ブログ

自動車用ホイルをメッキ加工する場合どの様なスポークの形状は不可なのかを業者様と個人様にご説明をさせて頂きます

上の写真は当社の従業員を自動車に

装着されているホイルですが

これらを基本ベースの本日は

お話しさせて頂きたいと思います。

ご覧の様に普通のホイルです。

元々、自動車メーカーで自動車を購入した時に

装着されていた純正ホイル。

今風の外品ホイル、

外品でスポークの入り組みが多いホイル。

今回は、写真の貼り付けはしておりませんが

スポークがリムに近ずくにつれて

Rが掛っている様なホイル。

沢山の形状のホイルが御座います。

当社は、ホイルにクロムメッキ加工を

施す場合、業者様と個人様のクオリティの選択は

上メッキ加工と、中メッキ加工、

更に鏡面ポリッシュ加工の3種類を

ご用意させて頂いております。

メルセデスベンツ(マイバッハ)の

純正ホイルでスポークが16本ある様な

入り組んだホイルは別ですが、

殆どの純正ホイルのスポークの入り組みようは

単純な形状のホイルだと思います。

概ね、メーカー純正ホイルの場合、

当社のメッキランクである上メッキ加工で無くても

中メッキ加工(分厚いメッキ)でも

十分綺麗な仕上がりになります。

その理由は、スポークの入り組みようにあります。

スポーク数が12本程度で

スポークとスポークの間が狭くない限り

特殊な上メッキ加工用の道具を使用しなくとも

スポークとスポークの間にクロムメッキが

しっかりとのる事が出来ます。

しかしながらスポークが12本を超えるあたりから

中メッキ加工(分厚いメッキ)の道具では

スポークとスポークの間にメッキが

のりにくくなり見栄えが悪くなってしまいますす。

この様にスポークの総本数とそのスポークと

スポークの間の狭さにより当社のメッキランクを

変えてご依頼を受けさせて頂けなければいけません。

上メッキ加工で使用するプラチナ製治具は

タコの足の様な物で他社様で使用されている物とは違い

よりスポークとスポークの間が狭い箇所にでも

更に、ホイルの奥にでもクロムメッキがのる様に

出来ております。

どの様な入り組みがキツイホイルのでも

全てのる訳では御座いませんが・・・・

ホイルの鏡面ポリッシュ加工を施す場合は

クロムメッキがのりにくい場合に

選択される事をお勧めいたします。

当社の鏡面ポリッシュ仕上げは鏡面=クロムメッキが

のっている状態の様なです。

仕上げ終了後にその鏡面を見ると

ポリッシュ独特の曇り感が有る事が多いですが、

それが全く無く快晴的な綺麗さで仕上がります。

但し、鏡面ポリッシュ加工を施したアルミホイルは

クロムメッキ加工を施したホイルよりも常に手入れを

しなければ曇りががかってしまいますので

純度100セント石英製純度ガラスコーティング剤等で

2次加工を施し鏡面ポリッシュ面を

保護しなければいけません。

当社はホイルの上限インチ数は26インチ迄です。

バイクパーツメッキ加工で旧車のリアステーに補助部品を溶接した物に再メッキ加工

このバイクリアステーに取り付け用の

部品が写真をご覧の様に溶接されています。

今回、このバイク用リアステーに

再メッキ加工(リクローム)依頼して頂いたのは

福岡県の業者様です。

素材はスチールでクロムメッキがかかっていますが

錆などの腐食や腐食痕はあまり見られませんでした。

この業者様のご希望は溶接痕やその取り付け部品に

クロムメッキがのる様にと言うご希望です。

この様な純正クロムメッキ部品に補助などの

部品を溶接されて再メッキ加工(リクローム)を

ご希望されるお客様は御座います。

この様なお仕事の場合は難しさは無いのですが

業者様が部品を溶接される技術、

綺麗さがクロムメッキ加工完成後の

見栄えのクオリティに直結致します。

この業者様は綺麗に溶接されておりますので

ご要望通りクロムメッキ加工完成時は

大変綺麗な見栄えになります。

例えて言うのであれば純正リアステー

クロムメッキ製パーツに仕上がります。

溶接されるのが個人様の場合は

溶接個所の凸凹が出来る限り平らになる様に

するとバフ研磨作業の際にバフ面が溶接個所に

しっかりと当たりその磨きにより輝くを得た

クロムメッキ部品になります。

もう一つ大切なことが御座いますが

取り付けする部品の素材自体の肉厚には

気を付けなければいけません。

せめてアングル位の厚みが無ければ

バフで磨いた際に曲がってしまったりし

破損してしまう様な事も考えられます。

当然、バフ研磨職人もこの様な肉厚が

無い部品の場合にはあまりバフを肉厚が

薄い箇所や溶接があまい箇所には当てなかったり、

当てたとしても慎重に軽く

当てる程度の研磨作業を致しますが、

その様な作業の場合クロムメッキ完成後、

その箇所はきっちちと磨いた個所と先程の

軽く磨いた個所の見栄えが変わってくる事が

想定されるのでよっぽどの理由が無い限り

素材の肉厚はしっかりした物を溶接して下さい。

因みに、当社は部品に対しての板金加工や

部品の表面が板金加工が出来ないほどの

錆びが全体に広がっている様な場合に

表面補修と言う作業は行っていますが

部品に補助バーを溶接する事は

行っていない為にそれなりの

溶接専門業者様による加工で無ければ

クロムメッキ加工や再メッキ加工

(リクローム)をお受けさせて頂く事が

出来ない場合も御座います。

例えば旧車のバンパー裏面に有る

装着用ステーが経年劣化によって

外れていたりする場合はお客様のご依頼として

ノンクレームにて外れた装着用ステーを

当社で溶接させて頂く事は可能です。

自動車の鍵、バイクの鍵、トラックの鍵、家の鍵に再メッキ加工

今回のご依頼は鍵に再メッキ加工(リクローム)です。

このご相談は初めてです。

当社にご依頼して頂いたお客様は個人様で

オリジナルの鍵とおしゃっておられましたが

検品してみると普通の鍵にも見えます。

鍵の表面のメッキも入り組んだ箇所は

メッキが薄くなっていますが、

それ以外は綺麗にメッキが付いています。

この鍵は飾りに使用するのですか?と

お客様にお聞きしたら使用するから

強度を上げて欲しいと言うご要望です。

流石に初めてのご依頼でしたので

お受けさせて頂こうかやめようか

悩みましたがこのお客様の

この鍵に対する思いで加工を

お受けさせて頂く事になりました。

この鍵が特殊か特殊で無いかは

私たちメッキ屋では分かりませんが

この鍵の素材は私たちが持っている自動車の鍵や、

バイクの鍵、トラックの鍵、家の鍵、所謂、

昔からある鍵と一緒の素材、真鍮製です。

そこにニッケルメッキが施されている物です。

難なく町のクロムメッキ工場で仕上がる加工です。

このお客様がおっしゃられるのは

鍵一個くらいではどこのメッキ屋さんも嫌がって

受けてくれないとの事でした。

確かにメッキ工場からすると面倒だなと言うふうに

感じるかも分かりませんし、

何だったら新品を鍵屋さんに作ってもらった方が

早いよと言う様に思う。

この写真の鍵を検品させて頂くと

メッキが薄くなり素材が見えてしまう箇所は

ニッケルを分厚くメッキし強度を上げると

鍵穴に入りずらくなる(鍵を入れるのに硬くなる)

我々にすると鍵如きですがお客様にとっては

気になる事。

今鍵に付いているニッケルメッキを剥離して

少し分厚めにニッケルメッキ加工を施し、

鍵と鍵穴を馴染ませて頂く方法が良いのではと

お客様にご提案させて頂きました。

しかしながら想像するに恐らくまた時期が来たら

写真の様にニッケルが鍵穴の中で削れて地肌が

見えてしまう様に想像致します。

もしそれが嫌なら素材が削れても

ニッケル色に近い銀を使用する事が望ましいと考えます。

銀自体、高価な貴金属でしかもワンオフで

オリジナルとしてこの鍵の形状を専門業者様に

作ってもらうと結構なお値段になるとは思います。

やはり鍵でも拘ってしまうと

お値段が高くなってしまうようです。

ニッケルと言う金属は硬度が高く素材を

摩耗から守る素材です。

ニッケルの色合い自体も銀色に近いので

高級感も出ます。

しかしどれだけ硬度が有ると言っても

削れて地肌が見えてしまう。

お客様に了解を得たうえで通常の

厚みより増してメッキ加工する事を

ご提案させて頂きます。

日野自動車8トンバスの純正フロントハブキャップにメッキ加工

このパーツは日野自動車の8トン

クラスバスの純正ハブキャップです。

このクラスのバスは車両屋さんの

クロムメッキ製ハブキャップは販売されておらず

手に入れる事が出来ない為に日野自動車で

新品ハブキャップを購入されて

当社のご依頼さて頂きました。

今回のお客様は去年にも旧車トラックの

フロントグリル2400ミリと

コーナーパネル凸凹の穴あきで

錆が酷い状態のパーツを

ご依頼して頂いたリピーター様です。

このオーナー様は運送会社のオーナーさんで

全ての自社トラックにクロムメッキや

再メッキ加工(リクローム)を施し

カスタムされている方です。

お洒落は足下からです。

この事はトラックだけでは無くて当然、

自動車やバイクも一緒です。

ホイル、タイヤ、ハブキャップ、

化粧ボルト(ハブボルト)です。

多くの大型観光バスのハブキャップは

バス(トラック)メーカー様の純正ハブキャップと

クロムメッキを施しているハブキャップを

オプションとして選べる様になっています。

しかしながら、今回のバスの様に少量生産型の場合は

どうもこの様なハブキャップにクロムメッキ仕様は

無いとの事でした。

確かに、この様な場合は当社の様な小ロットで

メーカー純正以上のクオリティでクロムメッキ加工を

専門とする工場は重宝されます。

写真を見て頂きますと、

光沢がある塗装の様な色が

ハブキャップ表面に施しておりますが、

これもメッキで主に綺麗さを追求する

メッキでは無くて錆びにくさを追求する

メッキが施されております。

そのメッキの種類とはボルトやナット、

ワッシャに施しているメッキ、

所謂ユニクロメッキ加工を施しています。

このメッキは装飾を求めている

クロムメッキよりも腐食に強いメッキです。

このユニクロを完全に剥離し

スチールのキャップにしてしまいます。

そして、バフ研磨により420番手程磨き込み

表面に顔が映る様な感じまで仕上げます。

そして銅メッキ加工を施す事により

ハブキャップ表面に銅被膜が得られるようにし

もう一度、バフ研磨を擦る事により

銅が削れてスチール表面に元々ある

ピンホールに入って行くように致します。

もう一度、銅メッキ加工を施して

続いてニッケルメッキをながめにし

採集はクロムをメッキ槽に漬け込んで完成です。

仕上げはクロムメッキがかかっている表面を

丁寧に番手の高い研磨剤で磨きます。

自動車や、トラック、バイクの足回り部品に

クロムメッキ加工を施す場合はメッキの厚みが

薄ければ錆が出るのが早いので

極力分厚めのメッキが鉄則です。

車パーツメッキ加工で平成8年式トヨタクラシックの傷と凹み有り前後バンパー再メッキ加工


フロントバンパー

リアバンパー

このバンパーは平成8年式

トヨタクラシックの前後バンパーです。

トヨタクラシックの形状は独特で

1900年代初期の様な

フロントとリアの顔になっています。

フロントバンパーとリアバンパーは

トヨタが当時のハイラックスサーフの

バンパーをそのまま移植し

トヨタクラシックとして販売された様です。

フロントバンパーの長さは2000ミリ

リアバンパーの長さは910ミリです。

普通はフロントばんぱーの方が短いですが

この車種は圧倒的にフロントバンパーが

長いのが特徴の一つです。

バンパー自体の形状も全体的にRが掛っていて

そかもバンパー両サイドが取り付けボルトが

入る様に丸みを帯びています。

その受け皿は腐食しにくい様に

ステンレスになっています。

これも普通のバンパーでは無い特徴的な部分です。

埼玉県の業者様からのご依頼ですが

トヨタ自動車の販売店に在庫が有るかを

調べて頂いたのですが

既に在庫は無いとの事でご相談でした。

フロントバンパーとリアバンパー共に

板金加工が必要な状態で

フロントバンパー正面の取り付け穴の

一つの箇所に大きな凹みがあります。

リアバンパーには端に白の塗装で

隠している箇所に傷が存在致します。

両バンパー共に裏面にはさほど錆が無く

スチールの肉厚も有る事から作業は

しやすい部類になります。

因みにトヨタクラシックの排気量は

2000ccでセダンタイプ内装はレトロでは

御座いますがナビなども付いている様です。

所謂、外装と内装は完全にレトロでエンジン等は

現代のエンジンになっております。

今回の再メッキ加工は当社のメッキランクの

厚メッキ加工(中ランク)と板金加工有りと言う

業者様からのご指定ですのでバンパー表面に

付着しているクロム、ニッケル、銅を

シアンを使い完全剥離致します。

剥離に要する期間は約7日です。

剥離完了後はバフ研磨作業し

リアバンパーに白色の塗装がされている

2か所の傷がバフ研磨で消える程度かを

慎重にバフ痕が残らない様に作業を行います。

あまり傷の箇所を念入りにやり過ぎると

バフラインが出てしまって反対に

クロムメッキ完成後汚く煮えてしまいます。

バフ研磨作業で浅い傷は無くなります。

フロントバンパーの凹みは裏から

叩き出さなくてはいけません。

この作業は昔ながらの板金作業ですので

トンカチを使用し有る程度、面が出る様に致します。

そして表面の凹みがましになった部分に

真鍮を溶かして凹みに流していきます。

面を板金痕の段差が無くなる様に致します。

板金職人からもう一度バフ職人に変わり

更に表面の段差を無くすように作業致します。

これでやっとバンパーの下地が完成です。

後は何時もの様にピンホールを埋めて

分厚めの3層のメッキ加工で完成になります。

日産旧車ハコスカ ケンメリ用L型タペットカバーをメッキ加工及び鏡面ポリッシュ仕上げ

このタペットカバーは日産の旧車ハコスカ

ケンメリに使用されているL型タペットカバーです。

素材はアルミニウム製ダイカスト

所謂アンチモニと言われる物でアルミニウムを

溶かしてこの型の鋳型に流し込み出来上がっています。

今から50年ほど経っているので

写真の様に汚れと油分、更に経年劣化もあり

見栄えが大変悪くなっています。

この様な場合に旧車を扱う専門の業者様は

ご自身で赤色の塗装をしてみたり、

タペットカバーに付着している汚れを取り除き

磨きこんでポリッシュ仕上げにされたり致します。

そうするとボンネットを開けるとタペットカバーが

メインに見えますので大変綺麗に見えます。

この様な作業はレーシングでサーキットされている

個人様も好んで綺麗にされています。

新品なんかはこの年代ですから手に入る事は

不可能に近いとは言え、新品が有ったとしても

タペットカバー表面は鋳物肌な上に酸化防止の

アルマイト処理されている見栄えですから

元々の新車の時も見栄えは

そう綺麗では無かったのですが・・・

やはり誰かが一番最初に磨かれたり

クロムメッキ加工を施されたりした時に

見栄えが大変良かったので、

他の方もそれを見習って今では

このタペットカバーを綺麗にする事が

珍しく無くなったのではと思います。

この様なボンネット内部のエンジン部品関連で

タペットカバーの様な綺麗にするのが大道の部品を

綺麗にする方法をご提案させて頂きます。

ご予算が無い場合や自分で

仕上げたいと思っている方は、

紙やすりや布やすりで磨くと

気が遠くなる位の日にちが掛る為に

工具店で3万円位のグラインダーと

アルミニウム用の研磨バフを購入して下さい。

番手は240番手から順番に

最終3000番手位までは購入して下さい。

恐らくこの時点で45000円から

50000円前後掛ると思います。

磨く前には必ず汚れと油分を取り除いて下さい。

この作業を怠ると仕上がった時の

見栄えが大変に悪くなります。

折角の努力が台無しになりますが

ご自分で磨かれている方の多くが

この作業をしていません。

タペットカバー表面の汚れや油分を

取り除く事が出来ましたら

アルミニウム用240番手研磨バフで

全体を万遍なく磨いて下さい。

バフが利かなくなってきたら同じ番手の

バフに変えて作業して下さい。

次に100番手前後づつ番手を上げて行き

この作業を続けて下さい。

最後にエアーで削れたアルミニウムやバフの

カスを吹き飛ばし完成です。

ここでやりがちなのが柔らかい布で磨く

これは傷が仕上がったタペットカバー表面に

付きますのでこれもご法度になります。

この作業で今までご自分で行われた

ポリッシュ仕上げより日数も少なく指や手も

あまり傷めないで作業が出来ます。

最後にこれを言ってしまうと

がっかりされるかも分かりませんが、

当社で行う鏡面ポリッシュは

仕上げた表面が曇りが全く無く

クロムメッキがかかった状態になりますが

先程ご説明をさせて頂いた工程では細部と

クロムメッキがかかった様な仕上がりは出来ません。

なぜかと言いますと鏡面ポリッシュ用の

専用のバフと研磨剤そして専用の機械が有るからです。

当然、タペットカバーに個人さんで

クロムメッキ加工は出来ませんので

我々の様な工場に依頼しなければ出来ません。

バイクパーツメッキ加工で全体的に凸凹の腐食痕があるエキゾーストパイプに板金加工後再メッキ加工

上のエキゾーストパイプのビフォーは

約40日前のブログに

貼り付けさせて頂いた物です。

このエキゾーストパイプは3本有り

1本のエキゾーストパイプの腐食痕はマシで

残りの2本の内側がご覧の様な

凸凹の腐食痕になっていました。

当社にご依頼頂いたスチール製

エキゾーストパイプの再メッキ加工

(リクローム)の中でもこれだけの凸凹状の

腐食痕はトップレベルに酷い状態です。

この様な凸凹状の腐食痕の場合に

再メッキ加工(リクローム)を施す方法は

当社のメッキランクである上メッキ加工か

中ランクの分厚いメッキ加工に板金加工を行うかの

2種類になりますが上メッキ加工の場合、

細かな粒子のアルミニウム製金属パテと

樹脂パテの混合物を凸凹表面に肉盛りし

表面補修を施す事は出来ますが、

この場合、エキゾーストパイプ本来バイクに

装着して高温になるとこれらの表面補修が

浮いて来たり腫れが生じたりいたします。

この様なデメリットがエキゾーストパイプの様な

パーツには御座いますので、

どうしても当社の中ランクである厚メッキ加工と

板金加工で作業しなければいけません。

ですので高温の熱がかかる部品で腐食痕がある場合は

必ず厚メッキ加工と板金加工を選択しなければいけません。

今回のエキゾーストパイプは内側の腐食がパイプ内部まで

錆が貫通していなかった為に板金加工によって見栄えが

甦ったと言えると思います。

当然、シアンによる剥離作業も錆全てを溶かして

パイプが貫通しない様に注意してる事も見栄えに

影響していますし、バフ職人の技術も御座います。

後、メッキ職人による治具をどうエキゾーストパイプに

付けたら全体的に万遍なく銅メッキ、ニッケルメッキ

クロムメッキが電気の力で付き綺麗になるか。

この4工程全てがそれぞれの違うジャンルの

職人によってこの様に新品の様な

エキゾーストパイプに仕上がったと言えます。

クロムメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を

施し新品の様な仕上がりを皆さんお望みだと

思いますのでその為にもパーツに点錆びが出たら

再メッキ加工(リクローム)する位の感覚で

ご依頼して頂ければ板金加工や必要以上の

バフ研磨作業をしなくても済みますので

トータルの加工賃がお安くなる上に

納期も早くなります。

自動車やバイク、トラックの純正パーツは

メーカー在庫約10年程で無くなる事が多いようですので

パーツがそれまでに経年劣化した場合はメーカー在庫を

調べて購入。

メーカー在庫が無い場合は当社の様な再メッキ加工

(リクローム)専門業者に依頼される事がお勧めです。

バイクパーツメッキ加工でアルミニウム小物部品 個人様

上の写真は社外品のアルミニウム製品

を厚メッキ加工を施した状態です。

1か月前に厚メッキ加工を施す前の写真を

ブログに貼り付けていますので

宜しければ見て下さい。

このパーツは純正部品では無くて外品で

表面は経年劣化している様でした。

上の写真の出来上がりは3度漬けで

ニッケルが分厚くなっています。

このパーツの上部はメッキで

デラデラ感が満載になっています。

側面には少しだけピンホールが残っていますが、

これ以上厚メッキ加工で施工し直すと

アルミニウム表面が溶けて見栄えが悪くなりますので

これが限界です。これでもバッチリだと思いますが

この様な外品で経年劣化している

アルミニウム製パーツを取って付けたような

新品以上の仕上がりにするならば当社のメッキランク

上メッキ加工を選択しなければいけません。

この施工方法は経年劣化したアルミニウム製部品や

亜鉛ダイカストの腐食が酷いパーツにも対応可能です。

度々、当社のブログでご説明をさせて頂いておりますが

素材表面が板金加工などによっても物理的に綺麗にならない

様な場合、細かい粒子のアルミニウム製金属パテと

樹脂パテを混ぜた物で素材表面を覆い隠す方法により

見える表面は新品になると言う考え方の施工方法です。

この方法は画期的な方法で一流の板金職人が

綺麗に表面の生地を補修出来なくとも

新品の表面に作り替える事が可能な訳ですから・・・

但し、旧車のバンパー等の場合、

例えば事故などでスチールクロムメッキバンパーが

歪んでしまったりすると直ちにこの

表面補修を施す事が出来ず、

板金職人が歪の修正を出来る限り施した上で

上メッキ加工を施さなければいけません。

こうなると加工賃がかなりお高くなります。

一番、厄介なのが旧車のバンパーに歪みが

生じてしまった場合の再メッキ加工

(リクローム)が手間が掛ります。

今回のお客様は経年劣化している外品の

アルミニウム製パーツとは言え肉厚が

しっかりして歪みや深い傷も御座いませんので

上メッキ加工を施す事なく厚メッキ加工で

十分なクオリティが得られる事から

厚メッキ加工を選択して頂きました。

バイクパーツで言いますとステップパーツの小物や

アルミニウム製カバー類やスチール製

スポークやニップルに対しても

深い傷や歪みがパーツに無い限り

当社のメッキランクである厚メッキ加工

(中ランク)で十分なクオリティが

お客様にご提供できると考えております。

何れにしましてもクロムメッキ加工されたいパーツを

当社までご発送して頂いて丁寧に検品させて頂いた上で

当社のメッキランクの3段階どれが

お客様にとって良いかをご提案させて頂きます。

トラックパーツメッキ加工 車パーツメッキ加工 バイクパーツメッキ加工でトップレベルのカスタマイズ

上の写真は青果専門で配送されています

株式会社ヒトツヤニヤク様です。

増車される度に当社にドアメッキ加工と

サイドバンパーメッキ加工等をご依頼頂いています。

トラックをカスタムされるお客様の中で

大阪近隣エリアでは結構有名な会社です。

各、されぞれの自動車、バイク、トラックに対して

どこのパーツをクロムメッキ加工や鏡面ポリッシュ

ラメ塗装や様々で独特の拘りが皆さん御座います。

トラッカーの多くは最後のカスタムは

ドアメッキと言う様に憧れの部分です。

自動車はドアにクロムメッキ加工を施して

走行しているオーナー様は殆どいないと思います。

自動車はグリルやホイル、サイドスカートや

リップスポイラー、サイドミラー等にクロムメッキ加工を

施すのが最も多い部品です。

その上に自動車のドアをクロムメッキ加工を施した場合

鏡面率で恐らく車検に通らない事になります。

そかもさり気無くクロムメッキパーツを装着していないので

言ってみれば関東のお客様がよくおっしゃる

関西のおばちゃんが着る服の様な感じ。

まさにその通りで部品全てをクロムメッキ加工で

付加価値を付けてその部品を愛車に溶着するのは

バランスを考えなくてはいけません。

人が着る服と一緒の様に考えながら人それぞれの

オリジナリティを出して極められる事が良い様に感じます。

バイクの車検で通る鏡面率が有るのか無いのかは分かりませんが

バイクも自動車同様に乗り物としてはトラックより小さいので

全部クロムメッキ加工した場合に関西のおばちゃん的な

服の様な見栄えになるのではと思います。

トラックの車検には鏡面率が無く

トラックの外装を全てクロムメッキ加工したり

鏡面研磨ステンレスで荷物を載せる箱にしても

法律上は大丈夫なのです。

特に、大型トラックやトレーラーは長いので

カッコよく見えます。

それぞれの自動車やトラック、バイクの全体的な

バランスを考えてクロムメッキ加工を施し

愛車にその部品を装着し楽しむ。

そうすると上の写真のトラックの様な

派手そうで関西のおばちゃん的な感じでは無く

スタイリシュに見える様になると思います。

どこの部品にクロムメッキや鏡面ポリッシュを

施したらスタイリシュに決まるのかを想像しながら

少しづつ依頼しながら部品を愛車に

装着される方が失敗も少なく楽しめます。

私個人的にもクロムメッキパーツをこよなく

愛する一人として何時もそう感じております。

ファッションアドバイザーと言う職業がある様に

自動車やバイク、トラックにも

クロムメッキアドバイザーとしても当社にご相談ください。

旧車2400ミリの長さがある錆びて傷が有るスチール製グリルをメッキ加工 個人様

この写真は旧型の大型トラック用で長さが

2400ミリの経年劣化による錆と傷が

あったグリルを再メッキ加工した状態です。

自動車の中では一番大きなグリルだと思います。

グリルの端はトラックのコーナー部分で

旧車バンパーの様にコーナー部分が曲がっている

様な形状になっています。

素材はスチール製で薄く強度を高めるのに

スチールに角度を付けています。

当社のメッキランクで上メッキ加工と

中メッキ加工(メッキが分厚い)は

この2400ミリが限界値でそれ以上の長さは

下メッキ加工によるクロムメッキ加工及び

再メッキ加工(リクローム)になります。

同じクロムメッキ加工と言うジャンルですが

その加工方法はそれぞれ剥離剤やバフ研磨の仕方、

番手も違い、メッキ槽も別のメッキ槽でそれぞれ行います。

話をこのグリルに戻しまして

この様な長い物をお客様が当社などに

ご発送して頂く為には梱包をしっかりとしなければ、

先程も言いました様に素材が大変薄く

運送業者様が取り扱っている最中に

破損してしまう恐れのある物です。

この様なグリルを再メッキ加工や

クロムメッキ加工を当社にご希望される

お客様から電話でどの様に梱包したら

良いかとこの様な長い物を運んでくれる

運送業者はどこですか?と言う

ご相談が御座います。

まず梱包の仕方ですがしっかりとした箱の中に

通称プチプチと言うエアーマットでグリルを

包んで入れるそして箱の中に入れたグリルとの

隙間に新聞紙などを丸めて入れてグリルが箱の中で

動かない状態を作ります。

この方法が一番グリルの破損が

少ない様に思います。

この様な2400ミリ有るグリルを入れる箱は

普通では中々手に入りにくいので、

エアーマットのダブルと言う厚みが

有る物が売っています。

この厚みの有るエアーマットを2400ミリ有る

グリル中央部から4周程包みます。

そして両端を4周包みます。

次に巻き段ボールと言う物が市販されていますので

エアーマットの様に中央部を2周程、

両端を2周程包みしっかりとガムテープを貼ります。

更に梱包用専用ラップが有るのなら端から端へ

しっかりと巻くと強度が増しよっぽど配送業者様が

取り扱いを雑にしない限る安全に

2400ミリ有る様なグリルも到着致します。

大きな物を運んでもらえる運送業者様は

西濃運輸株式会社様、トナミ運輸株式会社様等が

御座いますが各運送会社の商品に対する輸送中の

破損等の保険が付いていない事が有る為に発送を

依頼する場合は説明をしっかりと受けなければいけません。