ABS製樹脂と光沢アルマイト刻印パーツを貼り付けたハブキャップにメッキ加工

上の写真は本日のブログに貼り付けさせて頂いた

カールソン1/16RS20インチアルミホイルの

ハブキャップです。

流石、高級ホイルだけあります。

ハブキャップもABS樹脂でハブキャップの型を作り

カールソンの文字とエンブレムを高級感を出す為に

光沢アルマイトに刻印を打ちそれをABSの

ハブキャップに被せた使用になっております。

その為ホイルの中心にあるハブキャップは

綺麗にしまります。

他のアルミホイルのハブキャップはただの

プラスチックで出来ている方が多いです。

高いホイルだけあります。

しかし、更に綺麗さを求めるならば

最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施し

バージョンアップするのも有りだと言えます。

そこでこのハブキャップを

バージョンアップする方法をご紹介させて頂きます。

このハブキャップ表面に付いている光沢アルマイトの刻印

素材は当然、アルミニウムです。

この錆とめである光沢アルマイトを剥離致します。

そしてアルミニウム表面を420番手程度バフ研磨致します。

元々アルミニウム表面にはスチールよりもピンホールが

多いので一度、銅メッキ加工を行い

銅被膜を得た段階で2回目のバフ研磨を行います。

そうする事によりバフで削れた銅の粉が

ピンホールに入り込み埋まる様になります。

金属表面が平らになり綺麗に仕上がります。

仕上がりに於いて

このひと手間が非常に大事になってきます。

そして銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工

クロムメッキ加工と進んでいくのです。

この方法は当社のメッキランク中メッキ加工

メッキが分厚いとも言いますが樹脂が少し変色致します。

しかし裏面ですので見えない為加工としては有りです。

この裏面の綺麗にしたい場合は

当社のメッキランク上メッキ加工

(最高級モーターショー用クロムメッキ加工)になります。

この方法は金属だろうが樹脂だろうが

その両方付いている部品だろうが

全て金属皮膜を覆い隠す事により

写真の様な取り付け用のピンにはメッキが

掛らない様に養生致しますが全てに

メッキを掛けてしまいます。

この方法のメリットはハブキャップ全てが

金属になりますので強度が御座います。

しかしながらデメリットは

写真で写っている大切な刻印は

全て無くなってしまいます。

カールソン文字とエンブレムが

消えてしまいますとこのハブキャップの

値打ちが下がる事になると思います。

ですので、この場合は中メッキ加工で行うのが

ベストと言う事になります。

最後にホイルに必ず付いている空気を入れる

ムシにはメッキ加工はしない方が良いです。