旧車部品のライトリムやモールをメッキ加工

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この商品は旧車ベンツのライトリムです。

素材はアンチモニ製(亜鉛ダイカスト)です。

旧車にもよりますが金属製モールの素材の多くは

亜鉛ダイカストが多く、続いて真鍮、アルミニウムとなります。

以外にモールにはスチールを使用している

自動車は見ない様に思います。

その理由は恐らく腐食が早いのではと想像致します。

スチールは単価が安くメッキ加工もしやすい反面

腐食に弱い。

真鍮は素材的には少し高めでは有る物の腐食しにくい。

アルミニウムは値段が高いが腐食に強く軽量の金属。

因みに、ポルシェの911前の356のドアモールは真鍮に

クロムメッキ加工を施していますが

911のドアモールはアルミニウム製です。

メーカー側が軽量化に力を入れたのではと思います。

ベンツの旧車はアルミニウムを使用しているのは

あまり記憶にありませんが

亜鉛ダイカストや真鍮を使用しているイメージがあります。

日本の旧車は大概、亜鉛ダイカストで

出来ている事が多い様に感じます。

アメ車の旧車も日本の旧車の様に亜鉛ダイカストが多いです。

昔の自動車メーカー様は亜鉛ダイカストが

安価で鋳型量産に適していた事がその最大な理由です。

その亜鉛ダイカストに6価の装飾クロムメッキ加工を

施す事により高級感が部品に出て

クロムメッキ部品が支流の様に純正部品として

使用されていました。

当時は亜鉛ダイカストに対して再メッキ加工(リクローム)等

想定して作っていなかったので

現在になって亜鉛ダイカスト製クロムメッキ部品の

メーカー在庫が全く無い上に

亜鉛ダイカスト所謂アンチモニにクロムメッキが

かかった物に通常の再メッキ方法では綺麗に仕上がらないので

旧車のオーナー様は

その部品を少しでも綺麗にしたいと言う気持ちで

ピカール等の研磨剤で磨く事が

レストアの一部になっていました。

しかしながら、

この鋳物であるアンチモニ、亜鉛ダイカストにも

画期的な施工方法により新品以上の仕上がりでしかも

錆びにくいと言う両方を兼揃えた

再メッキ工法が出来上がりました。

旧車をこよなく愛するオーナー様には大ニュースです。

この工法はかなり手間が掛りお値段と納期が

通常のクロムメッキ加工よりも掛ってしまいますが

一度この方法で再メッキ加工を施すと次に再メッキ加工

(リクローム)する事は通常考えれません。

長い目で見ると決して高い工賃と納期では無いと言えます。