旧車フォルクスワーゲンバンパー再メッキ後編

先程の続きになりますが、バフ研磨(丸い布上に研磨粉を溶かして固めた)で
バンパーとバンパーガードの全体を磨きます。ここで気を付けないといけないのが
錆がキツイからと言って、荒目のバフを使ってしまうとバンパーにクロムメッキが
のった時によく見るとバフ痕がくっきりと分かってしまいます。
ですのでスチールにあまりバフ目が出ない様に気をつかいながら磨きます。
この時点でピンホールは殆ど消えます。
ピンホールよりも大きな穴(腐食痕)は残ってしまうので、楊板金か、細かい粒子の
アルミニウムの金属パテで補修をしなくてはいけません。
この補修は追加料金になりますので、お客様の判断をあおぎます。
板金が終わると板金箇所とバンパー生地の状態を一緒にする為に磨きます。
こうする事によってメッキをかけて時に板金した痕が分からなくなります。
次にやっとメッキ加工に移れます。
まず、銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキで磨いて完成です。