旧車2400ミリの長さがある錆びて傷が有るスチール製グリルをメッキ加工 個人様

この写真は旧型の大型トラック用で長さが

2400ミリの経年劣化による錆と傷が

あったグリルを再メッキ加工した状態です。

自動車の中では一番大きなグリルだと思います。

グリルの端はトラックのコーナー部分で

旧車バンパーの様にコーナー部分が曲がっている

様な形状になっています。

素材はスチール製で薄く強度を高めるのに

スチールに角度を付けています。

当社のメッキランクで上メッキ加工と

中メッキ加工(メッキが分厚い)は

この2400ミリが限界値でそれ以上の長さは

下メッキ加工によるクロムメッキ加工及び

再メッキ加工(リクローム)になります。

同じクロムメッキ加工と言うジャンルですが

その加工方法はそれぞれ剥離剤やバフ研磨の仕方、

番手も違い、メッキ槽も別のメッキ槽でそれぞれ行います。

話をこのグリルに戻しまして

この様な長い物をお客様が当社などに

ご発送して頂く為には梱包をしっかりとしなければ、

先程も言いました様に素材が大変薄く

運送業者様が取り扱っている最中に

破損してしまう恐れのある物です。

この様なグリルを再メッキ加工や

クロムメッキ加工を当社にご希望される

お客様から電話でどの様に梱包したら

良いかとこの様な長い物を運んでくれる

運送業者はどこですか?と言う

ご相談が御座います。

まず梱包の仕方ですがしっかりとした箱の中に

通称プチプチと言うエアーマットでグリルを

包んで入れるそして箱の中に入れたグリルとの

隙間に新聞紙などを丸めて入れてグリルが箱の中で

動かない状態を作ります。

この方法が一番グリルの破損が

少ない様に思います。

この様な2400ミリ有るグリルを入れる箱は

普通では中々手に入りにくいので、

エアーマットのダブルと言う厚みが

有る物が売っています。

この厚みの有るエアーマットを2400ミリ有る

グリル中央部から4周程包みます。

そして両端を4周包みます。

次に巻き段ボールと言う物が市販されていますので

エアーマットの様に中央部を2周程、

両端を2周程包みしっかりとガムテープを貼ります。

更に梱包用専用ラップが有るのなら端から端へ

しっかりと巻くと強度が増しよっぽど配送業者様が

取り扱いを雑にしない限る安全に

2400ミリ有る様なグリルも到着致します。

大きな物を運んでもらえる運送業者様は

西濃運輸株式会社様、トナミ運輸株式会社様等が

御座いますが各運送会社の商品に対する輸送中の

破損等の保険が付いていない事が有る為に発送を

依頼する場合は説明をしっかりと受けなければいけません。