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希少価値が高い無線機の部品にクロムメッキ加工が完成致しました。

この部品は10日程前にブログでアップさせて頂いた希少価値の高い無線機の部品にクロムメッキ加工させて頂いた完成品です。

元々はギザギザの小さな部品はアルミニウム製で黒色塗装で、無線機のフレームはスチール製でクロメートが掛かっていました。

このギザギザの形状アルミニウム部品は山型と山型の間が大変狭い上に段差が大きい為に物理的要因でその入り組んだ個所にはメッキが

ご覧の様に入りません。

この状態は、本物の電気メッキでは絶対にこの様な狭く高い段差には入りませんが、サンドブラストで中の方まで磨くと少しは見栄えが良く

なります。

スチール製フレームの場合は入り組みが無く全てにおいてメッキが入ります。

このメッキが入る入らないは素人さんでは分かりずらく装飾クロムメッキ加工に携わる職人さんでなければ分かる事は無いと思います。

当社の場合、メッキランクが上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工と種類が御座いますが部品の入り組みが狭い箇所が有る場合は

上メッキ加工の選択が望ましいと言えます。

しかしながら、全ての入り組みが狭い部品全てにメッキが入る訳では御座いませんのでその部品を送って頂いた上でメッキが奥まで入るか入

らないかの答えをお答えする事が出来ません。

入り組みが多く狭いそして部品の大きさが有る状態で当社のメッキランク上メッキの限界に近い物は現行レクサスの純正グリルになります。

様々な入り組みが激しく大きな物の例えで言うならばこの部品になるでしょう。

このパーツ以上にメッキが入りにくい物はあまり無い様に思いますが、しいて言うならばレーシングカー用のたこ足パイプは部分的にメッキ

入らないのでメッキ加工は受け付けておりません。

これも全て電気が通りやすい形状をしているか、そうでないかの差になります。

偽物のメッキ加工、アルミニウム蒸着メッキでも当然メッキは入らないと思われます。

これらの部品以外は殆どメッキが入ると思われますがあまりメッキが掛かっている事が無い部品の場合は、装飾クロムメッキ加工に携わる職

人さんに聞かれる事をお薦め致します。

当社にご依頼される個人様や業者様はそのパーツをご発送して頂き到着後、分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

もう一つこの様なメッキが掛かりにくいパーツの中にアルミニウム製ホイルが御座います。

当然ホイルの形状やインチ数にもよりますが、一番厄介な状態はアルミニウムと他の金属との含有量によってメッキが掛かりにくい事が

御座います。

例えば、アルミニウムとマグネシウムとの合金なんかがそうで、メッキが掛かったとしても長持ちしにくくあまりお客様にお勧めは致しませ

ん。

今年1月から3月迄で当社にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して下さった個人様のご意見をご紹介させて頂きます。

昨日に引き続き、お客様が当社にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂いた個人様のご意見を一部ご紹介させて頂きま

す。

岡山県の個人様から自動車のバンパーガーニッシュ(ポリプロピレン製樹脂)を最高級モーターショー用クロムメッキ加工して欲しいと言う

ご依頼を頂きました。

その純正パーツにはメッキ加工のオプション等が無くフロントが締まらない感じを最高級モーターショー用クロムメッキ加工でビシット決め

たいとご依頼して頂きましたが商品完成後、お客様に送らせて頂いてご丁寧にお礼のお電話を頂きました。

ディーラーのメッキパーツより綺麗で樹脂なのに金属になっていてびっくりしましたと嬉しいお声を頂きました。

大阪マツダディーラー様より新型のロードスター純正ホイルに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施して欲しいとのご要望が有り

お受けさせて頂きました。

ディーラー様の営業の方から市販されているメッキホイルでは納得して頂かないので一番良いメッキホイルにして下さいと言う様に・・・

素材はアルミニウム製17インチワンピースメッキ加工が完成し当社の工場に営業の方が取りに来られましたら、開口一番、最高級モーター

用クロムメッキ加工はこんなに綺麗になるのやーと大変嬉しいご感想を頂きました。

これだけ綺麗であればお客様も喜びますと言って戻られました。

ディーラー様でメッキホイルを装着されてそのお客様は大変満足されていたとのご報告も頂けました。

鹿児島県の個人様で旧車で希少価値の高いトラックのスチール製バンパーを一年前に愛知県のメッキ塗装の会社の依頼されてクオリティにご

納得されないので当社にご依頼して頂きました。

検品をさせて頂いたら見た感じが銀スプレーを吹いた様な仕上がりで塗装が浮いている個所や剥がれている個所も御座いました。

お客様いわく、メッキの種類が分からないのでメッキ塗装で良いのかと思って依頼してしまいました。

このバンパーを再メッキ加工(リクローム)しお客様にご発送させて頂きましたら初めからこのメッキ加工でやってればお金と時間、イライ

ラせずに済んだのにとおっしゃっていました。

茨城県の個人様で旧車のリフレクターがくすみが激しい為にカルデラ(光量)が足らず車検が通りませんので再メッキ加工出来ますかと言う

ご相談を頂きました。素材はスチール製なのですがアルミニウム蒸着メッキ加工仕上げで近所のメッキ屋さんでは出来ないと言われました。

気持ちよくこのお客様のご依頼を受けさせて頂いて車検対応出来るカルデラ(光量)で納品させて頂きました。

後日、このオーナー様より無事に車検が通りましたとご連絡を頂きました。

特に10年以上経ちますとメーカー様のリフレクターの在庫が生産中止で数が少なくなってきますので、この様に今装着されているリフレク

ターを再メッキ加工(リクローム)しなければ車検が通らなくなってしまいます。

今年1月から3月迄の個人様と業者様が当社にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂いたお声の一部をご紹介させて頂きます。

本日は、今年1月から3月迄の間で個人様と業者様が当社にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、クロメート、亜鉛溶融メッキ等を

ご依頼頂いたご意見の一部をご紹介させて頂きます。

東京都にお住いで女性のお客様からご依頼頂いた真鍮製の食器を再メッキ加工させて頂いて、ご発送させて頂いてこの女性のお客様から

お電話を頂きました。一番価格が安いメッキをお願いしたのですが、これだけ綺麗にして頂いて大変びっくりしてお礼を言いたくて電話させ

て頂きました。

このお礼のお電話は1週間程前に頂いたのですが本当に嬉しかったですね。

又、ご要望が有れば宜しくお願い致しますとご返事させて頂きましたら是非ともご依頼させて頂きますと言って下さり光栄に思います。

やはりお金では感じられない気持ちの部分、この様なご意見は当然毎回では御座いませんがお客様に完成品をご発送させて頂いてお礼のご連絡が有り

ますとこの仕事で良かったと心の底から思えて更にお客様に喜んで頂こうと力が出ます。

次のお客様のお声は北海道に有る業者様で数十年前の劣化樹脂パーツにクロムメッキ加工をして欲しいと言うご依頼を頂いて完成品を

ご発送させて頂いてお手紙と貝柱を送って頂きました。

その手紙には、このパーツはもう手に入らないので綺麗になるのか大変心配しながら御社にご依頼させて頂きましたがこんなに綺麗になると

は思ってもみなかったです。新品よりも綺麗な感じです。

これからも末永くお付き合い宜しくお願いしますと書いていました。

貝柱の激励も大変有り難く頂きました。

山口県の業者様から旧車バンパーとグリルの再メッキ加工(リクローム)のご依頼を頂きました。

御者様のご予算の都合で当社のメッキランク中メッキ加工を両パーツご指定が御座いましたが素材自体がかなり劣化していましたので

これは中々大変なお仕事になるなと感じる状態でしたがお客様の予算内で板金加工させて頂き分厚くメッキ加工させて頂いて

業者様の元へご発送させて頂きましたらお電話が有る綺麗だーと言って頂き大変嬉しく思いました。やはりこの様なお客様の有り難いお言葉

が力になります。ほんとにお客様に感謝です。

熊本の業者様からのご依頼で旧車トラックのライトリムで片方は腐食が酷く部分的に腐っていました。

この腐っているライトリムは当社のメッキランク上メッキ加工でもう片方は当社のメッキランク中メッキ加工に板金加工を合わせた加工。

出来上がりを業者様とそのパーツをこの業者様にお任せしたオーナー様からお礼のお談話を有り難くも頂きました。

新品ですねーと。

更にこのパーツが付いている他のパーツの再メッキ加工の追加依頼を下さいました。嬉しいです。

山口県の個人様からのご依頼でバイクフェンダーを再メッキ加工して欲しいとの事、当社のメッキランク中メッキ加工を選んで頂き

完成した商品をお客様へご発送させて頂きました。

お客様からお電話を頂き納期を待っただけ有ります、これだけ綺麗になって満足していると言って頂き大変嬉しく思います。

旧車パーツ、スチール製フェンダーをメッキ加工致しましたがスチール製バンパーと同じ工法でクロムメッキ加工致します。

この写真のフェンダーは以前ビフォーの写真をブログに張り付けさせて頂いていたアフターになりますが、当社にご発送して頂く前に

ご自分で塗装剥離されてフェンダー表面を磨かれてその痕が傷として全体的に残っている状態でメッキ加工させて頂きました。

業者様は、当然ご自分で剥離されたり磨かれる事でコストが下がると思われてメッキ加工のご依頼をされた訳ですがパーツのメッキに対する

クオリティを考えるとあまり業者様や個人様で加工はされない方が良いと思います。

その理由は、パーツ表面にある塗料やメッキが付着している場合メッキ工場で使用する薬品が自動車工場には無く完全に剥離状態にならず

メッキ工場でもう一度剥離作業を行わなくてはなりません。

更にパーツ表面を磨くと言いましてもバフ研磨の機械は工場に添え付けされていて馬力が7.5馬力もある機械です。

この位の馬力が無ければパーツ表面を綺麗に磨ききる事は出来ません。

その為に剥離と同様にもう一度メッキ工場でバフ研磨作業を行わなくてはいけない為にお客様にとってのメリットであるコストが下がると言

う事が御座いませんのであまりご自分で加工される事は双方にとっても望ましい事では御座いません。

それではこの旧車バイクフェンダーをメッキ加工する工程をお客様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

一番初めに行う作業は塗料を完全に剥離する為に塗装剥離致します。

その作業が終了したらシアンに漬け込み黒皮や白皮などの錆止めを剥離致しますがこの工程が終了しますとフェンダー表面に指が触れると

直ちに錆が出ます。この状態が完全に剥離作業が出来たと言う状態になります。

この状態には車屋さんやバイク屋さんでは不可能ですのでパーツをそのままメッキ工場にご発送ください。

次に行う作業はバフ研磨作業になりますが元々このフェンダーは業者様が表面を荒削りされておりますので普段の様にはバフ研磨作業しない

で何時もより研磨職人の体重をあびせバフ研磨作業を細かく致します。その都度、フェンダー表面の傷を確認し作業を慎重に行います。

この作業は旧車の自動車やトラックのスチール製バンパーも同じく、業者様が剥離されて磨かれた状態ですとこの加工と同じことを致しま

す。

今回の旧車バイクスチール製フェンダーはこの様に表面が綺麗になってはいますが、結構な手間が掛かっています。

ここまでの作業が下地作業になりますがここからがメッキ加工になります。

初めに行うメッキ加工は銅メッキ加工になりますが、一回目の銅メッキ加工は素材の表面にあるピンホールを埋めるための工程の一つにすぎ

ません。

この銅メッキ加工で得た銅被膜を利用しバフ研磨作業を行う事で生じる銅の粉を利用しピンホールに埋める事により素材表面が平らになり

メッキ加工が終了するとメッキ面が綺麗になり為に行います。

この作業が終了致しますと二回目の銅メッキ加工を分厚めに行います。この作業のメリットは仕上がりが大変良くなります。

次にニッケルメッキ加工を分厚めに、最後にクロムメッキ加工で完成になります。

旧車、希少価値が高い車のパーツに再メッキ加工(リクローム)致しました。アンチモニ製部品

この写真は以前ご紹介させて頂いた旧車ジープのアンチモニ製パーツに上メッキ加工を施した状態です。

パーツ名はルーフレールブラケットの2種類で6個になります。

素材はアンチモニの中でも亜鉛ダイカストですが、何時も御説明をさせて頂いています様に鋳物系パーツのメッキが掛かっていない状態は

装飾クロムメッキ加工は可能ですが(鋳物専門の装飾クロムメッキ工場)、メッキが掛かっている鋳物(アンチモニパーツ)に再メッキ加工

(リクローム)による綺麗な状態での完成はありえません。

それではなぜ、この写真の様に新品以上の仕上がりになるのかと言いますとそれはアンチモニパーツの表面のメッキを剥離してからの作業に

ヒントが有ります。

その答えは細かい粒子のアルミニウム製金属パテを使い剥離してアンチモニ表面が巣穴で汚く見栄えが悪くなった状態を表面補修する所に

あります。

そしてメッキ用サフェーサー、プライマーで更に表面の生地を整えて巣穴を完全に無くした上で腐食を防ぐ事が出来ます。

この表面補修の技術を業者さんがマネしてもお客さんに納品できる様なクオリティで綺麗に仕上がりません。

サフェーサー、プライマー上には電気が通りませんので無電解メッキ加工や導電性塗料を用いて表面に電気が通る状態にしたら銅メッキ加工

を行い表面に銅被膜を付けてバフ研磨作業で削れた銅の粉を用いてピンホールに入れ込み更に表面を綺麗に致します。

ここまで作業致しますとメッキ加工を行えば完全に新品以上のクオリティに仕上がります。

後は、当社の中ランクのメッキの厚みが有る厚メッキ加工を行えば完成です。

今から、30年ほど前の自動車は国産車、外国車問わず、再メッキ加工(リクローム)が出来ないアンチモニパーツ(亜鉛ダイカスト)を

使っておりました。

ドイツのメルセデスベンツ、アウディー、ポルシェ、フォルクスワーゲン、BMW、過去に有ったドイツ車の自動車メーカー等も

アンチモニパーツを沢山の個所に使用していました。

イタリアのフェラーリー、ランボルギーニ、フィアット、アルファロメオ、ランチア、カバーりアウトモビリ、イベコや今では存在しない

イタリアの自動車メーカーのパーツ。

イギリスの名門ロールスロイス、ミニ、ベントレー、アストンマーチン、ボクスホール、

アメリカの自動車のクライスラー、クライスラーダッチ、ジーププリムス、フォード、リンカーンマーキュリー、ゼネラルモーターズ、

キャデラックビュイックポンティアック、シボレー、

日本車、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ、過去に存在した自動車メーカー。

ご覧の様に全てと言ってよい程、世界を代表する自動車メーカーの旧車がアウタードアハンドルやモール、ボンネットマスコット、

ライト枠、エンブレム、ライトリム、グリル等ありとあらゆる個所にアンチモニ素材を使用していた為に、世界の旧車を愛するマニアさんや

専門の自動車屋さんはこの様な旧車のメーカー在庫が無い為にレストアするのに困っていらっしゃいます。

スチールパーツや真鍮パーツ、アルミニウムパーツは通常の装飾クロムメッキ加工は可能ではありますが・・・・

アンチモニパーツを綺麗にする方法はこの表面補修を行った上で装飾クロムメッキ加工を行う事以外に方法は存在致しません。

ですので、世界の旧車を愛する個人様や専門の業者様はメッキ工房光沢屋にご相談ください。

日野自動車のマイクロバス用ポリプロピレン製バンパー2300ミリを最高級モーターショークロムメッキ加工する方法を個人様と業者様に分かりやすく丁寧にご紹介させて頂きます。

今回のお話は、日野自動車のディーラー様から新型のマイクロバス用ポリプロピレン製バンパーカバーに最高級モーターショー用クロムメッ

キ加工を施して欲しいとのご依頼を頂きましたので業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご紹介をさせて頂きます。

写真ではお分かりになりにくいとは思いますがこのポリプロピレン製バンパーカバーは2300ミリ程度長さが御座います。

ディーラー物で新品、塗装なしでバンパーカバー表面はシボ無し(ツルツルした状態です。)

樹脂製バンパーを当社の最高級モーターショー用クロムメッキ加工を行うのに長さの限界が1700ミリ以内になります。

しかし、今回のポリプロピレン製バンパーの長さは2300ミリで有る為に通常はメッキ加工は不可になりますが

この様な場合は樹脂製バンパーを2分割に切ったり、3分割に切ったりと加工を致します。

お客様にとって樹脂製フロントバンパーに最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施した状態なのに分割する事によって切れ目が見えて

します事は考えれない位つらい事では御座いますが、クオリティを上げる為には残念ながら分割しなければいけません。

もしメッキのランクを落としても良いお客様は1900ミリ迄の樹脂製バンパーは分割しなくても大丈夫ですが・・・

それでは2300ミリの特大樹脂製バンパー(日野マイクロバス用バンパーカバー)に最高級クロムメッキ加工を行う為の加工方法を

分かりやすくご説明をさせて頂きます。

今回のパーツは2分割にて加工が加工となりますので、このポリプロピレン製バンパーカバーをちょうど真ん中で切断致します。

この作業は個人様では綺麗に切れないので業者様で行うのが良いと思います。

切断面を綺麗に加工する事が完了致しますと、次に行う作業がホコリや人が触れた油分などを取り除く脱脂と言う作業を行います。

この脱脂作業を疎かにした場合クロムメッキが剥がれやすくなったり見栄えが汚くなります。

次にアルミニウム製で細かな粒子の金属パテでポリプロピレン製樹脂表面に覆い隠します。(表面を金属化)

更にメッキ用サフェーサー、プライマー加工を行い磨きます。

この状態では電気が表面に通らない為に無電解メッキ加工や導電性塗料などを用いて通電化効果をバンパーに出します。

次に銅メッキ加工を行いバフ研磨作業、その際に削れた銅の粉を利用しピンホールに入れていきます。

もう一度、銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、最後にクロムメッキ加工を行います。

仕上げ作業として細かい粒子の研磨剤で丁寧に磨く事でクロムメッキ表面が更に綺麗になり完了です。

特大の樹脂製バンパーに最高級モーター用クロムメッキ加工をお考えの個人様、業者様はメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

トラックに装着する希少価値が高い無線機のフレームと付属品にクロムメッキ加工致します。

今日のパーツはトラック用に装着する希少価値が高い無線機のスチール製フレームとアルミニウム製付属品です。

ご覧の様に無線機の付属品には黒色の塗装が施されていてスチール製フレームはお客様が磨いてらっしゃいますが部分的にクロメートの

痕が残っていますので元々はクロメートによるメッキ加工だったと考えられます。

ですがオーナー様のご要望で装飾クロムメッキ加工で付加価値を更に高めたいとの事です。

まず無線機用アルミニウム製付属品に装飾クロムメッキ加工を行うご説明をさせて頂きます。

黒色の塗装が付いていますので塗装剥離を行いますが、この様な山型で間隔が狭いパーツは狭い箇所が塗装剥離が完全で無い事が有りますの

でより丁寧に時間を掛けて剥離する必要が御座います。更にアルマイト剥離。

その次に行う作業はサンドブラスト(ショット)加工によりこの様な磨きにくい箇所には大変有効的でバフ研磨が出来ない様な形状は

大体サンドブラスト(ショット)加工致します。

このパーツの表面や山型の先の方はバフ研磨作業が可能なのでしっかりと磨きます。

このパーツよく見ると横に数本のラインの溝が見栄えの為に付いています。この様な時はこの箇所を力任せに磨き込みますと

このラインの溝が薄くなる為にこのパーツの様な形状の場合溝まで磨きますか?とご相談させて頂いております。

続いて銅メッキ加工を行いバフ研磨作業によって銅の削れた粉を利用しピンホールに埋めていきます。

そしてもう一度銅メッキ加工を行い、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工でこのパーツは完成となります。

次にスチール製フレームの装飾クロムメッキ加工ですが、先ほどもご説明をさせて頂いた様に元々このパーツには錆に大変強いメッキである

クロメートが掛かっていたためにシアンで完全にスチールの板にしてしまいます。

完全にクロメート剥離が完成するとパーツに触れると直ぐに錆が出る状態になります。

もし錆が直ぐに出ない場合はまだ剥離が完全に出来ていない事になるのでもう一度シアン剥離する必要があります。

この場合は塩酸でもかまいません。

次に行う作業はバフ研磨作業になりますがこのパーツで気を付けなければいけないのはスチールの肉厚が薄い為に変形する恐れが有る為に

力加減を調整しながら丁寧に磨く事が重要です。

次に銅メッキ加工を行い先ほどのアルミニウムパーツと同様にバフ研磨作業によって出来た銅の粉を利用しピンホールに入れ更に銅メッキ加

工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工で装飾クロムメッキ加工ッは完成になります。

当然、仕上げ作業として細かい粒子の青粉等でメッキ表面を磨き輝きを増す様に致します。

個人様と業者様にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)をご依頼して頂く前の大切な注意事項と損をしない為の情報を分かりやすく丁寧にご紹介させて頂きます。

本日のブログは、個人様と業者様が当社、メッキ工房光沢屋にメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、カラーメッキ等をご依頼される前

の大切な注意点とお得な情報をご紹介させて頂きます。

当社は金属でしたら殆どクオリティが良いメッキ加工が可能です。普通、メッキ屋さんでメッキ加工を依頼しても綺麗に出来ない素材

アンチモニ(亜鉛ダイカスト、鋳物)も新品以上の仕上がりで再メッキ加工(リクローム)が可能です。

樹脂で言いますとABSのメッキ加工は出来て当たり前ですが、その他の樹脂パーツ(FRP、アクリル、ポリプロピレン、レジン、ABS

ライク、合成樹脂等)様々な樹脂に対して最高級モーターショー用クロムメッキ加工が可能です。

当然、金属パーツにせよ樹脂パーツにせよ大きさや形状もメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)が可能な状態やそうでは無い状態の物も

御座いますが・・・

ここで個人様と業者様に気を付けて頂きたい事が御座います。

特に業者様なのですが、例えば旧車(自動車、バイク、トラック)の部品を板金加工や塗料を剥離されて送って下さったり、

エアロパーツで言いますとFRP素材で製作されたパーツを有り難くも当社に送って頂いておりますが出来れば製作される前や塗装を剥離さ

れる前に当社にお電話して頂く事をお薦めさせて頂いております。

その理由は、メッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、カラーメッキ、様々なメッキを加工するのには工程の順番が大変重要になります。

金属パーツで言うのであれば、まず塗装が付いているので有れば塗装剥離、その次にシアン等による黒皮や白皮等の錆防止膜を剥離、

その後、板金加工が必要な場合は板金加工、次にバフ研磨作業と言う様に順番が御座います。

この順番を守らずにバフ研磨作業、磨き、研磨を行ったり板金作業を行うと、せっかく業者様が良かれと思って作業して頂いたパーツがメッ

キ加工が不可になったり一からやり直しで触らない方がお値段が安くなったりと散々なありさまになる事が多いのです。

樹脂パーツも同じで自動車やバイク、トラックなどのエアロパーツ(FRP製)を製作されて送って頂いたとしてもその大きさや塗装を掛け

てしまったり汚したりされた物はメッキ加工が不可になったり致します。

この様な事が御座いますとせっかく業者様が時間と手間とお金を掛けられた全てが水の泡になってしまいます。

当社のリピーター様や代理店様はこの注意事項は良くご存じなのですが、やはり初めての業者様や個人様はお分かりになられません。

これは当たり前の事です。

ですので、金属パーツ、樹脂パーツ問わず、メッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、カラーメッキ、様々なメッキ加工に関して

加工をお考えのお客様は、お気軽に一度当社にお電話にてご相談される事をお薦め致します。

旧車バイクのスチール製フェンダーを業者様が塗装剥離と研磨をして頂いた状態でメッキ加工致します。

ご覧の様に旧車バイクのスチール製フェンダーですが、今回は業者様が元々フェンダーに付いていた塗装とその表面を削られた状態で当社に

送って頂きました。

少しフェンダーに塗装が残っていますが流石業者さん殆ど綺麗に剥離が出来ております。

フェンダー表面の削り痕ですがこれはかなり荒目で削られていますので当社のバフ研磨職人に頼んでご覧の荒目痕を消すように致します。

それでは、この旧車バイクフェンダーをメッキ加工を行う工程を業者様と個人様に分かりやすく丁寧にご説明をさせて頂きます。

先ほどもご説明をさせて頂きました様にフェンダーに塗料が残っていますので完全に塗装剥離を行います。

次に塗装剥離してスチールの生地が見えていますがシアンによってスチール表面の錆止めを剥離致します。

今回の旧車フェンダーにメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を行う際の工程の順番にはクオリティを上げる為の大切な秘密が御座いま

すので覚えておいて下さい。

金属パーツに塗装が付いている場合は車屋さんの剥離剤で完全に剥離して頂ければオッケーです。

しかし、剥離が出来たからと言って研磨する事は御法度になります。

その理由は、先ほどの説明にも御座いました様にスチール表面には錆止めの保護膜が有る為にそのまま削るとその保護膜が金属内部に入り込

みメッキをかけても剥がれやすくなったり見栄えのクオリティも下がってしまいます。

その為に特に当社に初めてご依頼して頂く業者様や個人様はそのままご発送して頂くか、塗装のみの剥離(完全剥離状態)で当社に

ご発送して頂くのが良いと思います。

これはお客様の御見積にも大変影響する事なので覚えておいて頂いて損は御座いません。

加工の続きになりますがシアンによって錆止めの保護膜を完全に剥離出来ますとここでやっとバフ研磨作業になります。

スチール表面の錆止め保護膜が剥離出来た場合にそのスチールに指で触ると直ぐに錆が出る状態になります。

この状態になっていなければスチール表面に錆止めの保護膜が付着している事になります。

ここが一番大切なポイントです。

バフ研磨作業によってこのフェンダー表面の磨き傷やピンホールを丁寧に磨き込みバフの番手を上げて行きます。

今回は裏面を見ても錆による表面にまで貫通穴が無い状態ですので板金加工は無しになります。

続いて銅メッキ加工を行い、もう一度バフ研磨作業を行う事によって削れた銅の粉を利用しピンホールに埋めていきます。

そしてもう一度銅メッキ加工を行いニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工でメッキ加工は終了になります。

仕上げ作業でメッキ面を細かい粒子の研磨剤で丁寧に磨けば梱包しお客様にご発送となります。

経年劣化して新品が手に入らないメッキがかかった生活品を再メッキ加工(リクローム)致します。

この商品は、果物等を置く食器になるのでしょうか。

個人様からのご依頼で一年に数回使う程度なのだそうです。

新品は無く再メッキ加工(リクローム)で綺麗にする方法でなければいけないとの事でした。

ビフォー、アフターの写真をブログに張り付けようと考えていなかったのでビフォー写真を撮っていませんでした。

ビフォーの状態は当然顔などは写らずくすみが激しく果物を置こうとは思わない程の状態でした。

この食器製品の素材は真鍮製でかなりの年代物だと思われます。

当社、メッキ工房光沢屋は基本、自動車(旧車、現代の自動車)、バイク(旧型バイク、新型バイク)、トラック(旧型トラック、新型トラ

ック)をメインにメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)、カラーメッキ、硬質クロムメッキ加工、亜鉛メッキ、クロメート、様々な種類

のメッキ加工をさせて頂いておりますが、経年劣化して新品商品が手に入らない様々な日用品もメッキ加工をお受けさせて頂いております。

例えば、この写真は洗面用の部品です。

この部品もご覧の様に経年劣化していて古すぎて新品が手に入らないと言うご相談を個人様から頂きました。

邸宅をリフォームする時にかなりお高い様々な個所に有るクロムメッキの装飾品や銀製品これらの品物は元々大量生産していない上

物数が少ないので経年劣化したその物をレストアする方法でなければ綺麗な状態で使用できません。

そう考えると旧車の経年劣化したパーツと同じです。

ですのでメッキ工房光沢屋はこの様な品物も喜んでメッキ加工をお受けさせて頂いているのです。

この商品も真鍮製品です。

但し、この様な生活品は当社のメッキランク、中メッキ加工(厚メッキ加工)と下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)の中から

お客様に選んで頂く事になります。

当然、下メッキ加工(町のメッキ屋さんレベル)より中メッキ加工(厚メッキ加工)の方が見栄えのクオリティと腐食しにくいクオリティは

良いに決まっていますが、一番上の真鍮製食器に対する再メッキ加工(リクローム)はこの様に大変綺麗ですが当社のメッキランク下メッキ

加工を施した状態です。

お客様もきっと喜んで頂けると思います。

この様な部品は個人様よりリフォーム会社からのご相談が多いのですが当社に初めてご相談して頂く個人様からでも喜んでメッキ加工や再メ

ッキ加工(リクローム)をお受けさせて頂きます。

ヨーロッパの様に高い物を何百年も大切にしながら使う、何か歴史を感じられて高級感があります。

大量生産品も良いかもしれませんが昔の物もレストアして綺麗にし大切に使用する事かっこ良いですよね。