バフ研磨作業によって

しっかりと磨かせて頂きますが

180番手前後のサンダー痕は消えますが

二桁番手のサンダー痕は

薄く残ってしまいます。

それだけサンダー痕は傷が深いと

言う意味でもあります。

ですので80番手で溶接痕の生地を

綺麗にする事は楽かも分かりませんが

クロムメッキ加工を綺麗に

完成したいのであれば最低でも

180番手位で頑張って

頂かなければいけません。

やはりサンダー痕が残ったパーツは

見栄えが悪いですからね。

溶接による移植部品に

クロムメッキ加工を施そうと

お考えの業者様と個人様はこの事を

頭に入れて頂いて作業の方を

宜しくお願い致します。

必ずこの事を守って頂くと

お客様にとってお値段と見栄えの

クオリティもお得になります。

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