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自動車(車)旧車のモールに再メッキ加工やメッキ加工をする為のご説明。

自動車(車)旧車のモールに再メッキ加工(メッキ加工)をする為のご説明をさせて頂きます。

自動車(車)の旧車に使用されていつモールにはメッキ(クロムメッキ)がかかった物が多く、年数が経つにつれ(経年劣化)モールのメッキがくすんだり、素材自体が腐食(錆)で見た目が汚くなります。
当然、日ごろの自動車(車)旧車のお手入れや室内保管か外で保管(雨ざらし)されるかによっても、随分と劣化の違いは出ますが・・・
旧車に関して言いますとモールを再メッキ加工(メッキ加工)を施し、新車当時に綺麗さや劣化をとめる事が愛車にとって最も良いと思います。

旧車のモール(素材)によく使われている物は、スチールやアルミニウム、真鍮、アンチモニ(ダイカスト、鋳物)が多く、腐食(錆)の出方が素材によって違ってきます。

スチール製(鉄)モールの場合は、スチール製バンパーの錆の様にクロムメッキから錆が出てしまう(メッキから突き抜ける)様な状態。
(磁石に反応する為に直ぐスチールかどうかわかる。)

アルミニウム製モールの場合は、クロムメッキから錆は突き抜けずモール表面が小さなブツブツが出て青っぽい錆が出ます。
(スチールの様に磁石に反応しない為わかりにくい。)

真鍮製モールの場合は、表面が小さなブツブツのみで一番長持ちしています。
(スチールの様に磁石に反応しないが錆の大きさが他の素材より極めて小さいのでわかりやすい。)
アンチモニ製(ダイカスト、鋳物)モールの場合は、表面にアルミニウム製モールの小さなブツブツよりも少し大きめのブツブツが出ている状態。(スチールの様に磁石に反応しないが、錆が凸凹しているのでわかりやすい。)

旧車のモールにはこの様な素材が有り、業者様、個人様はこれを見て判断して下さい。

素材によって、通常のメッキ加工では綺麗にならない物が有り、アンチモニ製モールは表面補修を施した(上メッキ加工)でなければ綺麗になりません。

その他、スチール製モールやアルミニウム製モール、真鍮製モールに関しては通常のメッキ加工で対応可能です。

但し、錆や腐食が酷い場合は板金や表面補修を施さなければ綺麗にメッキ加工が出来ません。

この為、電気メッキ加工(湿式メッキ)専門の加工業者に相談す事が望ましいです。

メッキ工房光沢屋なら様々な素材のモールも得意とするので、お気軽にご相談下さい。