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バイクの錆びたスチール製クロムメッキホイルをメッキ加工(再メッキ) 兵庫県の個人様

このホイルの素材はアルミニウム製では無く

スチール製ホイルにクロムメッキを施した物で

ご覧の様に経年劣化による錆と

クロムメッキのくすみです。

このスチールホイルを手に持ってみると

結構な重さに感じます。

当たり前ですがやはり

アルミニウム製ホイルの重さと全く違います。

ずっしりと重たく感じます。

形状的にバフ研磨作業しやすいスポークと

スポークの間隔がバフがしっかりと当たるので

加工する側からすると大変に有り難いホイルになります。

スチールの肉厚も大変分厚いのでホイル裏面から

表面に錆による貫通穴も御座いませんし

腐食痕もバフ研磨作業とメッキ厚で

カバーできる程度の腐食痕なので

年数の割にはホイルの程度は良いと思われます。

最近のホイルは形状が歪な商品が多くなり

専用治具や歪な形状の細部にまでバフが当たる

磨く道具など日々製作していかなければ

追いつかない様に感じます。

それでは、このスチール製メッキホイルの

再メッキ加工(リクローム)の作業工程を

分かりやすくご説明させて頂きます。

スチールホイル表面に付いているメッキと

錆をシアンで溶かしてしまいます。

剥離期間はおおよそ7日強になると思います。

今回の素材の肉厚がしっかりと有る為に大丈夫ですが

肉厚が無い素材を剥離する時は毎日剥離状態を確認致します。

そうしなければ、素材その物が溶けしまい過ぎに

なる恐れがあるからです。

スチールホイルの表面とスポークの細部まで

綺麗に剥離が出来ていれば剥離終了となります。

続いてバフ研磨作業を行いますが

今回はアルミニウムホイル専用バフを使用せずに

スチールホイルを磨くのでスチール専用バフを

使用し作業を行います。

写真アップしているリムとスポークの

溶接個所等は壱糸バフ等を使い磨きます。

次に磨けたスチールホイルに専用治具を装備し

銅メッキ槽の中に入れます。

そうするとスチールホイル表面に

電気の流れで銅が付着していきます。

銅のメッキ槽からホイルを引き上げて

もう一度、バフ研磨しホイル表面に残っている

ピンホールや腐食痕に削れた銅の粉で

それらを埋めていきます。

そして2回目に銅メッキの槽に入れて

更に銅被膜を電気の力によって得ます。

そのホイルをメッキ槽から引き揚げて

銅のメッキ液を純水で洗い流して

次に入れるニッケルのメッキ槽に違う

メッキ液が混入しない様に致します。

この様な同じような作業を

クロムのメッキ槽に入れる前と入れた後にも行います。

再メッキ加工(リクリーム)完成後には

細かな粒子の研磨剤で端々迄丁寧に磨いて出来上がりです。

バイクパーツ劣化樹脂にオリジナル塗装したタンクカバーにメッキ加工  個人様

このパーツはバイクの付属品で経年劣化している

タンク用樹脂製カバーにオリジナル塗装された物を

クロムメッキ加工出来ないかと言う

個人様からのご相談です。

しかも部分メッキ加工をご希望です。

この樹脂パーツは素材が何で出来ているのかが

塗料分厚くて全く刻印が分からない状態ですので

まず塗装剥離しなければなりません。

写真をご覧の様に内部は空で

入り口も狭い為に正直に言うと中々

手ごわいお仕事になりそうです。

樹脂は経年劣化すると素材の種類問わず

硬くなり剥離剤を付けて塗料を剥がすと

薬品がキツイ為に樹脂素材の表面が溶けてしまったり

ひび割れや素材その物が割れて

しまったりする事が多いのです。

この様な場合はデメリットが発生する確率が高い上

クロムメッキ加工賃が新品未使用品よりも

数倍高くなる事も珍しくは御座いません。

ですので、お客様にはメーカー様に問い合わせして

頂いてメーカー在庫が有るか無いのかを

調べて頂く事にしております。

出来れば新品未使用品をご用意して

頂くのが良いのですが・・・・

この形状で新品未使用品でしたら

クロムメッキ加工は可能となります。

部分メッキのお話ですが

物理的には可能なのですが

メッキが付いている箇所とメッキが

付いていない個所の段差からメッキが

剥がれてしまう事も想定されますので

基本大手自動車メーカー様の部分メッキ部品は

100セント部品全てをメッキ加工してから

塗装されています。

この様な加工の事を専門用語で二次加工と言います。

今回のお客様のご相談のお答えは

部品全面メッキ加工後に部分デザインによる

二次加工が答えです。

先程もご説明をさせて頂きましたが

大手自動車メーカー様が行っている

部分メッキなので安心して二次加工して下さい。

この経年劣化部品の塗料が綺麗に剥離でき

しかも素材が傷つかなければクロムメッキ加工は

可能になりますが割れたりひびが入ってしまったり

割れたり致しますとその修復料金が別途発生いたします。

その場合の工程は部品を専用ボンドで

割れている部品どうしを合わせくっ付けます。

そして当社のメッキランクである

上メッキ加工に於いて表面補修を行い

割れなどの傷部分も含めて

部品表面全てを作り直します。

そうする事で手間は掛りますが

新品の様な形状が出来ます。

そして銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工

クロムメッキ加工を施します。

因みに、FRP製樹脂に塗料が付いている場合は

物理的に巣穴の内部まで剥離が出来ず

メッキ加工は不可になりますのでお気を付け下さい。

バイク部品 スチール製網目(メッシュ)パーツをメッキ加工 奈良県の個人様

上の写真は外国製バイクの

純正メッシュパーツ(新品未使用品)に

厚メッキ加工を施した表面と裏面をアップも

含めてブログに貼り付けさせて頂きました。

このパーツのビフォーは

1か月ほど前に貼り付けさせて頂いておりますので

ご興味が御座いましたら参照してみて下さい。

このメッシュパーツはスチール製で網目の部分と

枠の部分で挟み込み間隔を開けて

スポット溶接して出来ております。

今回、この様に綺麗に電気クロムメッキ加工

出来ましたが実は大変困難な作業でした。

このパーツの素材がスチールですので

当然、通電効果はあるのですが

この部品に電気を通すための道具である

プラチナ製治具を枠裏面の写真の輪っか

2か所に掛けて決まった電気の強さで流すと

スポット溶接部分と網目の多さで網目

中心部まで決まった容量の電気が来ないと言う

現象が起きやすくなります。

もし、その様な電気の流れでクロムメッキ加工が

完成致しますと網目中心部だけがメッキが

のっていない様な残念な見栄えの

仕上がりになってしまいます。

この様な部品の場合は枠部品と網部品を

挟んでいる部分に沢山スポット溶接により

電気が万遍なく通る作りである事。

そうする事で網目中心部まで

綺麗なクロムメッキ加工が出来ます。

そしてクロムメッキ加工工場に於いて

銅メッキ槽、ニッケルメッキ槽、クロムメッキ槽

各メッキ槽から違うメッキ槽に部品を入れる時に

違うメッキ液が入ってしまい混ざってしまうと

全てのメッキ液が台無しになります。

言えば不純物が入りメッキの色合いが

変わってしまう事を意味するためにメッキ加工を

依頼された部品に他のメッキ槽に違うメッキ液が

混入しない形状かどうかを慎重に判断いたします。

この部品で言いますと

先程も、ご説明をさせて頂きました

網部分を挟み込んでいる枠部分が写真の様に

間が空いているのでメッキ液が残った状態で

違うメッキ槽に混入しないか?

枠の幅が大きく純水によって洗い流せる様な

状態でしたら何ら問題は御座いませんが・・・

デメリットが有る物は基本メッキ加工を

受付させて頂くとこは出来ない事になります。

異物混入の理由でクロムメッキ加工が出来ないと

考えられるのがバイクの燃料タンクです。

(当社メッキランクの中メッキ加工は

可能で上メッキでは不可になります。)

どのお仕事でも簡単な作業は無いと思いますが

クロムメッキ加工は結構複雑で難しいです。

恐らく、この難しさの解決はまだ

先になるのではと考えます。

今回の部品は写真をご覧頂きました

様に大変綺麗に仕上がりました。

自動車コンバーチブルのシボがあるゴム製樹脂にメッキ加工 個人様

この部品は

車名はお聞きしていないのですが

コンバーチブルの部品だそうです。

写真をご覧の様に

サメ肌の様なザラザラした感じの樹脂なのですが

恐らく滑り留めの意味合いがあるのではと思います。

この様な見栄えの部品の多くは

自動車やトラックの内装部品に使われる事が多く

皆さんの愛車に装着されているダッシュボードの

表面はこの様なザラザラしたサメ肌ではないでしょうか?

この様な表面の事をシボと言います。

このシボが有る素材にクロムメッキ加工しようとしても

表面をバフ研磨しても平らにならない為に

普通ではメッキ加工は出来ないと思われるかも

分かりませんが表面のシボを削って平らにすると

言う発想では無くて

そのシボのザラザラにアルミニウムの粉と

樹脂パテを混ぜた混合パテで表面を平らに

作り直すと言う発想で生地を修正致します。

そうする事でシボが隠れて表面が平らになります。

次に更に形状を整える為にその表面を磨きます。

スチールやアルミニウム、ステンレス

真鍮等の金属表面をバフ研磨作業で

磨くような事とこの時点で一緒です。

そしてこの混合パテで形が出来た状態に

メッキ用サフェーサー及びプライマーにより

下地修正を施して表面を整えます。

この作業も普通のクロムメッキ加工で

行う作業では無かった事です。

次にプライマー表面に電気を通せる様にする為に

無電解メッキや導電塗料を使用する事により

表面に通電効果を得る事が出来ます。

後は当社メッキランクの中メッキ加工

(メッキが分厚い)を行います。

銅メッキの槽に通電効果を得た部品を

プラチナ製治具に付けてこの中に漬け込みます。

電気の容量が決まっていますので

幾らでも電流をアップしても良いと

言うのでは御座いません。

銅の金属皮膜を電気の力で得たら

バフ研磨作業によって削れた銅の粉を利用し

表面のピンホールに入れて行きます。

そしてまた、銅メッキ槽に部品を入れて

銅の金属皮膜を得ます。

銅被膜はニッケルやクロムと違い柔らかいので

メッキが剥がれてしまう事を防ぐ事が出来ます。

続いてニッケルメッキの槽に銅被膜で覆われた

部品を漬け込みます。

この工程も電気を使用しているので

ニッケルの金属皮膜で更に分厚く覆われます。

次にクロムのメッキ槽に漬け込み

電気の力でニッケル表面にクロムの

金属皮膜を得る事が出来ます。

それぞれのメッキ槽には銅のメッキ液

ニッケルのメッキ液、クロムのメッキ液が

電気の力で部品に引き寄せられて表面に

それらの金属皮膜を得る事が

出来ると言う方法が電気メッキと言う方法です。

形状が歪なアルミニウム製ワンオフホイルメッキ加工 業者様

以前業者様からご相談を頂いた

ワンオフのアルミニウム製ホイルです。

独特な形状でスタイリッシュです。

見栄えのインパクトは抜群

バイクのホイルとしては究極なホイルだと感じます。

電気を使用するクロムメッキに於いて

自動車のホイル、バイクのホイル、トラックのホイル

全てに万遍なく通電しなければ綺麗な

クロムメッキホイルが出来ないのです。

当社の電気を使用するクロムメッキ加工の

加工最大サイズは26インチになります。

このサイズ以内でも加工が不可に

なってしまう条件が有ります。

加工不可の条件1つ目は

アルミニウムとマグネシウム合金のホイル

このホイルはマグネシウムの軽さと強度を

良いところを兼揃えたホイルでレーシングカーに

使用されたりしています。

当然、お値段も普通のアルミニウム製ホイルよりも

高い様です。

装飾クロムメッキ加工をする上で

このマグネシウムは水と油の関係でメッキが

のらないと言う科学的な要因で加工不可になります。

例え強引に電気メッキ加工を行った場合

アルミニウム部分はメッキがのり

マグネシウム部分は全くメッキがのってない

見栄えは想像できると思いますが

最悪なホイルになります。

加工不可の条件2つ目は形状です。

上の写真をよくご覧ください。

ハブ(中心部分)からリム(一番外側)の

間にスポーク部分が御座いますが

1本のスポークですが

その中で2つに分かれていたり

また1つになったり

その2つにスポークが枝分かれしている

穴の部分の狭さ

こう言う形状はホイル表面全てに

万遍なく電気が流れない

細部にまでメッキがのらない

電気を使った装飾クロムメッキ会社が悩むホイルです。

自動車用ホイルやトラック用ホイルに

装飾クロムメッキ加工を施すのは片面だけですが

バイク用ホイルは両面に細部まで

万遍なくメッキがのらなくてはいけません。

例えばこのワンオフホイルにどうしても

装飾クロムメッキ加工を施したい場合は

高価な貴金属であるプラチナを使い

このホイルの細部にまでメッキがはいる様な

専用治具を作る事。(業者様ご負担)

量産数によりますが

結構な数量を生産しなければ業者様にとって

利益が出ない事が想定されます。

てっとり早いのは鏡面ポリッシュで

クロムメッキ加工を施している様な見栄えにする事が

この場合一番良いのではと考えられます。

市販されているホイルで

ここまで奇抜な形状は国産、外国産問わず

見た事が無いのでよっぽどの事がないのであれば

形状の事で言いますと加工できると思います。

自動車やバイクの旧車部品で使われていて腐食が酷い亜鉛ダイカスト(アンチモニ)に再メッキ加工

今回のお話は旧車の腐食部品

今から、30年程以前に様々な自動車部品に

使用されていた亜鉛ダイカスト(アンチモニ)

特にアウタードアハンドル、ライト枠、グリル等・・・

写真をご覧頂きますと亜鉛ダイカスト(アンチモニ)の錆

(腐食)はこの様な独特な状態になります。

今回の写真は、

当社が亜鉛ダイカスト部品を再メッキ加工

(リクローム)する中でトップレベルに酷い腐食した

状態の物をブログに貼り付けさせて頂きました。

見るからに部品の寿命が来ていると言う感じで

こんなに腐食が酷い亜鉛ダイカスト(アンチモニ)

部品を綺麗に甦させる事が可能なのか?と

ブログをご覧の皆様に分かりやすく

ご説明出来ます様に貼り付けさせて頂きました。

この位の経年劣化の腐食になりますと

恐らく、ワックスがけをしていれば40年程部品の

使用年数が経っていてもここまでは腐食していない

レベルだと想定致します。

と言う事は旧車をお持ちの個人様

旧車を取扱う業者様の自動車の亜鉛ダイカスト(アンチモニ)

部品はこの写真の様な腐食までは無いと思います。

当社は、写真の様に亜鉛ダイカスト(アンチモニ)

部品表面がこれだけ酷い状態にあっても新品の見栄えと

腐食しにくい部品に変える事が出来ます。

どういう加工方法でこの腐食部品を

綺麗に出来るかと言いますと

簡単に言いますと部品表面に新たな素材で

覆い隠す事で表面を作り直す事で部品を

甦させる事が加工となるためです。

更に細かく工程をご説明させて頂きますと

第一に亜鉛ダイカスト(アンチモニ)部品に

付着しているメッキや錆を剥離致します。

剥離が完全に出来ますと部品表面は月の

クレーター状にボコボコ状態になっております。

この状態でボコボコになった表面を

バフ研磨作業によって磨いたとしても

物理的に綺麗に表面がなる事は御座いません。

それでは第二にアルミニウムと樹脂との混合パテを

この部品表面の全てに下地修正致します。

そして形状を整えて

メッキ用サフェーサー、プライマー処理する事により

更に部品の表面が綺麗に仕上がります。

ここまで来ると既に金属感は全くない様に見えます。

第三にプライマー表面には電気が通らないので

無電解メッキ加工や導電塗料を使い

通電効果が出る様に致します。

その後の工程は

当社のメッキランク中メッキ加工(メッキが分厚い)で

作業を行い仕上げ作業で完成となります。

因みに、旧車エンブレムの亜鉛ダイカスト部品が

半分に割れていても部品同士を引っ付けて

綺麗に再メッキ出来る技術も御座います。

旧車セリカLB1600GTの腐食して凹みがあるリアバンパーを再メッキ加工(リクローム)  静岡県の業者様

このバンパーは44年前の旧車セリカ

1600GTのリアバンパーです。

ご覧の様にリアバンパー正面には

マジックで印を付けている部分に凹み傷と歪、

そして裏面は44年分の錆がぎっしりと御座います。

この様に全体的に板金加工が必要な場合は

中メッキ加工(分厚いメッキ)か

上メッキ加工(表面全てを補修)のどちらかの選択になります。

但し、上メッキ加工と言えどもキツイ歪は修復不可能な

場合が御座います。

当社のメッキランク中メッキ加工(メッキが分厚い)と

板金加工を施したとしても表面が何処まで仕上がるのかは微妙です。

その理由は、上の写真バンパー裏面の錆を見て下さい。

当社はクロムメッキ製バンパーやその他のメッキ部品を

見栄えと長持ちさせる為にシアンで剥離致します。

このシアンは大変に素材表面に付いているメッキと

錆をしっかりと溶かして生きている素材

そのままの生地を出してくれます。

このシアンで剥離する事により

クロムメッキ部品が完成しその部品を車に装着しても

振動によってメッキが浮いたり剥がれたりする事を防ぎます。

塩酸や濃硫酸を使用して剥離すると

素材とメッキとの間の密着具合が弱くなります。

我々の様な専門の業者はこれらの剥離剤は使いません。

しかし、シアン剥離にはデメリットも御座います。

メッキを完全に剥離出来るのは良いのですが

錆びもしっかりと溶かしてしまうので

剥離終了後表面に沢山の腐食穴が

出てくる事も珍しくありません。

今回の錆の状態から言うとシアン剥離終了後

腐食穴が出てくると想定されます。

ご覧の様に表面は凹みと歪

裏面はこの錆のキツサ

この2つ状態を考えると当社のメッキランク

上メッキ加工が望ましいと言えます。

その加工方法は

まずシアンによる剥離で約7日間前後

綺麗に剥離作業が終了致しますと

軽めにバフ研磨作業を行います。

そしてベテラン職人によって細かい粒子の

アルミニウム製金属パテと樹脂パテを

混合した物を表面全てに表面補修致します。

今回数か所に凹みと傷、

歪みが有るので丁寧に肉盛りしていきます。

この作業はかなりの手間が掛ります。

そしてメッキ用サフェーサー及び

プライマー処理を行い生地を整えます。

この作業のメリットは生地の表面を

整えるだけではなく腐食しにくくなります。

見栄えのクオリティと

腐食しにくいクオリティ両方を得る事が可能です。

何回も言いますがこの上メッキ加工と言えども

歪のキツイ状態を元通りに戻す事は物理的に

不可能な場合も御座います・・・・

表面補修が終了致しますと

当社のメッキランクである中メッキ加工

(メッキが分厚い)を行い完成になります。

個人様や業者様からメッキ加工依頼して頂く部品の腐食(錆)状態

当社のお客様には自動車販売店様、

バイク販売店様、トラック販売店

下請けの車両屋さんだけでは無く

店舗の内装や外装をせれている業者様

新製品を展示される為にお問い合わせ下さる

メーカー様、様々な業者様からのメッキ加工や

再メッキ加工(リクローム)に対するご相談を頂きます。

また、個人様に於いても究極な綺麗さを追求されている

マニア様からメッキの表面が今より少し

綺麗になれば良いと言うお客様、

ここでは書けない位のジャンルの業者様や個人様それぞれの

見栄えのクオリティと錆びにくさのクオリティを当社に

お求めになるお考えのお客様、。

そこで今回のブログは各素材の腐食について

書かせて頂こうと思います。

その理由は業者様、個人様問わずその部品を今よりも

綺麗にしたいとお考えのお客様が

基本当社にお問い合わせ下さるので・・・

その素材に腐食が無ければ無い程に加工賃が

お安くなる上に納期も早くなる。

金属部品の経年劣化の場合、

よっぽど素材の生地が薄く形状が不安定で腐食による

貫通穴が大きすぎる様な事が無い限り、

当社のメッキランク上メッキ加工

(表面補修を伴うメッキ加工)で新品で尚且つ

今までよりも比べ物にならない位腐食しにくく出来ます。

しかし樹脂に於いての経年劣化はそう簡単にはいきません。

この事から考えると如何にその大切な部品が

加工不可になる前に当社の様な専門工場に

依頼できるかが大切になります。

腐食とは物を酸化したり薬品により溶けたり

錆びたり腐ったりする事ですが、

まずはスチール部品で加工不可になる前に

メッキ加工や表面補修で新品に戻る限界値を

ご説明させて頂きます。

この事は上記でご説明させて頂いた通り素材が

ボンデ板の様に薄く腐食による大きい貫通穴が

至る所にあるこの状態まで腐食が進行すると

加工不可になる確率が大変大きくなります。

アルミニウム部品の場合はスチール部品よりも

酸化による腐食が遅い為に部品表面に貫通穴が出る程

酷くなる事が少ないのでメッキ加工によって

新品に戻す事が可能です。(ただし上メッキ加工のみ)

真鍮部品は元々この素材は腐食に大変強く

まず加工が不可になる事は考えにくいです。

ステンレス部品は合金ですので316や304は

腐食に強いですがスチールを多く含んでいる430は

腐食が早いのでスチール同様に考えなくてはいけません。

腐食が進行しているならば早めにメッキ加工や

再メッキ加工(リクローム)の依頼をするべきだと思います。

(スチールとステンレス430の場合)

樹脂部品はそれぞれの素材関係なしで早ければ

早いほどメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)

依頼する事が良いと考えます。

ABS製樹脂と光沢アルマイト刻印パーツを貼り付けたハブキャップにメッキ加工

上の写真は本日のブログに貼り付けさせて頂いた

カールソン1/16RS20インチアルミホイルの

ハブキャップです。

流石、高級ホイルだけあります。

ハブキャップもABS樹脂でハブキャップの型を作り

カールソンの文字とエンブレムを高級感を出す為に

光沢アルマイトに刻印を打ちそれをABSの

ハブキャップに被せた使用になっております。

その為ホイルの中心にあるハブキャップは

綺麗にしまります。

他のアルミホイルのハブキャップはただの

プラスチックで出来ている方が多いです。

高いホイルだけあります。

しかし、更に綺麗さを求めるならば

最高級モーターショー用クロムメッキ加工を施し

バージョンアップするのも有りだと言えます。

そこでこのハブキャップを

バージョンアップする方法をご紹介させて頂きます。

このハブキャップ表面に付いている光沢アルマイトの刻印

素材は当然、アルミニウムです。

この錆とめである光沢アルマイトを剥離致します。

そしてアルミニウム表面を420番手程度バフ研磨致します。

元々アルミニウム表面にはスチールよりもピンホールが

多いので一度、銅メッキ加工を行い

銅被膜を得た段階で2回目のバフ研磨を行います。

そうする事によりバフで削れた銅の粉が

ピンホールに入り込み埋まる様になります。

金属表面が平らになり綺麗に仕上がります。

仕上がりに於いて

このひと手間が非常に大事になってきます。

そして銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工

クロムメッキ加工と進んでいくのです。

この方法は当社のメッキランク中メッキ加工

メッキが分厚いとも言いますが樹脂が少し変色致します。

しかし裏面ですので見えない為加工としては有りです。

この裏面の綺麗にしたい場合は

当社のメッキランク上メッキ加工

(最高級モーターショー用クロムメッキ加工)になります。

この方法は金属だろうが樹脂だろうが

その両方付いている部品だろうが

全て金属皮膜を覆い隠す事により

写真の様な取り付け用のピンにはメッキが

掛らない様に養生致しますが全てに

メッキを掛けてしまいます。

この方法のメリットはハブキャップ全てが

金属になりますので強度が御座います。

しかしながらデメリットは

写真で写っている大切な刻印は

全て無くなってしまいます。

カールソン文字とエンブレムが

消えてしまいますとこのハブキャップの

値打ちが下がる事になると思います。

ですので、この場合は中メッキ加工で行うのが

ベストと言う事になります。

最後にホイルに必ず付いている空気を入れる

ムシにはメッキ加工はしない方が良いです。

カールソン1/16RS20インチ最高級モーターショー用クロムメッキ加工

このホイルはカールソン1/16RS20インチ

アルミニウム製ホイルです。

お客様のお話ではベンツのマイバッハに

最高級クロムメッキ加工を施し

愛車に装着されるとの事です。

当社の自動車用ホイルにメッキ加工を

施す方法には大きく分けて2種類御座います。

1つ目の施工方法は

ホイルの表面に付いている塗料や

メッキを剥離致します。

上メッキ加工

(最高級モーターショー用クロムメッキ)の場合

軽くバフ研磨を行い表面に付いている金属の

粉とバフ粉を完全に取り除き

ホイルの表面に異物が無い状態で

アルミニウムと樹脂の混合の金属パテを使用し

ホイルを表面補修致します。

このメリットは

アルミニウム製ホイルの場合

スチールよりもピンホールが表面に沢山御座いますが

これらのピンホールを埋めて見栄えを良くする事。

二つ目は中古ホイルで表面に傷が付いている場合に

上記でご説明させて頂いた表面補修作業により

完全に新品に戻ります。

三つ目はこのアルミニウムと樹脂混合の金属パテを

使って表面補修した後に

メッキ用サフェーサー及び、プライマー処理する事により

他のメッキホイルより腐食しにくくなります。

これら3つのメリットが最高級

モーターショー用クロムメッキです。

次に当社の厚メッキ加工のご説明です。

メッキ加工したいホイルが新品未使用

(メーカーの箱から出していない状態)でしたら

メッキ加工を施しても上メッキの見栄えと

厚メッキ加工の見栄えはあまり変わらないレベルです。

但し、アルミニウムの素材が元々粗悪な場合は

見栄えが変わる事も御座いますが・・・

中古品ホイルの場合はホイル表面の傷や

劣化具合に比例致します。

次に当社の鏡面ポリッシュ加工です。

この仕上がりは当社のメッキランク

上メッキ加工、中メッキ加工の

見栄えに何ら引けを取らないレベルです。

例えて言うのであればクロムメッキが

かかっているホイルとポリッシュが掛っている

ホイルを並べても素人様には分からないと思います。

当社にポリッシュ加工をご依頼されるお客様は

金属には鏡面ポリッシュを施す事により

金属それぞれの輝きが有りクロムとはまた違った

輝きが有るとおっしゃられます。

特に展示会に出店される業者様が

よくおっしゃいます。

大きく分けてアルミニウム製ホイルを綺麗にする

施工方法はこの様な感じです。

お客様それぞれの拘りが有りますので

各オーナー様の意見を尊重させて頂いて

加工をお受けさせて頂いております。

満足して頂ける様、愛情込めて

作業を行わせて頂きます。