イタリアアバルト旧車ハブキャップ再メッキ加工板金有り

イタリアの自動車メーカである旧車アバルトのハブキャップを再メッキ加工した物です。お客様からお預かりしたハブキャップの状態は
上メッキ加工でないと綺麗に仕上がらないレベルにある位、腐食痕と凹み、キツイ錆でした。お客様的にアバルトのロゴは残して欲しいと言うご要望の為、中メッキ加工による再メッキになりました。当然、上メッキよりもクオリティが下がるであろうと言う覚悟はお客様はされていたのですが、上メッキに近い見栄えのクオリティに大変驚いておられました。まず、錆がきつく腐食痕と凹みがあるハブキャップをシアンで数日かけて剥離し、スチールを裸にしてしまいます。この状態でやっとメッキをかけて出来上がった状態が大体わかります。やはりメッキ剥離で素材はボコボコでした。これを真鍮を用いた楊板金によって肉もりしていきます。肉もりが終了しましたらバフによって研磨致します。
(板金で肉もりした部分と元々の素材の高さを合わせます。