希少価値外車板バネクロムメッキ②

先程の続きです。ご要望で板バネのクロムメッキ加工をする事になりました。
この車のパーツが世界でも手に入らない物なので、いつも以上に慎重に作業をしました。
年式はかなり古いのですが室内保管が長いお蔭で錆びていても大分とマシなレベルで
少しは安心です。何時ものようにシアンで板バネと板バネの間までしっいかりと剥離し
板バネの上下と側面をゆっくりと丁寧に研磨しバネとバネの隙間を手磨きでおこないました。
メッキにつける前は純水で綺麗に剥離剤や錆汚れをしっかりと落とし銅メッキ加工した後
クオリティを上げる為に再度バフ研磨でピンホールに銅の粉を入れ又銅メッキをし直し
分厚く、ニッケルのメッキ槽に漬け込み分厚めに、クロムメッキ槽に長めに付け込んで
純水でメッキ液を丁寧に洗い落とします。
出来た板バネが光沢屋のホームページに写真があります。
その板バネクロムメッキは世界に一つしか無いパーツなはずですよ。
はらはらドキドキのお仕事でした。