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希少価値が高い無線機の部品にクロムメッキ加工が完成致しました。

この部品は10日程前にブログでアップさせて頂いた希少価値の高い無線機の部品にクロムメッキ加工させて頂いた完成品です。

元々はギザギザの小さな部品はアルミニウム製で黒色塗装で、無線機のフレームはスチール製でクロメートが掛かっていました。

このギザギザの形状アルミニウム部品は山型と山型の間が大変狭い上に段差が大きい為に物理的要因でその入り組んだ個所にはメッキが

ご覧の様に入りません。

この状態は、本物の電気メッキでは絶対にこの様な狭く高い段差には入りませんが、サンドブラストで中の方まで磨くと少しは見栄えが良く

なります。

スチール製フレームの場合は入り組みが無く全てにおいてメッキが入ります。

このメッキが入る入らないは素人さんでは分かりずらく装飾クロムメッキ加工に携わる職人さんでなければ分かる事は無いと思います。

当社の場合、メッキランクが上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工と種類が御座いますが部品の入り組みが狭い箇所が有る場合は

上メッキ加工の選択が望ましいと言えます。

しかしながら、全ての入り組みが狭い部品全てにメッキが入る訳では御座いませんのでその部品を送って頂いた上でメッキが奥まで入るか入

らないかの答えをお答えする事が出来ません。

入り組みが多く狭いそして部品の大きさが有る状態で当社のメッキランク上メッキの限界に近い物は現行レクサスの純正グリルになります。

様々な入り組みが激しく大きな物の例えで言うならばこの部品になるでしょう。

このパーツ以上にメッキが入りにくい物はあまり無い様に思いますが、しいて言うならばレーシングカー用のたこ足パイプは部分的にメッキ

入らないのでメッキ加工は受け付けておりません。

これも全て電気が通りやすい形状をしているか、そうでないかの差になります。

偽物のメッキ加工、アルミニウム蒸着メッキでも当然メッキは入らないと思われます。

これらの部品以外は殆どメッキが入ると思われますがあまりメッキが掛かっている事が無い部品の場合は、装飾クロムメッキ加工に携わる職

人さんに聞かれる事をお薦め致します。

当社にご依頼される個人様や業者様はそのパーツをご発送して頂き到着後、分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

もう一つこの様なメッキが掛かりにくいパーツの中にアルミニウム製ホイルが御座います。

当然ホイルの形状やインチ数にもよりますが、一番厄介な状態はアルミニウムと他の金属との含有量によってメッキが掛かりにくい事が

御座います。

例えば、アルミニウムとマグネシウムとの合金なんかがそうで、メッキが掛かったとしても長持ちしにくくあまりお客様にお勧めは致しませ

ん。