旧車インナードアハンドル枠メッキ加工

旧車インナードアハンドル枠に再メッキした状態です。
40数年前の日産希少価値車パーツで、素材はスチール製、錆は少しあり、クロムメッキのくすみあり。
内装パーツなので外装パーツの様にキツイ錆が無いので板金する事はまずありません。
お客様よりドアを開けた時にパッとする位綺麗にしてほしいとのご要望でした。
手の平に収まるサイズですので面積は小さいです。しかしこのパーツはインナードアハンドルが
くぼんでいる所に付く為、くぼみ部分の研磨が難しいと言う感じです。
こう言う場合はバフがくぼみに入らないのでブラストと手磨きで手間をかけます。
流石に、バフ研磨の様なパワーでは無いので綺麗さの差は出てきます。
これは物理的に仕方がありません。磨きが終了すると銅メッキ加工を分厚くし、ニッケルメッキ加工で分厚く
クロムメッキ加工し純水でメッキ液を洗い流して青粉で磨きます。これで再メッキ加工は終了となります。
お客様が大変満足されていました。嬉しかったです。